映画『レッドクリフ』に触発され、吉川英治著『三国志』全8巻、
続けて北方謙三著『三国志』全13巻を読破しました。
中国3世紀頃、魏・呉・蜀の三国が成り立つ「三国志」という歴史書を
もとに、後年、「三国志演義」という小説が生まれました。 事実7対虚構3
と言われています。 この小説をもとに日本でも小説家が独自の創作を
交えて、描いた中国歴史小説です。 史実は5くらいに薄まっている
かもしれませんが、面白いです。
『レッドクリフ』(赤壁の戦い)は『三国志演義』の一部で、前半に
そのお話は出てきます。
小説後半、軍師・諸葛孔明が仕えていた劉備(りゅうび)も亡くなった後の話。
孔明が可愛がり、期待していた優秀な部下が、指示されていた戦略を独断で変え、
味方に多数の犠牲を出した揚句、大敗してしまいます。
この部下、姓は『馬』。名は『謖』。
『馬謖』(ばしょく)という名前です。
「泣いて馬謖を斬る」の馬謖さんだったんです。
昨日、スポーツ紙を覗き見た時、
『泣いて馬謖を斬るー社長を解任』
というタイトルが目に入りました。 記事までは読めませんでしたが。
この “故事” を目や耳にすると、
“金城武さん” 似の諸葛孔明が心で泣きながら、軍の規律を保つ為、
馬謖の処刑を命じる姿が浮かんで来るようになりました。
続けて北方謙三著『三国志』全13巻を読破しました。
中国3世紀頃、魏・呉・蜀の三国が成り立つ「三国志」という歴史書を
もとに、後年、「三国志演義」という小説が生まれました。 事実7対虚構3
と言われています。 この小説をもとに日本でも小説家が独自の創作を
交えて、描いた中国歴史小説です。 史実は5くらいに薄まっている
かもしれませんが、面白いです。
『レッドクリフ』(赤壁の戦い)は『三国志演義』の一部で、前半に
そのお話は出てきます。
小説後半、軍師・諸葛孔明が仕えていた劉備(りゅうび)も亡くなった後の話。
孔明が可愛がり、期待していた優秀な部下が、指示されていた戦略を独断で変え、
味方に多数の犠牲を出した揚句、大敗してしまいます。
この部下、姓は『馬』。名は『謖』。
『馬謖』(ばしょく)という名前です。
「泣いて馬謖を斬る」の馬謖さんだったんです。
昨日、スポーツ紙を覗き見た時、
『泣いて馬謖を斬るー社長を解任』
というタイトルが目に入りました。 記事までは読めませんでしたが。
この “故事” を目や耳にすると、
“金城武さん” 似の諸葛孔明が心で泣きながら、軍の規律を保つ為、
馬謖の処刑を命じる姿が浮かんで来るようになりました。