ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

国民健康保険運営協議会

2009年02月26日 | 鳥栖三養基薬剤師会での出来事

0902_002 今日は、昼休みに鳥栖市役所で開催された、『国民健康保険運営協議会』に薬剤師会からの代表として参加してきました。過去を振り返ると、平成17年に累積赤字が膨らんで、保険料率アップを決めた時はすごく、会議が長引いた記憶がありました。「今回はどうかな~~?」とオソルオソル参加したのですが、後期高齢者の保険が県に移行した平成20年度分からは赤字解消のメドがたったようで、スンナリ終わりました。ちなみに、国保の調定額(支払う保険料の金額)は一人当たりでも一世帯当たりでも、鳥栖市は、佐賀県の市町村の中では一番高く、それは福岡市・筑紫野市・久留米市・太宰府市・小郡市まで入れて比較しても、やっぱり一番高額です。「ひとつには、佐賀県の中では鳥栖市民の所得が高いせでもあります。」しかし、他に原因を求めると、老人医療費が佐賀県の平均の120~125%くらいと高いせいでもあるそうです。「なぜ高いのですか?」国保連合会が高額の理由を調べた結果わかったことは、療養型病床に入院している高齢者が多く、(病床数が多い)それが医療費を引き上げていることがわかったそうです。一見、マイナスに感じることですが、裏を返せば、それだけ必要な時に高齢者は入院しやすい医療環境が整っているということで「鳥栖市の住みやすさが、全国第四位の要因にもなっているんです。」とのこと。良いことのようです。全国で医師不足と言われても、鳥栖は15分で行ける久留米には大学病院、聖マリア等々の病院がそろい、市内は開業医もたくさん。恵まれていると思いました。平成20年度からは赤字も解消するなら、本当に良かった!いつになく明るい笑顔で会議が終わりました。


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