OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

読み聞かせ

2012年01月17日 | 文化・芸術
読み聞かせ、というジャンルがある。
なんとやさしいジャンルなのかと思う。
子どもたちに、本を読んで聞かせてあげる行為は、想像の世界。
それに関わる大人の方たちも創造と想像を必要とする世界のようだ。

午前中は、そんなことを地元図書館で行われた木坂涼講演会で感じた。
言葉のリズムや身体のリズムへの言及も詩人ならではの感性。

午後は大塚の稽古で、像造記を基本とした楷書に取り組んでもらう。筆の機能を知るにはかえって刀意のある像造記を学ぶのはいい。

夜は、表参道で、江戸の読み聞かせか江戸のラップか、都了中の浄瑠璃を聴く。
都了中には好感をもっていたが、今日は、すごい! と感じ入った次第。
常磐津節の乗合船恵方万歳って、今の人が聴いてもおもしろい。



コメント (2)
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