卒業式

このところ真冬に戻ったような寒さが続きましたが、
今日は気持ちの良い春日で、絶好の卒業式日和でしたね。

私も日ごろお世話になっている日本語学校の卒業式に
来賓としてご招待いただき、
伺ってまいりました。
卒業式とは、いままでの学び舎に別れを告げ、
新しいスタートを切るための大切な節目の儀式であることを
あらためて思い出した、良い式でした。

今日、伺った学校はアジア各国の留学生の割合が多く、
大学に入る準備として通われている方も多いようです。
私自身、カナダに留学した当初、まず語学学校に通い、
英語の呼吸のようなものを肌で身につけた記憶があります。

今日お会いした留学生の皆さんも、
きっと、各国から来福され、
あたたかいこの福岡の地で多くのことを学び、
すばらしい出会いに胸を躍らせたことと思います。

本日卒業された皆さんが、
この福岡を第二の故郷として愛し、
そしてそれぞれ新しいステージに行かれた後も
新しい土地と福岡との架け橋となってほしい。
そんな願いをこめて、心からの祝福を贈りました。

うららかな陽射しの中、
明るい笑顔で卒業していかれた皆さんと、
この春、卒業を迎えるすべての方々の今後に、
幸、おおからんことを！

女性研修の翼

こんにちは。
花粉症の方にはつらい日々が続いていますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

昨日は、「女性研修の翼」の活動報告と来期の企画を行いました。
4月の選挙に無事当選させていただければ
来期もこの事業に関わることができる可能性もありますが、
今期の実行委員長としてはこれが仕事納めとなります。

福岡県が実施しているこの事業の目的は、
国際的視野をもった地域の女性リーダーの育成であり、
女性の社会進出の進んでいる国々に団員を派遣し、
研修を行って、その成果を地域のために
いかしていただこうというものです。

昨日、来期の団員派遣先がオランダとデンマークに
決まりましたが、来期もまた十分に練り上げられた、
すばらしい企画になりそうです。

私自身、この事業に関わってから、
女性の皆さんの様々な苦労をはじめて実感し、
それを改善するために各国が行っている支援策など、
子育て支援や、女性が働きやすい環境づくりについて
たくさんのことを学びました。

たとえば、来期の研修先として選んだ両国は、
両国とも出生率は約1.8と、日本と比較して大幅に高く、
しかも女性の社会進出度は世界中でもトップクラスです。

日本でも、社会の根本である「家族のあり方」について
真剣な取り組みが始まっています。
その取り組みの実現や、よりよい試みの実施に向け、
私も日々がんばっています。