ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

高い目線から

2019年02月21日 | 発信

 タラの芽、ウルイ、フキノトウ、促成アスパラガス。 4組合合同での豊洲市場見学。

 いろいろ問題はあったものの新市場はここでなきゃいけなかった理由の一つが、首都防災。

もしも大災害が発生して都市機能がマヒしても、 大型船が横付けできてヘリポートが2か所。

建物は岩盤まで杭を打ち込んであってちょっとやそっとではびくともしないのだそうだ。

さらに電機は自給。

ここから物資を運び込む前線基地になるのだ。 なんと頼もしい。

 

見学デッキ、これでマグロや野菜に触る不届き物は手が出せないのだ。

 セリはもう終わっていたので荷物もまばら。

 密閉、常温の市場内。当然ハトなどは入っていない。

仲卸エリア。築地時代に比べたら、、、、比べられないくらいきれいになってます。

ラック倉庫にはパレットごと入ります。

花市場では見慣れているけどこちらは重量が重いもの。

ありました他県産。

 

 うちのもあったけど、現在は品薄中。

老舗の山形産。後続産地の使命は、先進産地より高品質。

おっ、川口のエノキタケががんばってる。

日本初の調理室と試食展示室ブース。

どれもこれも一段高い目線で市場の有り方を考えてますね。

特に力を入れていたのが、FSSC22000の認証を獲得して安全基準を順守している市場の姿勢。

これは半端ないことなのです。https://www.jqa.jp/service_list/management/service/fssc22000/

例えば、しいたけに触った手でキャベツに触ってしまった場合、生キャベツを食べた人にアレルギー反応が出てしまうかもしてない。

なので必ずゴム手袋、違う野菜に触る時は必ず手袋を変える。

さらにそれを毎日チェックするシステム。ヨーロッパの市場ではすでに常識。日本が無頓着だった。

我々の生産物もたとえ小さなチリでも入れない努力が必要なのだ。

 

もうすぐやってくる東京オリンピック、もうすぐ来そうな首都直下型地震。

備えに対する目線の高さが、、、、、もうびっくり。

残念ながら水産棟に行く時間は無かった。

東京タワーも小さくなった東京。

久しぶりのバスの旅。

いつもより目線の高い車窓から見る赤城辺りからこっちの山間部の村々にはやたらソーラーパネルが目立った。

条件の厳しい農地を守るのはもう限界なのかねぇ。

 

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