ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

オランダに来ています 1

2012年05月23日 | 旅行記

オランダに来ています。夜中に目が覚めてしまうのでオランダから更新です。

飛行機はこんなに揺れなくていいのかってほど揺れなかった。見た映画は3本。HACHI を見てぼろぼろ泣いてしまってスッチーに笑われた。

いきなりブレッタ&デハーン社。迎えてくれたのは堀之内で研修経験のあるリアンブレッタさん。

左側3列がOT.OTT.OOT.OTTOなどOT系。リアンの手のところの半列だけが純粋なオリエンタルだ!!! 

 

つまり育種はもうオリエンタル純粋にはこだわっていない。不燃性の品種からでも育種はできるし、OTが花持ち悪いって思ってるのはドイツだ!とオランダ人は怒っている。

現に欠点を克服した品種はたくさんあるそうだ。

しかしながら育種の最終目標はやはりオリエンタルの花特性を尊重しているし、OTの生育特性を合わせた強い品種が出てくることが望ましい。

 

もう一つ、日本では下から順番に開花するのが好みのようだが世界的に見ればパンジーなどまで全部の花で同時開花するのを目指している。順番にゆっくり開花していくのを好むのは日本人だけのようだ。

売り手の都合で、、、、などとこっちが言い訳したりして、、、

いずれにせよ、 きちんと 段をぶつ、車咲はダメ  などと枝のフォーメーションにまで道義的な美観を求めるのはちと行き過ぎかと思う。しかもマーケットの中心は日本ではない。

今回は山喜社長の出張にくっついてきたオランダだ。

今週はリリーデイズ。 各育種会社、種苗会社が一斉に展示ハウスを開放して品種、品質の展示を行う。

日本からもすでに球根輸入会社や生産者も大勢来ている。22軒の舟山集落から3人来ているってのも異常な濃さだ。

 旅の友は就農2年目、一番若い後継者のユウト君。 見るもの全部が驚きのようだ。

20年前ここで見たばるバルバレスコの色をぉ、、、ファンギオの色をぉ、、、などと言うものだから、、、このおやじがぁ、、、と思ったろうなぁ。

品種はあまりに多いのでまた帰ってからゆっくり紹介するとして。

夕飯は近くの中華レストランで。暗いけど右側がブレッタ兄弟、左がPOのエバート氏。英語、オランダ語、時々日本語。

さあ、旅は始まったばかりだ。

 

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