タニタにお家騒動 女優と不倫で会長が社長に追放されていた
2012.10.23
社員食堂のレシピを紹介した『体脂肪計タニタの社員食堂』(大和書房)が、
シリーズ累計485万部の大ベストセラーとなり、優香(32才)主演で来年の映画化まで決まるなど、
飛ぶ鳥を落とす勢いのタニタに泥沼のお家騒動が起こっていた。
タニタは1923年に前身の「谷田賀良倶商店」が創業されて以来、創業一族である“谷田家”が経営している。
当初は、シガレットケースや日本初のオーブントースターなどを手がけていたが、赤字経営の苦しい時代が続いた。
しかし、1987年に社長に就任した谷田大輔氏(70才)が事業を体重計一本に絞り、業績が回復。
1994年には、乗るだけで体脂肪が測れる家庭用の「体脂肪計付きヘルスメーター」が爆発的ヒットを記録して、
ヘルスメーター市場で世界No.1にまでのぼりつめた。
一代で会社を世界の業界トップ企業に成長させた大輔氏だが、2008年に社長の椅子を次男・千里氏(40才)に譲り、
自身は会長に。一見すると、世代交代を見据えた禅譲劇のようだが、なぜかその2年後、大輔氏が会長職を退き、
以降は会長不在が続いている。そこには奥深い内部事情があったと、タニタ関係者が息を潜める。
「実は大輔さんは、“女性トラブル”がきっかけで現社長の千里さんに会社を追放されたんです」
話は6年前にさかのぼる。2007年5月、女優・高橋光代(69才)とある会社社長の不倫が発覚し世間を賑わせた。
当時は“世界的な有名企業のオーナー社長”として匿名で報じられたその不倫相手が、実は大輔氏だったのだ。
高橋は俳優・高橋悦史さん(享年60)の未亡人で、1996年に悦史さんが膵臓がんで死去した後、
休業していた芸能界に復帰。NHKの連続テレビ小説などで活躍した。
大輔氏との出会いは、1999年のあるパーティーだった。
その後、ふたりは食事やカラオケを共にするうちに惹かれていき、自然と恋愛関係に。
大輔氏は2001年、妻と暮らす自宅を出て、都内の高級マンションで高橋と同棲を始めた。
「これがきっかけで、大輔さんと家族は関係が悪化しました。
千里さんは“外部に漏れなければいいが…”と会社への影響を心配していました」(谷田家の知人)
しかし、2007年に交際が発覚すると、高橋は悪びれず雑誌やワイドショーで、「もう5~6年一緒にいるので妻と同じです。
社員のかたも知ってますし、まったく隠してません」と発言。
大輔氏は当時、騒動にコメントすることはなかったが、その後不倫の代償を払わされることになった。
「非上場企業とはいえ、世界的なメーカーにとって、社長が不倫しているのは対外的に大きな問題となりました。
そこで翌年の2008年5月、取締役会の決議で本人同意のもと、大輔さんは社長の座を退いたんです」
(前出・タニタ関係者)
そのわずか2年後の2010年5月、前述のように、大輔氏は突如会長職も退任する。
千里氏は当時、ある雑誌に<今まで父に甘えながら仕事をしていたので、退路を断つため、
私から父にお願いして全部降りてもらった>と語っていたが、本当の理由は別にあったという。
「千里さんは父親に捨てられた不憫な母親の姿をずっと見てきた。
家族をも捨て、家を出た父親が表立って“タニタ”の名前を背負っていることが許せず、
社長就任と同時に“タニタ本体から父は去るべきだ”と父の会長退任を計画していたようです。
ですから表向きは“退任”ですが、実質的なタニタからの“追放”だったんです」
(前出・タニタ関係者)
※女性セブン2012年11月1日号
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