ファティマ第三の謎をめぐるバチカンもの(?)です。キリスト教徒はこの手の話が好きなんでしょうね。でもこのお話を読んでると、キリスト教の神というのは日本の神道とは比べ物にならないくらい人間くさい感じがします。もう少し人間と距離を置いたらいいと思うんですが。でないと、人間だけがこの世で特別の存在であり、特にその中でキリスト教徒は別なんだ、という思想になりそうで、どうも一神教は排他的に陥りやすいように思いますね。
ともあれ、前に読んだ『ANGELS & DEMONS』のおかげでコンクラーベの場面もよく分かって面白かったですし、全体によく考えられていてお奨めです。
ともあれ、前に読んだ『ANGELS & DEMONS』のおかげでコンクラーベの場面もよく分かって面白かったですし、全体によく考えられていてお奨めです。
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