いろんな誕生日

今日、10月5日は
ワタシの若き友人、アプサラ嬢の誕生日です。

しかも今年は何と！！！
二十歳の誕生日なのよ！！！
(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))（拍手ーっ！）

今日は、平日ではありますが
ワタシは、ちょうど急ぎの仕事が無い日なので
有給休暇を取る予定でいました。

アプサラ嬢も、ちょうどこの日は
アルバイトが休みになりそうなので
一緒に記念日をお祝いしようね！と
約束していたのです。




しかし・・・

昨日の夕方、LINEが来ました。

急遽、休みが一日延びて
誕生日は仕事になってしまった
とのこと・・・。(;_;)



日本人のアルバイトであれば
たとえ急なシフトを打診されたとて
「無理です！誕生日なんで！」と
あっさり断れたのでしょうが。

雇用主から打診をされたとて
あっさり断っても大丈夫なことを
文化背景として知らなかったのか？

打診を断ってしまうと
今後の不利益に繋がるような
ブラック職場なのか？

断りの言葉をとっさに口にするだけの
日本語の語彙力が足りなかったか？
気の強さが足りなかったか？

はたまたそれ以外の
別の理由があったのか？

・・・理由は分かりませんが
とにかく、彼女は断れず。

今日は、二十歳の誕生日という記念日なのに
午前中は日本語学校、
午後は夜中までアルバイトなのでがす。
(;_;)




そもそも彼女は
出稼ぎのために日本に来てるのだから
ワタシから「休んじゃえよ」なんて
無責任なことも言えません。

むしろワタシの方が
有給休暇を明日にずらしたいのですが
明日は終日、重要な会議がある上
夜も懇親会があり、動きが取れません。

結局、アプサラ嬢の20才生誕祭は
次の日程も未定のまま
リスケになってしまいました。




話は変わりますが
つい4日前は
友人の狂犬Ｉ嬢の誕生日でした。

しかも、奴も
50才という大きな節目の誕生日
だったのです。

なので、ワタシも
1ヶ月前から気合を入れて
スペシャルゲストを招聘したり
老舗料亭の個室を押さえたり
フルコース＋手土産を手配したりと
めちゃ張り切っていたのです。

・・・その後の、今日でしょ。

複雑な気持ちになってしまいました。




狂犬Ｉ嬢の生誕祭は、計画通りに
美味しく、楽しく、開催され
思い出に残る幸せな時間を過ごせました。

20年来の旧友の誕生日祝いを
パーッと華やかに開催するのは
全然悪いことでないと思うし
何ら悔いはありません。

しかし。

そのつい数日後に
身近なお嬢さんの、二十歳の誕生日が
こんな展開になってしまうと
さすがのおいらも
やるせなくなってしまいました。




生まれた国ガチャ、
生まれた時代ガチャ、
住む場所ガチャ、、、

ただのガチャなのに
あまりに不公平がすぎるよな。

だからといって
アプサラ嬢と比べると
ガチャに当たった側であるワタシも
外国人労働者に支えられた
便利な世界に安住してるわけで

そんなワタシが
やるせない気持ちになるのも
厚かましい話で
何も言えません。




結論のない話で、失礼しました。





（鰯雲、ならぬ、秋刀魚雲）





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