続いて、吉良川の西の川の奥のレポートです。
長者野を紹介しましたが、長者野より国道よりに、『釣りの口』という地区があります。
吉良川大橋の西詰めの国道からだいたい、車で25分程度、川沿いに奥に走ったところにあります。
釣りの口から、長者野に至る途中に、『古矢橋』(ふるやばし)がかかっています。
この橋は、数年前に、川が増水して、流されました。
釣の口からさらに国道よりの、通称、『地獄谷』とよばれる場所の道路も川の増水のために、寸断されてしまい、釣りの口地区と、その奥の地区が孤立してしまうという状況が起こりました。
その時は、ヘリコプターで物資を輸送しました。
ヘリコプターが物資を輸送するために、離陸している様子を眼の前で見ました。
災害が起こった当時、釣の口地区に陸路で向かうには、吉良川の東の川から、林道釣りの口線を通って、ひと山越えるしかルートはありませんでした。
こういう川の奥にも人々の暮らしがあるわけです。
それで、この『古矢橋』という名称ですが、なぜこういう名称なのかは、はっきりとは分からないのですが、何か、“矢”に係わりがあるのでしょうか。
『長者野』という地名も何か、由来がありそうです。このあたりの家の蔵からは、日本刀が出てくるということを聞いたこともあります。
勝手に想像すると、このあたりには、源平合で戦敗れて、四国山脈を越えて逃れてきた、平家の落ち武者の子孫がいるのではないかと思います。
果たして、真実はどうなのでしょうか。
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