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【底流】“禁断”の無料通話ソフト スマホ出遅れKDDIの賭け (くらっと来たね~)

2010年10月31日 21時19分36秒 | ニュースの感想
内容によっては長年のドコモとおさらばかな・・・・・無料には弱い今の私!!

【底流】“禁断”の無料通話ソフト スマホ出遅れKDDIの賭け
2010.10.31 12:00
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101031/bsj1010311200002-n1.htm
スマートフォン(高機能携帯電話)で出遅れたKDDI(au)が、“禁断の果実”を口にした。無料通話を可能にするソフト「スカイプ」を11月下旬以降に発売する新モデルなど2機種から順次搭載していく。急増するスカイプ利用者を取り込むのが狙いだが、通話料の減少は避けられない。スカイプの普及は、通信会社のビジネスモデルを根底からひっくり返す可能性をはらんでいる。

「革命を起こす」

 「実はきょう言おうか、言うまいか悩んだが、(10月)18日に『禁断のアプリ』を発表する」

 同4日に開いた新モデル発表会。12月に社長就任が内定している田中孝司専務は、思わせぶりに語った。

 直後からネット上では話題騒然となったが、業界関係者の多くが予想した通り、18日に発表されたのは、ルクセンブルクに拠点を置くスカイプ・テクノロジーズとの提携だった。

 同社のエイドリアン・ディロンCEO(最高経営責任者)も出席した発表会見で、KDDIの増田和彦サービス・プロダクト企画本部長は、「携帯電話の革命を起こしたい、そういう気持ちだ」と、意気込んだ。

 両社は共同で専用ソフト「スカイプau」を開発。新発売のスマートフォン以外にも、来年からは通常の携帯電話にも搭載していく計画。ソフトを搭載したau端末同士なら、無料で通話ができるようになる見通しだ。

利用者5億人超

 「中国の仕事先との連絡などに使っているが、とにかく安上がり。携帯でも使えるようになれば、パソコンを持ち歩かなくて済むので助かる」

 産業機械メーカーに勤める北海道在住の40代の男性は、KDDIの決断を大歓迎する。

スカイプは、パソコンやスマートフォンに無料でダウンロードし、利用者同士がネット回線を通じて無料で音声通話やテレビ電話がかけられるソフト。加入者数は全世界で5億2千万人を超え、国内で過去1年に利用した人は1900万人に上る。

 米調査会社テレジオグラフィーによると、昨年の全世界の国際電話通話時間は4060億分で、うちスカイプが540億分と13%を占めるなど、急速に普及している。

 電話回線や携帯基地局を整備し、通信料収入を生業とする通信会社にとっては、まさに天敵だ。実際、KDDIの国際電話事業は、スカイプ普及と反比例するように下降線をたどり、今年3月期の売上高は前期比12%減の589億円に落ち込んだ。

 それでもあえてスカイプと手を組んだのは、通話料の減収とメリットをてんびんにかけ、「かなりの割合でチャンスが増え、収益に貢献する」(田中専務)と、判断したためだ。

ソフトバンクに打撃?

 まず減収対策では、「無料というコンセプトは守った上で、新しい料金体系を11月中につくる」(田中専務)という。

 海外の事例では、「スカイプ利用者は、通話もデータ通信も頻繁に使うヘビーユーザーが多い」(業界関係者)という。日本で先陣を切れば、優良顧客を取り込むことができる。

 新料金ではデータ通信料や通話料金を少し高めに設定する可能性があり、それで減収は十分にカバーできるとみているようだ。

 実際、JPモルガン証券の佐分博信シニアアナリストは「音声通話にはすでにさまざまな割引があり、減収インパクトは限定的」と指摘する。

さらに米アップルの「iPhone(アイフォーン)」で独走するソフトバンクに大きな打撃を与えるとの見方もある。

 「アイフォーンもスカイプが利用でき、auとアイフォーン間の通話が無料になる。その結果、KDDIは、ソフトバンクの大きな収入源である接続料を払わなくて済むようになる可能性がある」。業界関係者はこう解説する。

 もっとも、スカイプとの提携は、「スマートフォンで出遅れたKDDIだからできた捨て身の賭け」ともいえる。

 NTTドコモとソフトバンクは今のところは静観の構えで、スカイプの全面展開から距離を置く。ただ、米国ではAT&Tやベライゾン・ワイヤレスが相次いで解禁に踏み切っている。禁断の果実を口にしたKDDIが引き金となり、採用の動きが広がれば、「通話はタダ」が当たり前の時代がくるかもしれない。(森田晶宏)



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