コメント
 
 
 
Unknown (横浜っ子)
2011-08-16 18:30:13
 教科書は子供が読んでわかるというのが前提である。
子供に歴史を教えるのは歴史観を教えるのではなく、過去の歴史の正と負を正しくおしえることが大切。歴史観は大人になって歴史に興味をもち色々な文献から学ぶことが大切。
 政治家が暗にこの出版会社の教科書を選択しなさいと圧力をかけ誘導していくのは公正さがあるのだろうか。教科書会社も一企業なので利益主義。露骨に政治家を利用して利益を得ようというやり方は問題の2社である。
 またこの2社を支援する政治家も見方を変えれば疑わしい。
 横浜市教育委員会の教育長が子供の視点に立ち他社の教科書を推薦したのは政治家というよりは立派な教育者である。
 
 
 
 
Unknown (教科書って何)
2011-08-16 20:06:24
扶桑社から分裂してできたのが自由社と育鵬社であるのはこの教科書問題に興味のある方であればわかるはずである。
 「つくる会」代表の某氏は、元自由社の人たちから訴えられ裁判係争中で問題がある。東○○籍を批判していながら歴史年表丸写しし、会見で問い詰められても意味不明の筋の通らない言葉でこの教科書の信頼性がなくなった。
 育鵬社も歴史認識が偏りすぎてはいないか。日本の歴史を美しくまとめようとしているし、戦時に日本軍や沖縄での看護隊が勇ましく戦ったような表現や資料が多く違和感を感じてしまう。「漫画日本の歴史」ならともかく教科書としてはどうだろうか。
 あまりにも色とりどりの編集の仕方が見た目重視のような感がゆがめない。
 ただ問題なのはこの2つの教科書会社が「歴史」と「公民」しかつくっていないというのは教科書会社として理解に苦しむ。設立して10年そこらの教科書会社を実績もないまま政治家が賛美するのにかなりの違和感があるのも事実である。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2011-08-16 20:56:13
戦中、大本営は軍人に戦陣訓を説いた。

序では次のように説いた。

夫れ戦陣は、大命に基き、皇軍の神髄を発揮し、攻むれば必ず取り、戦へば必ず勝ち、遍く皇道を宣布し、敵をして仰いで御稜威の尊厳を感銘せしむる処なり。されば戦陣に臨む者は、深く皇国の使命を体し、堅く皇軍の道義を持し、皇国の威徳を四海に宣揚せんことを期せざるべからず。
 惟ふに軍人精神の根本義は、畏くも軍人に賜はりたる勅諭に炳乎として明かなり。而して戦闘並に練習等に関し準拠すべき要綱は、又典令の綱領に教示せられたり。然るに戦陣の環境たる、兎もすれば眼前の事象に促はれて大本を逸し、時に其の行動軍人の本分に戻るが如きことなしとせず。深く慎まざるべけんや。乃ち既往の経験に鑑み、常に戦陣に於て勅諭を仰ぎて之が服行の完璧を期せむが為、具体的行動の憑拠を示し、以て皇軍道義の昂揚を図らんとす。是戦陣訓の本旨とする所なり。

第八 名を惜しむと説いた

 恥を知る者は強し。常に郷党家門の面目を思ひ、愈々奮励して其の期待に答ふべし。生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ。

結(むすび)にこう説いた

 以上述ぶる所は、悉く勅諭に発し、又之に帰するものなり。されば之を戦陣道義の実践に資し、以て聖諭服行の完璧を期せざるべからず。
 戦陣の将兵、須く此趣旨を体し、愈々奉公の至誠を擢んで、克く軍人の本分を完うして、皇恩の渥きに答へ奉るべし。

この軍人訓が沖縄では民間人にまで強要させられた。
これは絶対的な命令として指導された。特に沖縄は日本人として受け入れてもらえない部分もあり、軍に忠義を示すほかなかった。

結果、当時の指導層や教育者は否応でも従わなければならなかった。





 
 
 
Unknown (okinawadannji)
2011-09-10 13:02:59
沖縄で問題になっているのは、石垣市教育長などが説明責任を果たさず、これまでのやり方を変えたことだ。しっかりした説明があれば沖縄県民は正当な判断をする。密室で県民に明らかにされない(県民に見えない。わからない)様に進めていくようなやり方はいくら弁明しても批判されるのは仕方がない。
 
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