柊訪問看護ステーション

訪問看護・・・日々の徒然・・・

半固形化栄養のお話でした。

2015-03-24 22:20:43 | 研修

経管栄養をされてる方で、逆流により誤嚥性肺炎を繰り返したり、下痢が頻繁だったり

長時間同じ体制でいられない人や、お出かけしたいのに、栄養に時間がかかり、また栄養直後に動き、もどしてしまうのを防ぐために

10年位前からでしょうか・・・半固形化栄養を始めましたよね

その頃は、寒天で作り、時間と手間がかかってました。

その後、イージーゲルが発売され、お金は少しかかるけど、簡単になりました。食品として半固形化栄養も発売されましたが

これは全額負担になるのでなかなか手が出ませんでした。

そして昨年ラコールの半固形剤が発売され、ようやく、手間も時間もお金もかからなくなり期待の星誕生

ただ、注入に力が少し必要で、たまに注入するくらいなら頑張れますが、毎食注入されているご家族は手首を痛めそうです。

そこで、誕生したのが『加圧バック』・・手術室で見かけたことがありますよね

それです。 柊の利用者さんも使ってますが、改めて、今日大塚製薬の大渕さんに来ていただき

説明を受けました。

   

気をつけなきゃいけないのは、水分量を計算するとき、ラコール液剤は水分量は約85%に対し、半固形剤は約76%と少なめです。

水分不足にならないように、気を付けないといけないですね

そして水分注入は栄養剤注入の30分前に、栄養剤注入後なら終了後2時間経過してからということでした。