さいきんの流星光
元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の日常雑記ブログ
 



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コミティアという名前の同人誌即売会に行ってきた。

コミケと同じく東京ビッグサイトで開催されるというので、
東京住みの利点を生かしてサクッと行くことにした。
ちょうど今日まで仕事も連休だったので、これは行くしかないと思ったのだ。

僕が今年かかげた目標として、副業をつくるというのがあった。
ぜんぜん実現にむけて動いていないんだけれども、いちおうそちらの方を向いてはいる、というポーズくらいは取っておこうかなと毎日思っていたワケで。
そこへ「コミティア2月17日(日)開催!」という知らせがどこかから飛び込んできた。スケジュール帳をチェックしたら、仕事も休み。
これは行くしかない。
天気予報によると、どうやら今日から季節は春へと突入するらしかった。
いろんな事情が後押ししてくれているような気がして僕は国際展示場駅へと向かったのであった。

ビックサイトの最寄の駅は、国際展示場駅か国際展示場正門駅である。

なんだか同じような駅名でややこしいが、そんなに遠くない距離にあるので僕の中ではテキトーでいいという事になっている。
そして、どちらの駅からも、駅を出たとたんにビッグサイトの、あの、ピラミッドを四つくっつけて逆さまにしたような建物が目に飛び込んでくるのだ。


まさに「行けばわかる」である。

内部ではコミティアが開催されていて、
思ったよりも大きなスペースをさいて「出張編集部」というものが行われていた。
いろいろな漫画雑誌の編集部が出張ブースを設けていると思っていただくとわかりやすいだろうか。
漫画家を目指す若者たちは、ここに来れば、いろんな雑誌社に持ち込みをしたのと同じことになるわけだ。なんとありがたい。

しかし出張編集部は僕には無関係なので、いよいよ同人誌を売っている人の海に飛び込むことにした。

物を売っている人たちなはずだが、
「いらっしゃいませ!」とか「さあ、どうぞどうぞ!いかがですか?」とか、食いつかれるんじゃないかと思うくらいがっついてくる販売員はおらず、パイプイスに座って液晶タブレットに絵を描いている人とか、ぼーっとしてる人とか、とにかく、売っている態度には見えない人が半分以上いたかな。

まあそれが、高校の漫画研究部が、どちゃっと集まった感じで、
ちょっと懐かしくて安心できる空間だなと感じた。



それにしても数が多すぎる!

ただぶらぶら歩いているだけなのに膝が痛くなってきた。
スマホを取り出してみると1時間半ほど歩き回っているではないか。

「わはは!見ろ!脚が棒のようだ!」

という訳で全体の2/3をざっと見て回ったあたりで僕はもう諦めた。
猛スピードで残りをざあっと見て、ビッグサイトを出た。

手元には、ざっと見た中でちょっと気になった同人誌が7冊。
入場券代わりの分厚いカタログと合わせると結構かさばる感じになっていた。
風呂敷を持って行っていてよかった。

そもそも、これだけたくさんの漫画同人誌の中から購入するものを選ぶというのは難しい。

最近の人は、みんな絵が上手いし、それなりに漫画になっている。
要するに、失礼だけど、どれも同じに見えるというか…。
正直、困ったですよ。

結果、上手い絵、上手い漫画というより
下手でもいいから変わったヤツ、特徴のあるヤツを選ぶ傾向があったな僕は。

無意識に、自分がこれから描くべき漫画の参考にならないかと探していたからかも知れない。

いや~、正直…
中途半端に上手い漫画は目に止まらなくなってたりして、申し訳ない。

うん、全部同じに見えてしまって困ったな。


昼食は、モスバーガーを食って帰ってきました。

電車乗る前に地元の本屋さんで、森 絵都さんの小説買っていたので、ずっと読みながら行きました。
小説読んでると時間がたつのが早いです。
うん、本当は図書館から借りてる本を持って電車乗りたかったんだけど、単行本ですからね、かさばるし、やめました。












長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました!

流星光ツィッター

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