ダークフォース続き(仮)新規です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。
新規とDF追加再編です

『サフィリアさん』

2016年08月27日 21時14分25秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編


   『サフィリアさん』



 ・ 聖クラウス学園のもう一人の副会長さんで、

   ためぞうに、初めての出会いをもたらした女の子。

   (対戦格ゲーで、ためぞうをボコボコにしていた相手だった。)


サフィリアさん「ご、誤解ですっ!!」


ためぞう「あの時オレは、

     ・・・学園の天使と、出会った~~ぁ。」


サフィリアさん「!?」


 人物紹介編で、好感度の上下はありませんので、ご心配なく。

 (・・・たぶん。)


サフィリアさん「そ、そうなんですね、

        ふぅ~。」



  ・ サフィリアさんは、これまで名家のお姫様として育ってきたので、
  
    学園の共学生活で、初めて同世代の異性と出会った感じの、
  
    ピュアな女の子です。

    非常に高い、美少女ランクを誇っています。
  
  
    けしからん程にすくすくと育った、
  
    スペシャル小悪魔ボディをお持ちですが、
  
    とても清純で、純情な上に、押しに弱いですネ。


    ちなみにサフィリアさんは、花柄のワンピースを着ています。

    その長く細い白金の束ねられた髪に、幾筋もの銀光がキラめいて、

    姫様オーラっぽいものが出てます。


    ためぞう君を落とすなら、あと一押しですよっ。


サフィリアさん「これって、罰ゲームですかっ!?
  
        ご本人さん、いるんですよッ!!!」
  
  
 ためぞうは、音もなく消えました。

 どうか、ご安心を姫。


サフィリアさん「どれだけ、扱いが適当なんですか、

        ためぞうさんってっ!!


        ・・・ちゃんと、してあげて下さい。」



 ・ この様に、思いやりのある優しく麗しい乙女さんに成長されて、

   上杉の家臣さん達も、ほっこりです。


家臣Aさん「このまま姫に、越後へ留まって頂いて、

      天下に号令でも、かけて欲しいもんですなぁ。」


家臣Bさん「いやいや、

      我ら『越後』だけの姫であって欲しいという願いもありますぞ。


      嫁になど行かず、婿など取らなくとも、

      永遠に我らの癒しのオアシスとして、

      キラキラしていて欲しいでござる。」



 ・ 家臣さんに、愛されていますね。

   皆さん、サフィリアさんの為なら何処までも付いて行く覚悟っぽいです。


   アイドルの親衛隊寄りですか?

   とにかく慕われてるっていいですね。


   なので、一度帰って来ると、

   引き留め感がハンパないですネ。



アリス会長さん「サフィリアさんは、私のダメな妹と共に、

        学園の生徒会を支えてくれる、立派な活躍をされています。


        私は、サフィリアさんという大事なご友人と、

        引き離されてしまうのでしょうか?」



 ・ 家臣さんたちは、みんな → (Φ ω Φ) こんな感じになって、

   うつろな瞳で、「姫様にご友人が出来て、嬉しい事です。」と口々に、

   言っています。


   もう、家臣たちも、しばらくはしつこくしない事でしょう。



ためぞう「すげーぜ、会長さんッ!!」


アリス会長さん「いえいえ、

        家臣のみなさんが心が広いだけですって。


        ああ、私も青春したいものです。


        私にだけ、好感度設定が無いってのは、

        不便なものなのですね・・・。

        告白も出来ないし、・・・あったとしても、

        告白されるか自信はありませんが。


        私は、ちゃんと言いますよ。

        『大嫌いですッ!!』って、ええ!?


        『この、変態ッ!!』、・・・なるほど、

        想った言葉が、逆の感情で出るのですね。」


 すると、アリス会長さんは、ためぞうに意味が反対だといって、

 胸に手をあて、告白します。


アリス会長「『凄く○○ですっ!!』、って、えー。

      伝えられない・・・おろおろ。」


 この絶世の美少女である、アリス会長さんが、

 告白レースに、もし参加でもしたら、

 世の殿方の大半が、ガッポリと持って行かれるでしょう。


 それだけは避けねばと、密かに思ってしまった、

 サフィリアさんです。


サフィリアさん「(自分に自信がないからって、私のバカッ!!

        そんな事、思っては失礼です・・・。)


        あっ、そうです。

        会長は、あずきかき氷とか、あんこ餅はお好きですよねっ?

        よかったら、好きなだけお持ち下さいなっ。」


 サフィリアさんは、

 家臣たちを一瞬で従えたアリス会長さんは、

 やはり最強だと思いましたが、

 友人と呼ばれるのは、嬉しい事でした。


 アリス会長さんの好物は知っているので、

 たくさんのお土産を用意します。


アリス会長さん「まあ、嬉しいですー。

        では、早速、学園に戻りましょうネ。」



   ホワワワワーーーンッ・・・。



 ためぞうも、サフィリアさんも、

 一瞬で、学園へとワープしました。


 夏休みで、部活の生徒さん以外はあまり見かけられませんが、

 いつの間にか、いなくなってしまった会長さんに、

 仕向けられた感じで、

 二人は三年J組の教室に取り残されました。


サフィリアさん「エ、エアコン効いてるんですね。」


ためぞう「普段は、エリナ先生のシアタールームとかに使ってて、

     今は、黒板サイズのスクリーンが置かれてますね。


     おっ、30,1chのスーパー音響システムまで、

     いつの間にか、設置されとるし。」


 日中の眩しい日差しが遮られる様に、

 教室に設置された黒の暗幕が自動で下りてきます。


 そして、スクリーンには、

 美しい花火が映し出されました。



    ドォーーーーンッ!!!



ためぞう「音も本格的だな、

     山に当たって跳ね返るような、反響音まで来るとは。」


 教室は一変して、簡易の花火大会の様相を呈します。

 雰囲気だけですが、


 想いとか、伝えちゃったらどうっすか?


サフィリアさん「人物紹介ですよね?

        どーして、こうなっちゃうんですかっ!?」


ためぞう「誰かが仕込んだんでしょうけど、

     花火、綺麗ですねー。」


 確かにためぞうの言うように、

 高精細スクリーンに映し出された、

 プロジェクターの強力な明かりは、

 本物に迫るかの大迫力です。


 ためぞうが、ふっと辺りを見回すと、

 教室の隅に電球で照らされた、リンゴ飴コーナがあります。


 そこには、エリナ先生の置いた貯金箱があって、

 小は300円、特大は500円入れて取ってね。

 と書かれています。


ためぞう「小を二個、頂こう。

     サフィリアさん、どぞっ。」


サフィリアさん「あ、ありがとうございます。」


 ためぞうとサフィリアさんは、

 花火の映像が綺麗に見上げられる、前の方の席に座ります。


サフィリアさん「なんだか、本当に花火大会にいった気分です。」


 そう言って、美味しそうにリンゴ飴を口に運ぶサフィリアさんの、

 そのやわらかな淡いピンク色の唇は、

 艶やかな赤のルージュのように、艶めいて染まっていきます。


ためぞう「激しくワナを感じるが、


     今、この夏に見たかった光景が、

     目の前で繰り広げられてるゾ・・・。」


サフィリアさん「えっ!?」


 振り返るサフィリアさんの横顔は、

 スクリーンに反射した花火の光で、

 美しくも色っぽく見えます。


 とくにその赤く染まった唇は、魅惑的です。


セバリオスさん「ちょっと待ったーーーッ!!!」


 暗幕をひるがえし、扉からセバリオスさんが入ってきます!!

 セバリオスさんは、500円を入れて、

 特大リンゴ飴をその手にすると、

 サフィリアさんの隣の席に立ちました。


セバリオスさん「座ってもいいかな?」


 二人に、断わる理由はありませんので、

 セバリオスさんは、フゥっと息を付いて、

 隣の席に付きました。


サフィリアさん「こんにちは、セバリオスさん。」


セバリオスさん「おおぉ、これはまさに夜に咲く赤い花っ。

        サフィリアさん、めちゃ可愛いですよッ!!」


サフィリアさん+ためぞう「!?」


 セバリオスさんは、いつも度胸満点です。

 想う異性にも物怖じしない、スーパーエレガントタフガイです。


 でも、ここでは好感度自体は変わらないので、

 『好き』とかは、本編の方でお願いします。


セバリオスさん「そうなの?

        まあ、私はサフィリアさんの笑顔が見られれば、

        それで満足だよっ!!」


サフィリアさん「ほっ・・・。


        (本編じゃなくて、良かったです。

         でも、セバリオスさんはカッコいいと思います。)」


 レオクスさん、ピンチですよっ!!


レオクスさん「とぅ!!」


 レオクスさんも暗幕潜って、ちゃんと近くに来ていました。


レオクスさん「すごい臨場感ですねっ!!

       私も、シアターちょっと欲しくなっちゃったなぁ。」


 レオクスさんはサフィリアさんの後に立ちましたが、

 紺の作務衣にリンゴ飴の小を持つその立ち姿は、

 何とも風流で、美しいです。


 その清らかさの中に妖艶さを秘める、甘い王子様マスクは、

 サフィリアさんでなくても、

 女子なら誰でもドキドキしちゃいそうです。


 加点はされ.ませんが、レオクスさんもサフィリアさんに、

 かなりの好印象です。


ためぞう(なるほど・・・。


     オレだけがおいしい想いをするハズはないが、

     しかし、ためぞうは変わったのだっ!!


     今は、試練の疲れを癒す、リラックスタイム。


     こういうほのぼのとした中で、いい想い出まで作れて、

     アリス会長さんに感謝!!)


エリナ先生「感謝は、私にではありませんか?

      山本 ためぞう君。」


 そう言って、突然現れたエリナ先生です。

 先生は、絵に描いたように、

 しっかり浴衣で決めています。


 左手にうちわ、右手には特大リンゴ飴、

 ティーンでありながら、大人で魅惑的なその姿に、


 セバリオスさんと、レオクスさんは戸惑っています。


エリナ先生「なんとなく花火でも見ようかと、

      ウルトラHDブルーレイを再生して、着替えにいっていたら、

      みなさんがいらっしゃったので。


      先生は、ちゃんと小箱にお金が入っていたので関心してます。

      遠慮なく、たくさん食べて売り上げに貢献して下さいね。」


 エリナ先生は、自分で作ったリンゴ飴の売り上げで、

 町内会主催の縁日で、もっと稼ぐつもりです。


 ここに初めて訪れたのは、

 ためぞうたちが初めてでは無いようで、

 貯金箱には、しっかり硬貨が集まっています。



 浴衣は、サービスなのでしょう。

 エリナ先生は、その容姿を利用して、

 色々と幅広く、稼いでいるようです。


 学園によくいるのも、自分の部屋の節電という理由もあったりします。


エリナ先生「先生は、ちゃんと忘れていませんよ。


      今回は、サフィリアさんの紹介編なので、

      しっかり、担任の責務を果たしたいと思っています。


      みなさんも、あくまで主役はサフィリアさんと、

      意識して下さい。


      私に、見惚れたりしてはいけませんよ。」


セバリオスさん+レオクスさん「そ、そうですねッ!!」


エリナ先生「はい、では『本日の主役』のこのタスキを、

      付けてください。」


サフィリアさん「うっ!」


 ちょっとした、罰ゲームのようですが、

 エリナ先生は時々不器用なので、

 親切心は、てんこ盛りです。

 これを着けて、外に出るのはかなりの勇気と覚悟が必要です。


エリナ先生「みなさんが、サフィリアさんとツーショットになれるように、

      席に立体視プロジェクターを用意してもらいました。


      席数は20です。


      サフィリアさんは、この3Dスキャナーの中で、

      映像をなるだけ感動的に、見つめてくださいね。」


 エリナ先生の指示によって、席替えが行われます。

 先着のためぞうから順に、特等席が割り振られていきます。


 すると、20席の机には、

 サフィリアさんのLIVE 3D映像が投影されます。


セバリオスさん「おお、まるで二人っきりのような、

        シチュエーションではないかっ!!!



        これ、マジで一個欲しいんですが。」


レオクスさん「クオリティ、めちゃ高いです!!

       まるで、吐息がかかるような感じの距離です。


       さりげなく素敵な香りもして、実に素晴らしいっ!!!」


 ですが、肝心のサフィリアさんは、

 一人称視点で、3Dスキャナーの席にいます。


サフィリアさん(・・・でも、何も言えないし、

        エリナ先生のご期待には、しっかりお応えなくては。)


 エリナ先生の恐ろしさを知る3年J組の生徒たちは、

 ご機嫌を損ねた時の末路を知っています・・・。


 そんなサフィリアさんをよそ目に、

 エリナ先生の流したウワサのおかげで、

 続々と、教室に人が集まってきました。


A氏「それがしもリンゴ飴を頂くでござるよっ!!


   昨日の夜から並んだ甲斐があったナリィ!」


B氏「なんだな、

   特大リンゴ飴を5個頂くんだなっ!!」


 入って来た順番通りに、いい席を選べますが、

 奮発して5個も買ったB氏は、VIP席に通されるのです。


B氏「おお、近いんだなっ!!」


A氏「なんとっ! それがしも買い増すでござるヨォ!!!」


 続く行列に並ぶには、最後尾に行かなければなりません、

 それはA氏の脱落を意味します。


J氏「フハッハッ!!

   早く並べばいいってもんじゃねーぜっ!!


   このイベントの張り紙の片隅に、

   米粒に字を書いたような文字で、書かれた、

   追加購入特典を読まなかったとはなっ!!!


   オレは、リンゴ飴小10個の大人買いだぜぃ!!!」


 J氏は、B氏を上回る特等席のテラスの座ります。

 セバリオスさんも、レオクスさんも、

 人が入って来る度に、席替えで後へとやられて行きます。


セバリオスさん「うおおおおっ!!」


レオクスさん「ええっーーー!!!」


 ためぞうは、サフィリアさんに1個プレゼントしていたので、

 セーフです。


ためぞう(・・・エリナ先生に、いい様に操られとるな。)


 すぐに三年J組は、満席になりました。

 遅れた人は、立ち見です。


 エリナ先生は気合で、100人くらい教室に押し込んでいます。


エリナ先生「完売御礼申し上げます。

      では、夢のひと時をお過ごし下さいなっ。」


 立ち見客は、何故かサフィリアさんが見えませんが、

 観客の中に、浴衣のエリナ先生がいるので、

 それなりに有意義な時間を過ごせています。


 この仕組みを理解したみなさんは、

 次なるイベントに備えなければならない事を、

 思い知るのです。


 部屋は、100人いても問題ないクーラーで、

 快適温度です。


 花火のムービーは、一時間で終わりました。


エリナ先生「では、次の恋愛映画、『あの夏の日の思い出。』を見たい方は、

      一旦、教室から出て、

      準備が整うまで15分間、お待ちください。


      校庭の400mグラウンドを何週したかで、

      席順が変わったりしますから、


      良かったら参加して下さいね。


      教室に残る方は、準備を手伝って頂いた後、

      ご褒美のアメを一個渡しての、退出になります。」


 野郎どもが、一斉に校庭のグラウンドに向かって、

 駆け出して行きました。


 熱いですねっ!


セバリオスさん「走りには、自信あるんだよ。

        ハッハッハッ。」


レオクスさん「わ、私も急ごう・・・。」


 ウワサは花火映像の前から流れていたようで、

 着いた時には、すでにたくさんの野郎たちが、
 周回しています。


 5~8週差くらいは、つけられているようです。


A氏「それがしのスプリント能力を見せる時が来たナリヨォ!!」


B氏「あ、後は託したんだな・・・。」


 B氏は、A氏にムービー機能付きのカメラを手渡し、

 3年J組の手伝いへと戻っていきます。


J氏「こいつぁ、B氏の為にも負けられねぇなぁ!!

   キャンプ仕込みのランニングってもんを、

   見せてやるぜっ!!」


 J氏は、15分の最適な周回速度で、歌いながら、

 素晴らしいペースで、走り出します。


 横腹が痛くなって、リタイア寸前の野郎たちを抜きながら、

 着実に順位を上げていきます。


 そのJ氏に便乗して、他の野郎たちが周回遅れを挽回していきます。

J氏「勝手に付いて来てんじゃねーっ!!」


 これはJ氏でも、どうしようもありません。

 ペースを乱せば、パフォーマンスが落ちで脱落です。


 15分の休憩時間を経て、皆が教室を目指します。

 ランニング大会と間違えたランナーたちも、

 好タイムで、集団に付いて行きました。


J氏「かんけーねぇだろッ!!」


 ワンツーフィニッシュは、やはりセバリオスさんとレオクスさんです。

 二人がスクリーンの待つ教室の入り口の暗幕を抜けると、

 そこには、エリナ先生のポップコーン屋さんがありました。


B氏「ポップコーンは、いかがなんだな?

   Sは300円、Mは500円、Lは700円、

   LLは1000円、スペシャルえりなポップは5千円なんだな。


   ドリンクは全種、250円だな。」


 なんとB氏は、販売員として復活していました。

 彼の技術力のおかげで、エリナ先生は余計にポップコーンを作れたので、

 その功績から、席を一つ頂いたのです。


 残りの席は、その時点で19に減っています。


セバリオスさん「スペシャルに、オレンジドリンクをお願い。」


レオクスさん「私もスペシャルに、放課後の紅茶をお願いします。」


 二人は、限定数5のスペシャルを買ったので、

 VIP席へと向かいます。


セバリオスさん「おお、カード付いてる!?


        ワンピースの水着姿が実いいっ!!

        凄くいいですなっーー。」


 スペシャルは1個限定でしか買えません。

 何個も買えてはレアではないのです。


レオクスさん「おお、(私のは、ビ、ビキニ姿です!!

       ・・・これは当たりなんじゃ。)」


セバリオスさん「ところで、レオクス君のは?」


レオクスさん「・・・。」


 レオクスさんは、交換覚悟でそのカードを見せます。


セバリオスさん「おお! そっちも素晴らしいね。

        気合で100週差付けた甲斐があったね、

        レオクス君っ。」


 セバリオスさんのその懐の広さに、

 レオクスさんは、我が身の未熟さを知るのです。


 そして、二人の友情はより深いものになった瞬間でした。


A氏「スペシャルと、抹茶オレを頼むでござる。

   B氏との再会に、感激したナリヨォ!!!」


 A氏は、B氏のカメラをそう言って手渡すのです。


J氏「オレもスペシャルを頼むぜッ!!

   ドリンクは、コークだっ。」


 その後に、少し送れてためぞうです。


ためぞう「スペシャル5千円か・・・。

     いや、これは、サフィリアさんの為、

     有意義な買い物としよう!!


     ドリンクは、メロンジュースで。」


 すると、ためぞうのカードは、

 まだ誰にも披露していない、サフィリアさんの白いビキニ姿が写されています。


ためぞう「おー、サフィリアさんカードだ。」


セバリオスさん+レオクスさん「何だってーーーっ!!!」


 後がつかえていたので、順番を守って皆さん席につきます。


サフィリアさん「い、いつのまに、撮られていたんですかっ!!!」


ネコx2さん(エリナ先生に頼まれていたのニャ!!

       メモリーカードは、戻ってこなかったニャ・・・。)

エリナ先生「皆さんが、協力的で先生嬉しいです。

      これは課外授業扱いになりますので、

      カードも想い出を、しっかり本編に持って帰れますよ。


      先生は商売しているのではありません。

      商売の授業をしているのです。


      皆さんの出席率が、

      夏休み明けても、こんなに多いと、

      先生は、名前の点呼が面倒になるので、


      適度に加減して、出席してくださいネッ。」


 席はあっという間に埋まり、立ち見ももう限界の数に達したので、

 エリナ先生は、3D映像のテラス席で映画の再生ボタンを押しました。


 流れてる映画の内容は、夏の青春群像を描いた健全なものでした。
  
 内容はそれなりですが、見てるシチュエーションがとても良いのです。


セバリオスさん「うん、凄くいいよ!

        この練乳がコーティングされた、
        フルーティな味のポップコーンも美味しいよね。


        3Dとはいえ、ちゃんとカップから食べてくれる彼女の姿が、

        とても、初々しく癒されるねぇ~。


        どういう仕組みで、食べてるのかなんて、考えてはいけないねっ!」


 セバリオスさんの言う、ストレートな感想が、

 サフィリアさんを余計に可愛く見せてくれます。


 恥ずかしげもなく、感想を言い続けるセバリオスさんは、

 残りの席の観客から、大いにリスペクトされています。


サフィリアさん「なんだか、恥ずかしいですっ。」


レオクスさん(ありがとう! セバリオスさんっ!!)


 こうして、あっという間に2時間が流れ、

 教室の中が、安らぎと平穏で満たされます。


 エリナ先生はB氏に、バイト代1700円と、

 エリナ先生の、未公開の水着グラビアの生写真を一枚手渡します。


B氏「じ、自分でよければ、

   これからも、使って欲しいんだなっ!!」


A氏「B氏、良かったでござるヨォ!!」


J氏「ハッハッハッ、今回のオレたちのミッションも、

   最高だったぜッ!!」


 この三人組も、友情を深めているみたいですね。


 エリナ先生が、教室の暗幕を上げると、

 外は、いい感じの夕焼け空になっています。


エリナ先生「水平線に沈む太陽は、何処から見てもきっと、

      素敵なんでしょうね。


      教室から見える風景も、時には味のあったりするものです。」


 映画のスクリーンが上がり、その下から黒板が出てくると、

 エリナ先生はチョークを取って、

 サフィリアさんの今のスリーサイズを、大きく書き始めました。


サフィリアさん「!? いつ計ったんですかッ!!!」


エリナ先生「あら、自己紹介は余計でしたか?


      先生は、十分に誇らしい数値だと思いますよ。

      越後で、しっかり弱点のウエストを、

      腹筋で鍛えてたみたいですねっ。」


 野郎たちの多くはエリナ先生を支持しますが、

 サフィリアさんが恥ずかし過ぎるのは、

 ちょっと可愛そうなので、


 その胸の奥で、サフィリアさん、腹筋頑張って、

 と応援しています。


セバリオスさん「いやー、素敵な授業でした。


        これ以上は、ある程度秘めておいた方が、

        妄想力にも影響していいと思いますが。」


 セバリオスさんは、

 ただサフィリアさんルートの楽しみを、

 取っておきたくてそう言ったのですが、


 野郎たちを説き伏せるのに、十分な言葉でした。


 本編だったら、サフィリアさんの好感度も、

 きっと上がっていたでしょうねっ。


セバリオスさん「あ、そうなの?

        ちょっと勿体無かったかな。


        ハハハッ、でも楽しかったよ。」


レオクスさん「ええ、まさか教室で、

       こんな素敵な気分になれるなんて、


       学生からやり直したいとも思える程のクオリティでした。」


 エリナ先生は、黒板消しを取ると、

 スリーサイズを消しにかかります。


 この隙に、どれだけ記憶できるかが勝負です!

 メモ等は反則扱いで、想い出ごと消されてしまうでしょう。


 エリナ先生が、黒板消しをパンパンッっと払って、

 ホームルームに移りました。


エリナ先生「はい、みなさん。

      夏休みの宿題など、どうでもいいので、


      今年の夏休みを来年になっても思い出せるくらい、

      充実した毎日を送って欲しいと思います。


      以上で、課外授業は終わりです。


      気をつけて、帰ってくださいね。」


 生徒もそうでない人も、エリナ先生に一礼して、

 きちんと後片付けして、教室を後にしていきました。


 いい笑顔です。


 エリナ先生も貯金箱を見て、

 いい笑顔になっています。


エリナ先生「サフィリアさん、

      今日はためぞう君のお家に行って、

      エリスお姉さんと一緒に、お泊りして来ていいですよ。


      先生は、保護者の方たちにちゃんと説明してありますので、

      越後の事は、家臣さんと弟さんを信頼して、


      いい思い出を作ってくださいね。」


サフィリアさん「あ、ありがとうございますっ!


        あの、レミーアさんも誘って良いでしょうか?」


エリナ先生「いいんじゃないでしょうか。


      本日の主役は、サフィリアさん、

      貴女なのですから。」


 急にタスキが恥ずかしくなってきた、サフィリアさんです。


セバリオスさん「ためぞう君、今夜も実況よろしくねっ。」


レオクスさん「た、ためぞう君、感謝してます。」


ためぞう「了解っす、テントからバッチリ、

     実況しますので、ご期待くださいっす。」


 こちらの三人組も、友情を深め合っていますね。



サフィリアさん「では、またですーー。 ^-^ 」

最新の画像もっと見る

コメントを投稿