そうなんだ。

外国語で知ったこと。

馬謖   中国語

2011-09-22 13:00:00 | 語学
映画『レッドクリフ』に触発され、吉川英治著『三国志』全8巻、
続けて北方謙三著『三国志』全13巻を読破しました。

中国3世紀頃、魏・呉・蜀の三国が成り立つ「三国志」という歴史書を
もとに、後年、「三国志演義」という小説が生まれました。 事実7対虚構3
と言われています。 この小説をもとに日本でも小説家が独自の創作を
交えて、描いた中国歴史小説です。 史実は5くらいに薄まっている
かもしれませんが、面白いです。

『レッドクリフ』(赤壁の戦い)は『三国志演義』の一部で、前半に
そのお話は出てきます。

小説後半、軍師・諸葛孔明が仕えていた劉備(りゅうび)も亡くなった後の話。
孔明が可愛がり、期待していた優秀な部下が、指示されていた戦略を独断で変え、
味方に多数の犠牲を出した揚句、大敗してしまいます。

この部下、姓は『馬』。名は『謖』。 
『馬謖』(ばしょく)という名前です。

「泣いて馬謖を斬る」の馬謖さんだったんです。

昨日、スポーツ紙を覗き見た時、
『泣いて馬謖を斬るー社長を解任』
というタイトルが目に入りました。 記事までは読めませんでしたが。 


この “故事” を目や耳にすると、
“金城武さん” 似の諸葛孔明が心で泣きながら、軍の規律を保つ為、
馬謖の処刑を命じる姿が浮かんで来るようになりました。
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春   フランス語

2011-09-21 13:00:00 | 語学
「アルバイト ドイツ語」(7/29)に登場した、学生時代の
スキーロッジバイト仲間だった京大生の亀さんは、
卒業後、住商に就職しました。
彼は新人の頃、在住地でもある関西で勤務していましたが、
東京出張の際に連絡をくれたことがあります。

私の勤め先でもある銀座で会うことになり、待ち合わせ場所は
東京に不慣れな彼に、知っている場所を言ってもらいました。

『オプランタン』

ぶっきらぼうな物言いと間違いに、思わず笑って言いました。

『それ、プランタンの事ね?』

銀座にあるデパート名で、フランス語です。

今にして思うと彼の言い方は正解です。 「男と女 フランス語」(8/9)続編。
フランス語で、“~で” は
「a la + 女性名詞」(ア ラ + 女性名詞)
「au(a leの略) + 男性名詞」(オ + 男性名詞)


「printemps](プランタン)・・・春
は男性名詞なので

「au Printemps」(オプランタン)・・・プランタンで

亀さんはフランス語を知っていたのでしょうか。

永らくの米国駐在から戻ったと、風の便りに聞きました。
お元気ですか?
Retrouvons-nous au Printemps.(ルトゥルヴォンヌ オプランタン)
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ピーマン  中国語

2011-09-20 13:00:00 | 語学
中国歴史物、好きです。
本も読みますし、映画も観ます。
『レッドクリフ』 も 『ラストエンペラー』 も面白かった。

勤めていた会社の社長室前に、額に入った
愛新覚羅溥傑さんの書が飾ってあるのを見つけた時、
感動しました。
彼はラストエンペラーの弟君です。

中国へは行ったことがありませんが、台湾はあります。
街の看板が漢字で、ある程度何であるか想像が付きました。
多少、日本語と違いもあります。

「飯店」(ファンティエン)・・・ホテル

料理店をイメージしてしまいます。
○○飯店という中華料理店、日本には何軒もあります。

中華料理と言えば、チンジャオロース。 
音だけだとピンときませんが、漢字で 「青椒肉絲」
と書いてあれば、“青い野菜と肉が糸みたいなのかな。” 
とぼんやり連想できます。

「青椒」(チンジァオ)・・・ピーマン
「肉」(ロウ)・・・肉
「絲」(スー)・・・材料の切り方で、細切り・千切り

「絲」(スー)という字は「いと」で変換出来ました。
漢和辞典によると、
教育漢字の「糸」は「絲」の略字として用いられたもの。
とありました。

 
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Andersen  日本語

2011-09-16 13:00:00 | 旅行
私は添乗員専門ではなく、オフィス内で、
グループツアーの飛行機を手配する業務についていました。
業界用語で言う “エアー担当” ですね。

安心して下さい・・・。 
添乗業務資格は持っています。
添乗には、専門添乗員の急病時の交替や、ピーク時期で
添乗員が足りない時に、行くことが多かったのです。

同期で同じく内勤のミコちゃん。 
初デンマーク添乗での英語ガイドで、“ヒヤヒヤ”話。

デンマーク人で英語が堪能な現地ガイドさん。
「アンダーセン、アンダーセン」と出てくる名前。
「はて? 」と思いつつ、
そのまま「アンダーセン」と和訳していました。

ほどなく気が付いたのは幸い。
字を見て、 「しまった!」。 取り急ぎ訂正。

日本で、彼はこう呼ばれて親しまれています。

「Andersen」・・・アンデルセン

因みに、デンマーク語読みでは、
(アナスン)だそうです。

『アンデルセン』が世界共通の発音だと思っていました。

やはり・・・、
初添乗地は日本語ガイドさんにお願いしたいものです。
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土曜日   英語

2011-09-15 13:00:00 | 旅行
昨日の話の続きになります。
2回目のスペイン添乗は、5か月後のお正月。
前回と全く同じコースで、バルセロナ、グラナダ、
マドリッドを巡ります。

今回は、仕方ありません。 グラナダでは英語ガイド
が付くことになりました。
でも、大丈夫。 前回のカワサキ氏の説明は、ちゃんとメモ
してあります。
聞き取れない単語の一つや二つは、なんとかなるでしょう。

出迎えてくれたのは、濃いお顔の、セニョール パコ。

打ち合わせ中、彼の言う(サトゥルダイ)がわかりません。
それを伝えると、彼はゆっくりと、
「マンダイ、チューズダイ、ウエンズダイ、サトゥルダイ」。

わかりました! 土曜日、サタデェィですね。
「Saturday」(サタデェィ)・・・土曜日

スペイン語で土曜日は、「sabado」(サバド)

(サトゥルダイ)って、思いっ切りローマ字読みの英語です。
しかも“ル”が巻き舌。

そうなんです。
英語が母国語じゃない者同士、母国語なまりの英語で
構わないんですね。

パコさん、私の日本語なまりの英語も、どうぞよろしく。
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