「縹渺として」
こんど新しくいただいた曲の歌詞を読んでいたら、
初めて目にする漢字が二つ並んでいて。
譜のほうを見れば、「ひょうびょう」と読むらしい。
歌詞は、「霞棚引く富士ヶ嶽」と続く。
意味を調べてみると、
①ほのかに見えるさま。かすかではっきりしないさま。「余韻―」
②広くかぎりのないさま。「―たる草原」
(広辞苑より)
たぶん②の意味で使われているんだろうな、
と思いながら「ひょうびょうとして」と口に出してみる。
音にしてみることで、情景を脳裏に描きながら意味を呑み込めた気がした。
なんとも、古きよき日本語の音というのは、
意味、という奥行きをもっていることだなあ。。。
そして、きっとまだまだ知らない言葉がたくさんあるのだろうなあ。。。
生きている間に、あとどれくらいこういう言葉と出会い、歌えるのだろうなあ。
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