柊訪問看護ステーション

訪問看護・・・日々の徒然・・・

お久しぶり

2011-05-12 21:34:26 | 訪問看護

被災地に行かせてもらったことで、新聞に載せてもらえました

年齢もばっちり・・・でしたが、『訪問看護ステーション』も書いていただき、

  嬉しかったです

そしたら、「田さん、久しぶり元気にしてた?新聞見たよ、会いたくなって・・・」

   2年ほど前に訪問していた方のご主人から電話をいただき、

  とっても嬉しかったのです

そしてその2日後、駐車場から車に乗ろうとしてた時「あら?」

「まあ 新聞見ましたよ、お父さんが会いたいって言ってたの

  ステーションに行ったら、もうなくて・・・良かった」   (はい、引越ししました

この方も2年位前に訪問していた方の息子さんご夫婦でした。

訪問が終わると、1~2回ほど訪問しますが、その後はお会いする事は なくなります。

訪問している時は、家族の歴史に触れ、家族と一緒にケアしていると、

あれ?私 ここの家族だったかな?

      なんて

医療者としては、客観的に看ていかなくては ならないので、少し距離を保って、と思いますが

訪問していて、くしゃみすると、背後から私の服をめくって、ホッカイロを貼ってくれたり、

「口あけて」と言われ、のど飴を入れてくれたり

そして、『最後の時』を一緒に迎えると、家族のように悲しく、苦しくなります

だからこそ、こんな風に、思い出してくれて、言葉をかけていただくと、最高に幸せ

新聞のお陰です。ありがと~~~Dscn0011_2


焼肉♪

2011-05-11 00:33:21 | 美味しいもの

昨夜遅く、『飛騨牛 』をいただきまして・・・

Dscn0009_2 

唯一 自宅通勤している次男も運悪く出張中 我が家には

年老いた私たちしかいなかったので 

今朝、運転しながら、がまちゃんに「ホットプレートと野菜持ってきて」と頼み

 『飛騨牛』と一緒に出勤しました 

そういう訳で、今日のランチは『焼肉』

本日出勤 11名のスタッフ(STのNさんごめんなさい)

実習に来ている看護学生さん3人、みんなで美味しくいただきました

    「午後から訪問がなければビール・・・飲めたのにね」

                    飲めませんよ

         ご馳走様でした

Dscn0010_2


『妻を看取る日』 研修でした。

2011-05-08 19:55:21 | インポート

今日は名古屋で研修会でした。

訪問看護ステーションはどこもスタッフが少なく、平日1人でも欠けると

残ったスタッフが大変なので、在宅系の研修は土日がほとんどです

週末なのに・・・なぜこんなにも研修に参加するんでしょうか?

って・・・昨日友人に「私って・・・」って話を聞いてもらいながら

          「そっか・・・不安なんだ」と自己分析しました。

日進月歩、特に医療の世界は、少し前の常識が、今では180度違っている

なんて事もありますし、新しい治療、器械もどんどん出てきて、臨床の現場に

いないと、浦島太郎さん  になります。

臨床にいても、自分の病棟以外の科についてはわからなくなるので

同じことかもしれませんが、なんだか置いてきぼりのような気がして・・・

(ちょっと前に『スペシャリスト』な~~んて大口たたいてしまったんですが・・

                     小さい声で訂正したい気持ちです

そんな訳で、参加してきましたが、講師の先生は、国立がんセンターの名誉総長

さんでした。

そんなえらい先生が こうして日曜日に東京から(多分)わざわざ時間をとってきていただいてるのですから、ありがたく聴講させてもらいました

講義を受ける時は、決まって前列中央の席を選ぶようにしています。

なかなか消極的で、人見知り、自分の意見をはっきりいえない性格の私は

(ご意見のある方も多少はいらっしゃるかもしれませんが

  その席を選ぶようにしてます。

そうすると、200人くらいの会場であっても、先生と視線が合いますし、表情もよくわかり、

一生懸命聞くことができます、眠ってなんかいられませんから・・

そうなの、こうでもしないと、なかなかこの頭には入っていかないんです

先生の体験から

1.妻の病歴

2.在宅医療

3.私の喪失と再生の記録     

講演の最後に「病院で亡くなられると、その時点で医療者との関係が終わってしまうが

残された遺族はそこからが苦しみの始まりなんだ。その後の支援をボランティア

だけに頼るのではなく、社会システムとして医療費で補うべき」と言われました。

うんうん グリーフケアがどんなに大切か、そして大変なことか、臨床の方たちが

どれだけ感じているでしょか?  なんて思いました。

私達もグリーフケアで悩むことは多々あります

内容はともかく  ?  先生ご夫婦の関係がとても素敵で羨ましく ぼ~と聞いていました。

(あれ?やっぱりぼ~~とだったのかな?)

宣伝ではありませんが、内容に興味のある方は先生の著書をご紹介しますね。

「患者さんと家族のための がんの最新医療」 岩波書房

妻を看取る日 新潮社

悲しみの中にいる、あなたへの処方箋 新潮社

Dscn0006


『待機』です

2011-05-01 20:05:35 | 訪問看護

ゴールデンウィークは訳あって ずっと待機です。

こんなに連休があると、途中で訪問しなくてはいけない方もたくさんいらっしゃいます。

その場合は予定の訪問。そして

休日や、夜中に臨時訪問の時は、たいていの場合は予想がついています。

そうではない、予想がつかない臨時の緊急訪問、例えばカテーテルが閉塞した・・

などは、私達の日頃のケア、ケアプランが悪い、という事。

予測し、予防・管理が不十分だったと、反省します。

しかし、予防・管理できないような状況で、今夜あたり訪問かな?

と予測している時は、お酒も飲まず(いえ待機の時は飲まないのが普通ですよね

いつもより少し早く寝て、いつ呼ばれてもいいように心の準備をして寝ます

そうすると、大抵、夜中に電話が鳴り「〇田さん、・・・」と連絡が入り、「すぐに伺います」

と言って、訪問し帰宅後は、また少し眠ります

朝になり、もう一度同じ方から「〇田さん、・・・」と同じ電話

そうなんです、こんな風に心して寝ると、必ず夢で先に訪問し・・・同じことを繰り返し

看護してくるので、結構疲れるんです

人の倍働いているってこと  えへへ

考えてる事が、いつも夢に出てくるので、結構一晩に3本立てくらい 夢見てます。

Photo_2 Photo_3

Photo_4