1年以上待ち続けたセーラー万年筆のインク工房でインクを作ってもらってきました。
インクブレンダーの石丸治氏にお願いしたのは「木陰のどんぐりブラウン」です。
見本として、エルバンのティエラ・デル・フエゴで書いた日記と、どんぐりの写真を持参しました。
ベースとしては”ティエラ・デル・フエゴ”で、そこに、どんぐりの持つ赤味と柔らかさを加味して頂きたいと注文しました。
2度ほどの微調整で出来上がったのが、この色です!
1年もの間、頭の中に思い描いていた色を実現して下さいました!
所要時間は20分ほど。他に客がいなかったためゆっくりと話をしながら作って下さいました。
「この1年間、インク工房のスケジュールを追っていたものの、すれ違いが多くて、
今年3月に千葉ニュータウンで開催された時も、1週間前に出張で千葉ニュータウンに行ってたんですけどねー。」
なんて喋っていると、カリグラフィーで「Osamu Ishimaru」と書かれたネームプレートを指差し、
「これは千葉ニュータウンでカリグラフィーの先生が作って下さったんですよ」っておっしゃってました。
すごくお気に入りのようで、そのネームプレートも石丸氏と共に日本各地を巡っているようです。
蝶ネクタイの似合う、紳士な石丸氏との会話も魅力の一つ。
1本2100円で実現する、自分だけの色。
おひとついかがです??
「木陰のどんぐりブラウン」
”小春日和の晴れた日の昼下がりに見つけた、里山に落ちていたドングリ”の色です。
出張先が千葉NT駅近くでしたのでジョイフル本田には残念ながら行ったことがなく、買い物は専らイオンがメインでした。
私も、石丸氏が自慢していたネームプレートを作成された方をネットで見つけられたことに驚きました。
それではまた。