中小企業の為の人を育てる行動評価制度

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公明正大に利益を追求する。

2012年02月20日 05時54分06秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。

今日は「公明正大に利益を追求する」からです。
では早速ご紹介していきましょう。

「経営者は、自分の企業、集団のために、利益を追求しなければなりません。これは決して恥ずべきことではありません。自由競争の原理が働いている自由市場において、堂々と商いをし、得た利益は正当なものです。厳しい価格競争の中で、合理化をし、付加価値を高める努力を払い、経営者とその集団が額に汗してかち取った利益ですから、堂々と得られてしかるべきです。」


企業はボランティア集団ではありませんので、正当な経済活動をして得た利益は堂々と次の投資に充てればいいのです。現実には中小企業では利益を追求したくてもできない、という現実はありますね。

では続きを紹介しましょう。

「しかし、利益を追求するあまり、人の道として恥ずべき手段をもって経営を行ってはなりません。公明正大に、仕事を通じて、製品を通じて自分たちの努力の成果として、高い利益を得るという、正道を歩むべきです。」


間違った方法で利益を追求するばかりに、後に新聞紙上を賑わせる企業も実際にはあるのも現実ですね。

最期は次の文章で締めくくられています。

「人々の利益に反するような、卑劣な手段をもって、一攫千金を夢見るようなことがあってはなりません。石油ショックのころ、千載一遇とばかり、物を売り惜しみ、値をつり上げた企業がありました。しかし、今も成長発展を続ける企業の経営者に、あのとき我を忘れて、暴利をむさぼった者はいないはずです。もし、あったとすれば、その企業の余命はいくばくもないとわたしは思います。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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