ダークフォース続き(仮)新規です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。
新規とDF追加再編です

『ミルザ王』

2016年09月25日 17時33分40秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編

 『ミルザ王』




 ・ ミストレウス皇家の繋がる、

   三大王家の一つ『マクスミルザー家』の当主。


   普段は「ミルザ=クラウス(隠れ設定で、別姓の「クラウス姓」もっています。)」

   を名乗っているのですが、


   現在は、ためぞう達がいる世界で、

   「バルマード=マクスミルザー」王として、

   強大なティヴァーテ剣王国を治めています。


   ようは、ウィルハルトII世王子や、

   ウィルローゼ王女(ローゼさん)のパパリンの、

   あのヒゲパパ。


   いつでもこの姿に戻れるのですが、

   今は亡き、「レイラ=レイア=ノウエル」王妃の事を想い、

   その時から月日を重ねた姿として、

   現在のバルマード王に至ります。



 ・ リンカちゃんやローゼさん、その他、数名の縁者は、

   ミルザと呼ばれていた頃の彼を知る為、


   さっさと立ち直って、若さを取り戻してもらい、

   そこに隙を見せた瞬間に、滑り込みで玉の輿を狙っているらしい。




リンカちゃん「さっさと、ヒゲ剃って、

       元に戻ってくださいネッ♪」



 学園の3年J組に、スーパー飛び級で、

 編入を果たした、小学生にもみえる中学生のリンカさんです。


 学園の3年J組は、その学業の過程で、

 大学の博士過程や、世界のノベール賞まで取れる、

 脅威の聖クラウス学園・特別教室です。


 リンカちゃんは、この三年J組に、

 ヒゲパパが編入する事を知ってて、

 猛勉強と、猛冒険の末に、

 先にクラスへと入っていました。






( ↑ 画像は、実家でのリンカちゃんになります。)



ヒゲパパ「エライね~。」


リンカさん「小学生にも、中学生にも見えないっ、

      最近、成長が加速している「本田 凜花」です!!」



 リンカちゃんは、若い姿のヒゲの写真の入った定期入れを、

 ここぞとばかりに、アピールしています。



エリナ先生「あらまあ、この写真の殿方はどなたなのですか、

      リンカさん?」



 3年J組の教室で、うかつにも、

 見せてはいけない強敵(ライバル)に、その定期入れの見られてしまいます。



ヒゲパパ「ああ、それね、

     若かりし頃の僕だよ。」


エリナ先生「いくら、息子さんが奇跡であんなに美しく生まれたからって、

      嘘はいけませんよ、バルマード君。」



 エリナ先生は、リンカちゃんの定期入れを奪う(借りる)と、

 ほぼ、自分仕様にリフォームされた、

 くつろぎ空間の、クィーンチェアへと座り、


 天然水素水を片手に、デトックスでもしながら、

 じっくりとまだ見ぬ王子を見つめています。



エリナ先生「これでも、

      生徒が教室にいるので、シャンパン(ノンアルコールです。)は控えているのですよ。


      貴女専用の通学バスを一台、出してあげますから、

      明日からは、それで学園においでなさいな、リンカさん。


      帰りに使っても良いですよ。

      先生は、このなぞなぞに忙しくなりましたので。


      あら、他にも露出高めな写真が、数枚入っていますね。


      これは、学園の物ではない、白のスクール・・・。」


リンカさん「貸してあげますので、そっと先生の胸の奥にでも、

      しまっておいて下さいッ!!!」



 あたふたと慌て出すリンカさんを尻目に、

 エリナ先生は気分的に、シャンパンを空けて、

 シュワシュワっとしたい、

 そんな謎解き気分です。


 貧乳小娘も、ヒゲも、

 もうお呼びではないのでした。



ヒゲのバルマード君「信じてもらえそうにないから、

          帰ろうか、リンカちゃん。」


リンカちゃん「あの~、

       「ちゃん」はいらないですよ、

       王国にいる時のように、リンカと呼んでくださいませっ。」


ヒゲ「でも、今は同級生だからねぇ~。


   あの頃の若い私でない、

   今のもっさりヒゲパパでは、

   エリナ先生さんには、まず負けちゃうからね。


   娘のローゼのマンションまで、送っていくよ。」



 リンカさんはこの時、フッと思うのです。


 あの極度のファザコンのローゼ姫の前に、

 ヒゲパパ同伴で帰ることが、

 いかに恐ろしい嫉妬を買うかということに!


 その点、

 ドラゴンタウンにある、本田家の別邸なら、

 家臣も揃って、ヒゲパパを歓迎してくれます。


 ヒゲに大事な姫様を差し出す気など、さらさらありませんが、

 国へ帰れば強大な王であるヒゲに、


 リンカちゃんの剣王家内での格を、

 他の四天王家より付けられるのならと、

 ポイント稼ぎには、カネも労力も惜しまない忠義者たちです。



ヒゲ「これ、私の自己紹介のコーナーじゃないよね?

   ここに今、『ヒゲ』は必要ないよね・・・。


   ああ、リンカちゃんをマンションに送ったら、

   おでん屋にでも行って、


   昼から、一杯引っ掛けますかね・・・。」



リンカちゃん「そんな事、言わないで下さいっ。


       私だけに、「バルマード様」の紹介に聞こえれば、

       それでいいんですっ!!」


ヒゲ「リンカちゃんは、

   可愛い事を言ってくれるんだねぇ・・・。」



 スクールバスに乗り込もうとした、

 リンカちゃんは、赤面して、

 立ち止まってしまいました。


 試験的に運用されている、新式のスクールバスは、

 40人乗りながら、自動運転システムで管理されているので、

 乗っちゃったら、そのまま二人きりの時間です。


 ヒゲのおっさんのままでも、

 十分どきどき出来る、姫育ちのリンカちゃんは、

 急に、ヒゲを意識してしまうのです。


 リンカさんの本国では、姫は12歳くらいでも、

 お嫁に行けちゃう、不思議があったりするのです。

 戦国の世の慣わしは、


 新世紀を迎えた昨今でも、しっかりと受け継がれています。


 もちろん、この長崎の地では、NGです。

 16才まで、待ってもらわなければなりません。


 リンカさん、あと1才足りませんよね?



リンカさん(愛に年の差は、関係ないでしょ!!

      っと、言いたいですが、


      こほん、未熟だったこの私にも、

      ためぞうさんが運んでくれる、


      ジェネシス=カイザーハルト牛乳さえ飲めば、

      成長限界を超える事を知ったのですっ。


      実りの時を待つことは、

      決してわるい気分ではないのですが、


      ローゼ姫様の手前、

      バルマード様と目の前でイチャ付く事は、不可能ですので、


      静かな、まるで偶然の出会いからはじまるような、

      秘めたる想いのプライベートラヴで、

      いいんですから。)



 リンカさんが妄想してる内に、

 ヒゲは、バスに興味を持ったように乗り込んでいます。


リンカさん「あっ、待ってください。」



 パシューンっと、静かな音でドアが閉まると、

 一番前の席に座った二人には、

 高い目線から広がった、素晴らしい180度のパノラマが上にも下にも広がっています。



ヒゲ「おお、グラスレスVRに対応してるんだ。

   すごいなー、

   私の国にも、あっていいバスだなぁー。


   さすが、エリナ先生は時代の先端を行ってるねぇー。」



 ヒゲの国は、中世の欧風の雰囲気ですが、

 スマホなどの最新アイテムは、しっかり普及している、

 リゾート観光地のような国です。


 ハワイだって行けますし、

 フルオートエアコンに8Kテレビ、

 ジャグジーなんかも完備です。



ヒゲ「ちょっと、町内観光に行ってもらおうよ。


   経済特区の繁華街とか、高台から見える海も、

   この高さなら、きっとキレイに見えるだろうね。」



リンカちゃん「はいっ!


       (・・・私、観光しながら、聞いてますので、


        紹介の方、行っていいですよ。)」




 はい、ではミルザさんの紹介に戻ります。




 ・ 若返って、ミルザとなっている時は、

   アリス生徒会長さんと、とても付き合いの長い、

   ご友人になります。


   その記憶は、ミルザの時でないとありません。

   ヒゲでは、ダメです。


   永久の若さと、英雄王の力を持つミルザの、

   その彼のオリジナルの力は、


   今、動き回ってる身体とは別に、

   強制分離され、ある機関で眠りについています。


   これは貴重な人材であるミルザを、

   指導者のアリスアリサが失わない為に、

   保険のような形で、行っている処置です。

   
   身体として動けるのは、

   若いバージョンのミルザか、ヒゲのおっさんかのどちらかで、


   仮に、どちらの状態であれ、

   倒れたとしても、

   保管された力の結晶を元に、肉体と魂は再生可能です。


   故に、ヒゲであれ、ミルザであれ、

   本来の力を100%は持っていません。


   元の、その鬼神の如き真の力を取り戻すには、

   条件となる、分かたれし力を取り戻し、

   その再生のサイクルを、無効化しなければなりません。


   100%となった彼の力は、

   最強と呼ばれる、グランドクロス第十二号戦士、

   『絶対者 アリス』に迫るものがあります。



 ・ ミルザは、ある研究グループのリーダーで、

   その中には、ヒゲ仲間のライエン=グライトさん(せりかさんの元軍師)や、

   未来から来たと言っている、ミラクル美少女、

   リカディ=マクスミルザーという、三人で、

   謎の研究が行われています。


   (分離されたミルザ(ヒゲ)の力が、AIのように活用され、

    人型インターフェイスを用いて、延々と研究を繰り返すといった感じです。)



リンカちゃん(私には、むずかしいです・・・。

       もっと、簡単に言ってください。)



ヒゲ「どうかしたのー?

   リンカちゃんの好きな、駿河せんべいあるよー。」


リンカちゃん「あ、はい!

       頂きますですっ。」



 そう言って、バックから温かいお茶のボトルと、

 おせんべいを取り出したヒゲですが、

 ヒゲの耳には、解説は届いていません。



・ ヒゲは、中年のチョイ悪オヤジっぽいですが、

  その家系は相当立派で、

  何処かの帝国に繋がる、三大王家の当主です。


  ミストレウス家、トレイメアス家、マクスミルザー家の、

  その一角にいます。


  ミストレウス家が、現皇帝家の地位に在ることから、

  三大王家の一つは空席となり、

  同じミストレウス姓のホーネルの公爵家が、

  その地位に就いています。


  ですが、ミルザはミルザで、

  ミルザ=クラウスという、

  アリス会長さんたちの一門に養子入りしているので、


  とっとと、マクスミルザー王を、

  息子のウィルハルトII世王子に継がせ、

  自身が抱える、この微妙な問題を片付けたいと思っています。


  ですが、肝心のウィルハルトII世君を、

  とても甘やかして育てた為、

  いい子には育ちましたが、愛らしい容姿も相まって、


  見た目美少女の、男の娘みたくなってしまい、

  王を継げる資質がすっぽり抜け落ちています。


  ヒゲは、それでも満足はしているようで、

  甘やかす事をやめません。



リンカちゃん(なるほど・・・、

       バルマード様と一緒に、ゴールを決めるには、

       ウィルハルト王子様に頑張ってもらって、


       バルマード様に、フリーになってもらう必要があるのですか。


       ・・・でも、別に、

       籍を入れなくても、愛し合っていれば、

       駆け落ちとかでも、いいですねぇ・・・。)



 夢見過ぎなリンカちゃんは、

 後先考えるような、そんな知識も経験も持ち合わせてはいません。


 実際問題、その莫大な経済力を失ったヒゲは、

 ただのヒゲのおっさんなのです。


 お姫様感が抜けてないのか、現実の生活問題が、

 まったくわかってはいません。


 ビンボーの苦労を知るためぞうの声が、

 遠くから、リンカちゃんのマナーモードのスマホの留守電に、

 入ったような気配です。



ためぞう「リンカちゃんは、

     まずは16才になってバイトでもしないと、

     今でも就活前線、波高しだよ。


     社会の荒波は、バイト経験って生きると思うから。


     とはいっても、

     いつリンカちゃんの設定15才が解けるかどうかは、

     オレにも分からんが、


     名門・本田の姫なら、今のうちに、

     きちんと貯めときなよ~~~っ・・・。」




 リンカちゃん、スマホがプルプルいっているのに、

 気付いていません。


 まるで、愛の逃避行のような感じで、

 繁華街の街並みを眺めて、浸っています。


 乗ってるバスが、ハイテクすぎて、

 雰囲気は、まったくありませんが。


リンカちゃん(いつか来る、夫婦共働きの為に、

       ローゼ姫様から、色々と金策学んでおかないと・・・。


       姫様、株も不動産も天才的なのに、

       内職のお花造りに、なんでハマってるのかな。


       金塊の山に囲まれて、

       札風呂に入ったあと、

       リッチに空きなのかなぁ・・・。)



 リンカちゃんは、健気に美しい造花を、

 安価で、お手軽にお届けしたいと精進する、

 そのヒゲの娘さんの想いを、まったく分かっていません。



マンションのローゼさん「へくちゅっ、


            ・・・リンカさんが、妄想で、

            お父様を振り回しているような気がいたしました。


            リンカさん、ハートがかなりのチキンさんなので、

            何の心配もないのですが。


            ふぅー、肩こりますね。


            あと1000本くらいで、休憩するとしましょう。」



 塵も積もれば、山の如く。

 動かざること、コタツの如く。

 製作すること、疾風の如く。

 販売すること、いつもスマイルで♪ 


 コツコツと愛情のこもったお金を貯めている、

 ヒゲの自慢のお嬢さんです。


 神速作業で、工場生産のように、

 一日10万本は作るので、


 一本100円のお花でも、

 純利10%で、日当100万にも達しています・・・。



ローゼさん「そんなに、もーかってませんから!!

      制作費がほぼほぼ、100円近いので、


      一日頑張っても、おこづかいくらいですっ。」



 ローゼお嬢様、お姫様がいいっすか?



ローゼさん「いつものように、呼んで下さい。


      私はごにょごにょ、(過去の黒歴史を無かった事にするのに。)

      精一杯、想いを込めてやってるんですからっ!」



 そーいえば、昔のウィルローゼ姫様は、

 姉御のハインさんさえ、ビビッて凍り付くような、

 愛憎ドロドロの昼ドラに、フィクサーとして出て来そうな、


 悪のお姫様、そのまんまでしたねっ。


 ためぞうのお父さんのトレイメアス王を、

 奈落の底に突き落とし、


 エストさんには、悶絶罰ゲームを仕掛けまくり、


 国家の富を、こっそり財テクで数十倍に膨らませ、

 バブル絶頂期を支えた、悪のカリスマお姫様でしたもんねっ。




ローゼさん「ためぞうさんには、

      大変、申し訳ない事を致しましたが、


      ちゃんと、ためぞうさんのお父さん、

      別の夢世界で、ヒャッホウさせてますからね!


      (そのまま、夢の世界で煩悩のままに溺れさせ、

       戻って来る気力は、削ぎに削いでやってはしまったのですが・・・。)


      それも、ためぞうさんに、

      天下人を目指してもらう為の、交通整備のようなものですっ。


      あと、お花屋さんになりたい夢もあるのですが、


      (お花屋さんの看板娘さんが、殿方の需要が高いのは、

       すでにリサーチ済みとか、言えませんが。


       今はそんな下心さえ、恥ずかしく思っているのです。)


      あのジェネシスおじさんの軍門に下るのは、

      誰に嫁ぐかとしても、未来の妃としての、

      勢力争いのパワーバランスにおいて、

      とても不利に働くのです。


      私だけが、持つとか言われてる、

      いろいろ先の分かる便利な本(『全知の書・桃栗味』)のおかげで、


      余計に、選択肢が狭くなって、

      逆に今は、ちょっとの間、封印したいくらいなのです。」



 だれか、貰ってくれるといいですねっ!

 性格はともかく、

 見た目だけは、素晴らしくお生まれですので。



ローゼさん「ああ、もうっ!


      早く、お父様の紹介(若い頃の方ね、)に、戻って下さいなっ。

      こんな問答が続いては、


      休憩するヒマも、スーパーの夕方の特売にも、

      遅れてしまいますからっ。」



 マンションが経営が順調で、

 結構、リッチなウィルローゼさんですが、


 実に堅実な生活を送っており、

 何処に嫁に出しても、きっと立派に家計をやり繰りしてくれそうです。


 家事全般はもちろん、共働きも喜んでやってくれるお姫様なので、

 慎ましくても、暖かな家庭が持てそうですねっ。



ローゼさん「チヤホヤと持ち上げて、

      ボロが出尽くすまで、延長しようとしないでね・・・。


      波乱尽くめの群雄割拠のこの新世紀、


      アリス会長さんの縄張の中で、

      自分の旗を掲げようなんて勇気、

      これっぽっちも、ありませんから。


      弄ぶなら、今日の所は、

      野心満々の妄想リンカさんの方で、

      お願いしますわ・・・ぜぇぜぇ。


      (ごめんね、リンカさん。


       牙を折られてへろへろの私には、

       リンカさんでも、十分とライバルになれるのですよ。


       私の持たないその清らかさと、無垢な心を、

       その薄っぺらい胸の内にお持ちの貴女に、


       今なら、お父様の傍にいる事を、

       許せそうな気がいたしますの。


       だから、試練は自分で乗り越えるのですよ・・・。


       よほどピンチに陥ったら、

       助け船でも、出してあげますので。)」



 ここは、リンカさんでも弄んで、

 あられもない姿まで、披露していただく事にいたしましょう。



ローゼさん「そこまで言ってませんっ!


      さっさと人物紹介に戻って、横道にそれないっ!

      いいですか?」



 はい! 元閣下のローゼさんっ。



ローゼさん「・・・ためぞうさんがいないと、

      どんどん、ツッ込みが来てしまうのですね・・・。


      ためぞうさんは、ご立派になられました。

      輝いて見えますよ。」



 そのゴールドの瞳を煌かせ、ためぞうを想うローゼさんは、

 ジャージ姿でも、なかなか乙女さんに見えてますよっ。



ローゼさん「あ、もしもし、

      アリス会長さんですか?


      今度、マロンたっぷりの新作お菓子をお持ちいたしますので・・・。」



 ◇ ローゼさんの空電話に引っかかって、

   解説は、逃げたしました・・・。



アリス会長さん < 「はーい、楽しみにしてますねっ♪」


ローゼさん(ハッ!?

      聞こえておられましたか・・・。)



 シーンは、ハイテクスクールバスが、

 高台で、海が見渡せる所に移動した場面から、再開です。



ヒゲ「この時期の、旬のお魚をこう、

   一本釣りであげてみたいねぇ~~。」



 秋空の下の海の中道は、釣りに向いた岸壁側と、

 夏の香りがまだ残ってる、美しいビーチの両方が見えます。


 今日は、季節外れの夏日です。


 クラゲさえ恐れなければ、ビーチを散歩したり、

 ちょっぴり水遊びが楽しめそうです。


 折角、下に着込んでいる、

 白のスクール水・・・。



リンカちゃん(どぅえぇ~~~いッ!!

       何処にも、油断も隙も無いんですかっ!!!


       勝手に、こっちは楽しんでますので、

       解説に戻って下さいね。)



 ここで、引き下がっては、

 何の為に、『リンカ15才・秋空の下のヒミツ』 情報を、

 苦労して、ハインさんから手に入れた意味がなくなるので。



リンカさん(・・・酒でも奢って、ベロベロの時にでも聞いたんですか。

      ハインさん、いい人なのに・・・。


      解説の人、悪いなあー。)



 負けませんよっ、


 選択肢とか出して、強引にでも、

 イッてもらいましょーか。



 ◇ アリス会長さんが、遠くから様子を見つめている・・・。


   マロンの誘惑は、

   まるで秋の宝石箱でもあるかのように。



 はい、では続き行きますかっ。




 ・ アリス会長さんにロックオンされていては、

   ミルザさんのシークレットな部分は、語れません。



   ヒゲ → 立ち直る = 若く凛々しい英雄に戻る、でw



   これで、いっすか?




アリス会長さん「話が横道にそれまくって、

        おじさまたちの説教のようなループに入るかと思うと、


        私の喜びが遠のいて行くような気がいたしまして。


        『青春』って、素敵ですねっ。


        ・・・私は、いつそれが出来るのでしょうか?」




 会長さんがわからない問題など、

 答えを持ち合わせては、おりませんので、

 そこは、寛大なご容赦を・・・。



アリス会長さん「秋は、甘い季節なのです。


        しいたけも、マツタケも、

        サンマも好物ですよ。


        ひとり言、ひとり言・・・。」



 後に、生徒会長室には、

 たくさんの秋の味覚の詰め合わせが、たっぷりと送られたそうな・・・。



リンカさん「バス通学も、楽しいものですねっ!

      バルマードさまと今後もご一緒だと、

      嬉しいですっ。」


ヒゲ「・・・私は、学園の敷地内に、

   立派な自宅貰っちゃってるから。


   あ、でも、

   呼んでくれば、早起きして走っていくよ。」


リンカさん(それでは、ローゼ姫様に持って行かれるので、

      今、この時を楽しむ事にします。)




リンカさん「では、またですー。 ^-^」

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