第42回放送龍馬伝、『いろは丸事件』もしっかりと見ました。
亀山社中でも一隻、船を沈めて、海援隊となっても、また、船を沈めてしまいます。
たとえ、紀州藩の明光丸に非があるとしても、浪人集団の海援隊では、勝負は最初から決まっているようなものでした。
常識的にはそうでした。
そこで、龍馬は奇策を考えます。
それが、あの歌です。
歌のメロディはよさこい節になっていました。ほんとに、よさこい節で歌ったのでしょうか。
この事件は、単に、海援隊と紀州藩の対決という図式ではなくて、後藤象二郎を巻き込んで、土佐藩と紀州藩の対決、さらには、土佐藩と幕府の対決という図式になっていきました。
龍馬は、紀州藩に捕えられるか、打首になるのではないかと、思っていたという事ですから、紀州藩との対決には命をかけていたものと思われます。
実際に、紀州藩士に襲われるシーンもありました。この事は何かを暗示しているかのようにも思います。
龍馬・慎太郎の暗殺の黒幕が紀州藩だと言っているようにも思えます。
史実としては、龍馬・慎太郎の暗殺犯が紀州藩士だと思った、海援隊士・陸援隊士が紀州藩士を襲った、『天満屋事件』が起こっています。
龍馬伝は、龍馬・慎太郎暗殺に関しては、どの説を取るのでしょうか。
気になったのは、紀州藩の勘定奉行の茂田のマフラーと、後藤象二郎のジャケット。演出しすぎるような気がします。
来週の放送の、『船中八策』では中岡慎太郎が登場するようです。
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