ひぐらしの思い出

17年続くライフログ。
2020年2月から2022年12月まで毎日日記を書いていました。

火傷のきれいな治し方(湿潤療法のススメ)

2020-06-21 09:12:32 | 包丁で指を切りましてシリーズ(湿潤療法やってみたシリーズ)
先日、ヘアアイロン(いわゆるコテ)でおでこを火傷してしまいました。



6/9(火)の朝でした。
前髪をクルッと巻くときにコテが触れてしまったんです…。あっ!と思いましたがその時は見た感じ何ともなく。朝の出勤支度中ということもあり、時間がなくてそのまま出かけてしまったんですが小一時間ほどするとヒリヒリとした痛みが出てきました。「これはやべえ…」
そこでふと思ったんです。

これはもしや数年前に切り傷でやった湿潤療法の出番なのでは?


やや大げさに書きましたが「そうだあれだ」と思いまして。

この治療法を知る前「消毒して乾燥!」という古い治療をしていた頃はとにかく傷が治るのが遅く痕も残りやすかった。そんなわたしが泣くほどひどいケガをしたのに湿潤療法できれいさっぱり素早く治って感動したのでした。

以来傷ができるたびにこの療法をやってきたんですが、いい機会(?)なのでこのおでこの火傷にもやってみて、その過程をレポートしたいと思います。

前髪で隠れる場所とはいえ女子の顔に火傷痕なんて残しちゃいけません。
きれいに治すぞー!

※そしていまだに消毒~乾燥みたいな古い治療をしている人がすこしでも減りますように!



さっそく帰宅後からやってみました。
ワセリンを塗って、3㎝くらいやぶり取ったサランラップを患部へぺたりと貼ります。



ラップがピタッとくっついてくれているので上からテープを貼ったりはしませんでした。


(これは翌日の画像。テカって見えるのはワセリンを塗ってラップを貼ってるので)

しかしああ…焦げてますね。やはり思っていたよりひどかったみたい。

ちなみに、使っているワセリンはこれ。


駅前の薬局で買いました。どこの薬局でもだいたい置いてると思います。日頃からなにかと使えるので一家にひとつ置いておくと便利だと思いますよ。
ラップも普通のサランラップ。
特別な道具がいらないのが湿潤療法のいいところです。
(キズパワーパッドでいいんじゃないか?というご意見は了解していますがわたしはあくまでも「家にあったものでできた!」ことがうれしかったのでラップとワセリンを推しますw)

これ不思議なんですが、ラップをペタッと貼った瞬間あのイヤーな「ヒリヒリ」とした痛みが消えるんですよ!
前はケガをして痛いときは別に痛み止を飲まなきゃならないほどだったのに。


さて一日たって黒くなってしまった火傷。
そのまま数日間はずっとラップを貼って生活します。

ここから画像が無いので少しご説明を。
二日目の夜くらいからかゆみが出てきました。治ってきてるんだと実感するも、かゆいのは困りますね〜。
実は一度、寝ている間にポリっと傷の部分をかいてしまったことがあって皮膚をすこし破ってしまったんです(おそろしいな)。きれいに治るかやや不安。

その後もお風呂や洗顔の時以外はずっとラップを貼って生活します。
お風呂、洗顔の際は患部に触れないように注意。でも水やお湯はかかっても大丈夫です。むしろ1日1回は水洗い(患部を水で流す程度)した方が清潔でいいと思います。
あとはとにかく乾かないように、1日2度3度ワセリンを塗ります。

そしてひとっとびに、一週間後の6月16日(火)。



(ラップを貼った状態です)

おお!
もうほとんど治ってません?
黒くなっていた皮膚はいつのまにかとれて(洗顔のときかなあ)ピンクに見えます。
新しい皮膚の色ですね。


そして10日たった6月20日(土)がこれです。



よく見るとピンクっぽくなってるんですがパッと見ではほぼ分からないレベルに。
さわってみても違和感ゼロ。
ここでワセリン&ラップは終了にしました。

火傷から10日で完治。
よかった!


今回のケガも湿潤療法できれいに治りました。
前回の怪我ブログシリーズが最近もずっと読まれているようなので続編を書きましたが、本当にこの治療法はおすすめです。ケガをしたときはぜひ試してもらえるとうれしいです。

本当に、消毒~乾燥みたいな古い治療をしている人がすこしでも減りますように。



こんのひよせ
シンガーソングライターをやっています。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿