神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

パッヘルベルのカノン

2005年04月29日 | 音楽
「大型連休スタート!」と言っても、特に大きなイベントの予定があるわけではありません。今日は一人で暮らしている実母のところに行って、父の墓参りをし、一緒に昼食をとりました。午後からは家内の実家に移動して、これまた先月のお彼岸に行けなかった墓参りを済ませておきました。久しぶりにまとまった時間、車を運転したので、いささか疲れました。したがって今日のウォーキングは取りやめです。
 それはそうと今、ゲーベル指揮ムジカ・アンティカ・ケルン演奏のCDを聴いていますが、彼らの弾く「パッヘルベルのカノン」は猛烈な速さです。メトロノームで測ってみると、四分音符=72くらいになります。これだけ速いと曲のイメージがまるで違いますね。個人的には普通の遅い演奏が好きです。所属するリコーダーアンサンブルでも時々合わせますが、優に倍は遅いですね。そして、演奏するたびに何と素晴らしい曲だろうかと感心します。
 パッヘルベルは大バッハより32歳年長のドイツ音楽の先人だそうですが、私はこれ以外の曲は知りません。そして、この曲を聴くといつも、パッヘルベルにとってこの曲は会心の出来だったのか、それとも数ある作品の中の一つでしかなかったのか、あるいは、自分の死から三百年後にも世界中で演奏されるようなことを想像しただろうか、といったことを考えてしまいます。

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