ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

名月

2008年09月16日 | ぼやき

昨日は雲がかかって月の写真は撮り損ねた。
今日もまたうす雲がかかっていまひとつ。

それにしても月の写真は難しい。手持ちだからあたりまえか。
いつもぼやけたものばかりだ。誰か写し方をおせーて。

夕日は簡単なんだけど。
ちょっとアンダーにしただけでドラマチックになる。
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つるにんじん

2008年09月15日 | 家族
また初めて見る花を発見。
しかも毎日通る道の脇で。

「蔓人参」 根が朝鮮人参に似ているそうな。
しかも滋養強壮剤になるとか。
でも、珍しいので根絶やしにしないようにと書いてあった。

今日はほんとの十五夜。満月。
残念ながら雲の中だ。
昔は今日がお祭りなのだが今は金、土、日で行う。

さすがに3日間の祭り疲れでヒカラビ君は一日家にいてぐったりしていた。
今の日程のほうが人間には無理がないようだね。
小学生には滋養強壮など必要ないように思うが。
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リピーター

2008年09月13日 | 発信
会議とプロモートで東京の市場に出張してました。

今年の厳しい販売状況の中、何とか新潟産のユリをアピールしなくてはなりません。

ユリは一年中、どこかの産地からほぼ満足のいく出荷量のある花です。
つまり花屋さんから見ると「あてにできる商材」なのです。

ところが、今年冬からの燃油高で、暖房を制限した産地の花は、冬に出るはずのものが春に、春に出るはずのものが初夏に出荷され、出荷量のバランスが崩れ、安値を招いているのです。

もっと深刻なのは、冬のものが前倒しで出荷される予想になっていることです。
真冬には花がなくなるのか?春彼岸はどうなるのか?
生育温度の低いストックの種がやたら売れているそうだが、種苗費の比較的安い「種」から作る花は、ちょっとだぶつくだけでまったく単価が出ないのだ。

なかなか暗い話ばかりで、会議も暗くなってしまうのです。

忘れてもらっては困るのです。あなたの出荷時期にあなたの花を買い続けてくれた「リピーター」がいることを。
出荷時期を変えることはリピーターを裏切ることです。
新規参入してもそこには他の産地のリピーターがいるだけなのです。

でも、「花」そのもののリピーターを逃がさないためにひたすら「新潟のユリ」のアピールに勤めてきました。

帰ってくるとその足で「十五夜祭りカラオケ大会」の審査員です。

今年で3年目の審査員ですが、こちらも出場者、観客ともにベテランのリピーターが多くて、いつもの顔ぶれと和気あいあい、楽しめました。


ヒカラビ君は、朝はブラスバンドの演奏、昼は子供みこし、夜は屋台囃子のおてつだいと、どっぷり一日中祭りに浸かっています。


屋台の世話人をしている親父に話を伺いましたが、「昔は農家の長男だけしか屋台には触れなかった」そうです。
しかもシャギリは27歳まで、引手は35歳で定年だったそうです。
「勤め人(サラリーマン)」はおよびでなかったそうですが、だんだん農家が減り、若者が減り、運営が苦しくなり、職業制限、年齢制限がなくなり、今では友達みんなに声をかけて何とか屋台が出せるのだそうです。

でも、こうして子供の頃手伝ってくれた子は若者になるとまたみこしを担いでくれて「祭りのリピーター」となってくれるのです。
「同じあほなら踊りゃなそんそん」 声を出し、汗をかき、興奮の時間をすごす。
最も人間らしい人間が育つのだと語ってくれました。

昔宿場町だった「堀之内」は京都の祇園祭の流れを汲んでいます。

選ばれた娘さんが屋台で踊ります。
一度屋台で踊った娘さんはリピーターとなってわが娘をまた屋台に上げたいと思い育てます(たぶん)。

2つの屋台がありますがどちらも上品できれいな娘さんでした。

十五夜の花火はまさに参加する花火です。
打ち上げ場所が昔より遠くてちょっと残念ですが、「誕生おめでとう」「結婚おめでとう」「同級会」「還暦」「爺婆奉納」などなど。

なんとうちの従業員たちも3x7で参加してました。ありがとう。
みんなリピーターたちです。

煙が動かなくて水墨画みたいな写真しか撮れなかった。
煙もリピーターかね?
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つりふねそう

2008年09月10日 | 観察
9月になったら斜面や道路わきの日の当たらない側にいっせいに「釣船草」が咲き出した。

帆掛け舟の形に似ていることから付けられた名前だそうだが、いかにも珍妙な形の花だ。
花色は光沢の有るきれいな赤紫。

このカーリーテイルはなんだろうね?

今朝の気温は14度。
山の上の村は濃い霧の朝を迎えている。
花を切る手がちべたい。

花はブレーキがかかったように進まなくなったが、おかげで他の仕事は進むのです。
まずは草畑をチョッパーで刻むのだ。

そして来年のために土壌消毒。

今年初の芍薬も掘ってみた。
株の大きさの割には良い芽になっていた。夜温が低いために充実は早いようだ。

申し合わせたように稲刈りも一斉にスタートした。
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げんのしょうこ

2008年09月08日 | 発信
「現の証拠」 が語源らしい。
昔からある下痢止めの漢方薬の材料だ。

中学生の頃、夏休みの課題に 「薬草取り」があった。
学校の用具の予算集めのために生徒が夏休みに、「どくだみ」「ヨモギ」「ゲンノショウコ」などを採取して乾燥させて集めたものだった。
乾物重で3キロくらいだっただろうか。
結構たくさん取らなくてはならなかった記憶がある。

山菜でもないので、今は誰も取らなくなって薮際で花盛りだ。

今日は雨上がりの秋空。すっきりしている。
気温も低く、まさに「消毒日和」。
一日中消毒。すべてのゆり畑が消毒できた。

相撲協会も「現の証拠」を突きつけられて、きれいに消毒できただろうか?

今は、「相撲道」ではなくて 「国際的スポーツ」なのだ。
すっきりしないとね。
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カサブランカED

2008年09月07日 | 観察

昨日も今日も一時的だけど激しい雷雨。

今日の雨は特にすごくて、ちょっとした「打たせ湯」のようだった。
トラクターで帰る途中、打たせ湯に打たれながら「携帯は大丈夫だろうか?」ばかり気になった。
おかげですっかり冷えました。

おとといから携帯が変わった。
会社を変えたので今度は家中「バリ3」です。

今日の雨でかなりの稲が倒れた模様。
カサブランカも軟弱気味。
ヴァイラスっぽいものは再起不能だ。
我が家の女たちは「カサブランカED」と呼んで冷やかす。

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運動会

2008年09月06日 | 家族
中学校では体育祭というそうな。

出荷の合間に抜け出してお姉ちゃんの応援に行ったのですが、中学生になると「テレ」があるのやら応援合戦などは何かよそよそしかったね。
応援席も、小学校の「ビール片手にわいわい」という雰囲気ではなくて、何か緊張してました。

女子の「棒取」や男子の「騎馬戦」など、ケガが無いように先生も保護者もハラハラでした。

それにしてもわが娘。
鈍足の父の子なので仕方ないが、見事な走りっぷりでした。
フォームは良かったよ。
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あかばな

2008年09月04日 | 観察
彩花の終わった畑にはいろいろな雑草が花を咲かせる。

耕起前にかわいい花なので撮影した。
写してから名前を調べるのだが、、、
「あかばな」 他に「しろばな」もあるそうだ。
どうしてこんな簡単な名前をつけるのかね?

一昨日は強烈な暑さ、一転して昨日と今日は涼しい。
花は午前中で出荷し終えた。

我が家の作業場は「女たちの仕事場」だ。
時代劇通の女たちは勝手にいろいろな名前をつけて呼んでいる。

花の多いときにだけスイッチを入れるこの仮設の冷蔵庫は 「大奥」 と呼ばれている。
箱はオークションで4万円で手に入れたものだ。
よく見るとコンビニの名前が読み取れる。
運賃と冷凍機で結構かかったが、2.5坪でこの値段なら安い買い物だったと思う。

前に、「御局様狂い咲き事件」があった。
花の少ないときは使っていない、ある日開けてみたらコモ包みのカサブランカが満開に狂い咲きしていた。
「誰だ忘れたのは?」と、怒ったら 「殿の通いが足らぬから」と、父のせいにされた。

ちなみの常設の冷蔵庫は 「本丸」と呼ばれる。

木の衝立で仕切られた水揚げ用のプラ舟は 「同伴喫茶」と呼ばれている。
ネーミングが古いね。

箱詰め時に必要な、ラベル、クラフトテープ、オートテーパー、伝票、ハンコ、マジックなどが入っているこの箱は、いつも父の脇にあるので、「そばめ」もしくは「振り向くそば女キャスター付」と呼ばれている。

意味はあまりない。
あまされているだけ。
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ねじばな

2008年09月02日 | 家族
「飲んでたら 総理大臣 代わってた」
前に、こんな川柳が新聞に載っていた。

ゆうべ、ブログを更新して枕元のTVをつけたら総理の辞任。
これほど国のトップがコロコロ変わる国もないよねぇ。

アメリカの大統領選を見ると解るが、「戦い抜いて勝った者が国のトップになる」
勝者は簡単には引っ込まないものだ。
日本の総理は談合で決められるのだからいくらでも代わりがいるというものだろうか?

福田さんは二代目だ。
二代目の気持ちはわからないでもない、、、
子供の頃から親の活躍を見て育ち、人からは親と比べられ、良くも悪くも親を意識して育ってきただろう。
親と同じことが出来て当たり前の中から自分の目標を設定してきたのだろうから、理解は出来るのだが、、、、
ただ、総理になることを目標にされては国民は困るのだ。
総理の職を勤めるあげることを目標にしてもらわなくては無責任というものだろう。

今の国会は政治家に政治をやらせてくれない(野党も与党も)
選んだ国民に一番の責任があるのだが。

ねじれているのは国会だけでなく、今の日本の経済もねじれまくっている。
農業、漁業、製造業。
何とか政治家が足元に気を配るには、総選挙が必要なんだろうな、

と、晩酌を飲みすぎてぶつぶつ思うのでした。

今日の魚沼は34度。
熱風が吹いて真夏に逆戻り。
どっちらけの国会とは逆でした。
暑すぎて稲も転び始めたぞ。
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ぼたんづる

2008年09月01日 | ぼやき
土手の中腹などに群れて咲いているのは「牡丹蔓」

最近根性が続かなくて、ブログネタが一日遅れです。
昨日は蒸し暑い中、田河入り最古のゴルフコンペ 「第20回、田河入りカップ」に参加した。
たいした人口もないのに田河入りのゴルフ人口はとても多い。
いまどき7組の参加があった。

このほかにも「日影カップ」、大工さん主催の「○谷杯」、市議会議員さんのコンペ、と4つのゴルフコンペがある。
この4つをすべて優勝すると「田河入りグランドスラム」となる。
この「田河入りカップ」はハンデ戦だ。
父は2つのコンペは優勝経験があるものの、すでに強烈なハンデをいただいているため優勝するにはかなりの 「他力本願」が必要だ。

風邪は峠を越えたものの、鼻水がすごくて、構えたパターの上に「ボタンボタン」と垂れるありさまで、「ヅルヅル」「ボタンボタン」

春のコンペ以来まったくクラブにすら触っていなかった割にはニアピンを2つゲット。
特に17番はべたピンでバーディーだった。
優勝には届かなかったがまたハンデを縮められてしまった。

今日から9月。 秋の空だ。
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