ひかり薬局ブログ 『a・honto!?』

ひかり薬局で起きるいろんな出来事と 管理薬剤師 光田の日々の思い♪

調剤過誤防止のために

2007年11月13日 | 光田の個人的な日常

Ptrv_012 きょうは、夜閉店後、薬剤師会の『調剤過誤防止講習会』に行ってきました。これは調剤ミスを無くすための勉強会。薬局の薬剤師だけではなく病院勤務の薬剤師も一緒にワークショップでその予防策を話し合います。これは昨年も開催されて二回目です。今まで収集された調剤過誤の実例を基に勉強するのでとても参考になります。特に今回は東佐賀病院の調剤過誤対策には感動しました。指差し呼称(指でひとつひとつ指し示し、口に出して読み上げること)が一番間違いを減らすには効果的とのこと。実は、私もよくやっています。処方せんの内容と、揃えた薬の内容をです。こんな風に書くと、そんなに調剤過誤って起きるの?と不安になる方もおられるかもしれませんが、起こってはならないことだから、するのです。そして薬剤師も人間なので、ミスがゼロということはないのです。今回の話で印象的だったのは、「せかす視線は過誤の原因になる」ということ。患者さんが急いでいると、間違いが起きやすいのは事実で、そういう時は視線を遮るしかないとのこと。皆さまも、急いでいても、調剤中の薬剤師をせかす視線で見つめるのだけは、何卒、勘弁してやって下さい。(^^;)調剤中の薬剤師はとても集中力が要求されます。どうか、私がコワイ顔をして調剤室の中に居たら、キチンとご挨拶できなくても、お許し下さいませ。ついでにひとりで指差し呼称をしていても心配しないで下さいね。コワレテしまったわけではありません。(笑)糖尿病薬などの、患者さんの命を預かる調剤中なだけなのです。


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