悲惨な状況がテレビ画面に映し出されています。川の氾濫とはいえ、人が流されている映像は多くの人が、東日本大震災の津波を思い出したと思う。今回の栃木・宮城、および東北、関東地方の大雨による被害に遭われた方の一刻も早い救出と復興を願うと同時に、救出に尽力している自衛隊に感謝したい。
国民の命の危機に陥った時に、頼りになるのは自衛隊しかない。こういう災害が起こるたびに、国民はその思いを強くする。その一方で、自衛隊は違憲だとか、自衛隊などいらないという人もいる。そういう人々は、国民の命を軽視していることに繋がる。非常事態が起きた時、国民の命を守るのは自衛隊。
激甚災害の時は、警察、消防では国民の命を救うことはできない。自衛隊に頼るしかない。激甚災害の時に備えて、日々訓練しているから、自衛隊は国民の命を守ることができるる。国家存亡の危機のために、自衛隊が準備しておくことすら、国民は反対している。それはすなわち、国民の命を軽視すること。
南海トラフ地震が発生した場合は、被災者を救助するのは、やはり、自衛隊。現在、自衛隊は、25万人程度の規模である。この人数で、果たして、南海トラフ地震の救助に足りるのだろうか。米軍に頼るのではなくて、自衛隊が主体になるべき。空母型護衛艦も、4隻程度では足りない。