神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

アパラチアの春/コープランド

2011年08月06日 | 音楽
もとはバレー音楽なんですね。美しい音楽だと思います。
ご多分にもれず、私もこの曲はアパラチア山脈を描いたものだと何も知らずに思ってました。でも調べてみると全く関係がないようで、題名は後でつけたものだと知ってがっかり。まことに音楽は不思議なものですね。
ウィキペディアによるとコープランドという作曲家は、若い頃パリ留学して、一般大衆と現代音楽の隔たりを意識し、帰国後は簡明な作風になったとのことで、そのころの作品の一つがこの「アパラチアの春」のようです。この路線を貫いておれば、ひょっとして大作曲家に成長したかもしれないのに、よせばいいのに12音に戻ってしまい、晩年は非常な寡作になったとのことです。まこと「現代音楽」の呪縛は大きいということでしょうか。

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