人工島である大阪南港に目立つのが貨物船に紛れて渡来したらしい帰化植物ですが、その中でハマハナセンブリは可憐な花で目につきます。
地中海沿岸の原産で日本では1988年に神奈川県で前に報告されたという比較的新しい帰化植物です。
比較的湿り気の多い場所にはえる1年草または2年草で、高さは20~30㎝、直立してよく分枝し、茎には4稜があり、全体に無毛、葉は柄はなく十字対生して、長さ2~3㎝の楕円形~倒卵形で茎を抱きます。
夏から秋にかけて、直径8㎜ほどの桃色で5裂した花を茎の上部に散形状に幾重にもつけます。
センブリの名がついていますが、あまり苦くはないそうで、薬効があるということは聞きません。
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