中小企業の為の人を育てる行動評価制度

行動評価制度の導入により、社員のやる気を出させ、能力を向上させ、そして成果が上がる仕組みづくりにお手伝いいたします。

お客様に喜んでいただく。

2012年02月22日 05時55分00秒 | ビジネス
中小企業の事業主のみなさん、時々京セラの稲盛さんが書かれましたPHP出版の『心を高める、経営を伸ばす』の中の一節をご紹介していきます。
この本は難しい理論の屈指するのではなく、経営者として、また、リーダーとしてあるべき姿が書かれています。しかも一つの項が見開きページで完結していますので非常に読みやすい内容となっています。皆さんの手元に置かれてはいかがでしょうか。


井上光労務サポートオフィスの井上 光(イノウエ ヒカル)と申します。


今日は「お客様に喜んでいただく」からです。

では早速ご紹介していきましょう。

「企業が利益を追求する集団であることをはき違え、自分たちだけが儲けんがため、という仕事の進め方をしているケースがあります。これは絶対にあってはならないことです。社外の客先は当然ながら、社内の部門間であっても、相手に喜んでいただくということが商いの基本です。」

結構忘れがちなのは、社内間であっても相手に喜んでいただく、ということですね。社内だからいいだろう、という考えですと、ついついお客様に対しても態度ででてしまいます。怖いことですね。特に納期が切羽詰まっているような場合であっても、社内間でも相手に喜んでいただく、という考えは持ちたいものです。

ではつづきをご紹介していきましょう。

「私たちが納期に追われて、一生懸命に働くのも、お客様が必要とされるときに品物を届けたいと思うからです。また”手の切れるような品物”をつくらなければならないのも、お客様の要望に応えたいと思うからです。そして、お客様がさらに高い利益を上げられるように、新製品の開発を行わなければならないのです。」


『お客様がさらに高い利益を上げられるように、新製品の開発を行わなければならないのです』そこまで考えている企業がどのくらいあるのでしょうか。この考えには正直驚きました。
新製品の開発をおこなっているのはどの企業でも当然なのですが、それは自社の売り上げを上げるため、またはライバル会社との競争に打ち勝つためではないでしょうか。ここまで考えている企業は必ず伸びていきますよね。


そして最後は次の文章で締めくくられています。

「自分たちの利益のみを考えるケースが非常に多いようですが、そのように自己中心的にものごとを考えている人には、ビジネスチャンスは訪れにくいものです。素晴らしいビジネスができる人とは、相手が儲かるようにしてあげる人です。これがビジネスチャンスをもたらし、ひいては自分の利益を生むのです。」



稲盛和夫 『心を高める、経営を伸ばす』PHP研究所より抜粋。
アマゾンで販売していますので、みなさんのそばに置いてみてはいかがでしょうか。
素晴らしい本は何回でも読んで、それを周囲の人たちに伝えていきたいものです。

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新大阪の社会保険労務士 井上光労務サポートオフィスでした。


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