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NY円、続落 1ドル=83円65~75銭で終了 一時11カ月ぶり安値

2012年03月15日 07時40分04秒 | FX
14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比75銭円安・ドル高の1ドル=83円65~75銭で取引を終えた。日米の金利差が拡大するとの見方を背景に円売り・ドル買いが優勢だった。円は一時83円83銭まで下落し、2011年4月14日以来、11カ月ぶりの安値を付けた。

 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、米連邦準備理事会(FRB)が景気認識を上方修正した。追加的な米金融緩和観測が後退し、債券市場では米長短期国債の利回りが大幅に上昇(価格は下落)。米10年債利回りは一時2.28%と、11年10月以来の高水準を付けた。

 一方、日銀は追加金融緩和になお前向きとの見方が多い。日銀とFRBの金融緩和を巡る姿勢の違いが意識されていることも、円売り・ドル買いを促した。

 円の高値は83円54銭だった。

 円は対ユーロで続落し、前日比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=109円05~15銭で取引を終えた。日銀による追加の金融緩和観測などから円売りが優勢だった。

 円は欧州市場で一時109円37銭まで下落し、2月27日以来の安値を付けた。

 欧州連合(EU)のユーロ圏17カ国は14日、ギリシャ向け第2次金融支援を正式に承認したが、新味に乏しい材料として相場の反応は限られた。

 ユーロはドルに対して続落し、前日終値の1ユーロ=1.30ドル台後半から1.30ドル台前半に水準を切り下げた。米金融緩和観測の後退を背景としたユーロ売り・ドル買いが続いた。ユーロは一時1.3011ドルと2月16日以来の安値を付けた。ユーロの高値は1.3070ドルだった。

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