来期の歩の進め方

2018-03-10 07:47:33 | 日記
おはよーございナツ。

3月に入り、ようやく来期からの社内人事が発表になりました。

ワタシは、本来であればこの3月末で出向終了、本体へ戻る予定だったのですが
もう1年、出向延期になりました!

長らく取り組んできたBIGプロジェクトが
今からいよいよ佳境に入ろうか、という時期だったので
自分としては、延期させてもらって、すごく嬉しいです。




そのBIGプロジェクトとは、
日本式医療を必要としている外国人に、適切な医療(および付帯サービス)が、
双方に納得のいく価格で、スムーズに提供されるような、
そんな仕組みを作ることです。

「Let`s move JAPAN forward from 九州!」
と言えるくらい、大きなインパクトを与える仕組みにするため
九州の医療界と経済界を巻き込むべく、これまで着々と種を蒔いてきました。

実を言うと、内心では
「ワタシ以外の、いったい誰に、このプロジェクトの事務局が務まろうか?」
というくらいの過剰な自信もあったので
出向延期と聞かされ、嬉しくてほっとした気持ちもあったのですが・・・




・・・でも、それはそれで、怖くなってきました。

当初の契約を反故にして、自信過剰な願いを聞き届けてもらった以上は
絶対に、このプロジェクトを成功させなければなりませぬ。

反対勢力が想像以上に強く、ボコられたらどうしよう・・・!
失敗して、頓挫して、水泡に化してしまったらどうしよう・・・!
医療界や経済界の重鎮の顔に泥を塗ったらどうしよう・・・!
形はできても全く機能せず、作るだけ無駄だったということになったらどうしよう・・・!


悪い方に考え出すと止まらず、不安で不安でしょうがありません。

でも、こういうときは、不安をなくそうとしてじたばたあがくより
不安は不安で、どんどん膨らむに任せよう。

きっと、「不安。でも、進む。」というのが、大事なんだろうな。




あと、もう一つ、もっと根源的な不安もあります。

そもそもこのプロジェクトは
本当に、世のため人のためになることか?正しいことか?善いことか?
と考えると、「100%善!」と言い切る自信が実はないのです。

もちろん、外国人側にも日本側にもニーズがあって
世のため人のためになることだ、と思っているからこそやっているのですが
リスクやデメリットや危険性や最悪のシナリオまで考えると
正直なところ、一抹の疑いや怖さを抱えています。

日本に無い多剤耐性菌が入ってきて、パンデミックが起こったらどうしよう・・・!
医療訴訟とか国際的問題に発展したらどうしよう・・・!
悪徳コーディネート企業が跋扈しだしたらどうしよう・・・!
国民皆保険制度の存続に悪影響があったらどうしよう・・・!


それでも。

こういうときは、正しさを証明しようとしてじたばたあがくより
疑いや怖さも、しっかり見つめよう。

「自信ない。でも、進む。」というのが、大事なんだろうな。




成功か失敗か、正か邪か、善か悪か、なんて、いずれ歴史が判断するしかないから
今はただ、「多分、正しいんじゃなかな?」と思える方向を、いったん信じて
見事な成果を上げてみんなをギャフンと言わせたいなんて、変な色気は出さずに
やれるだけ、やってみよう。

ガクガクブルブルしながら、半ベソかきながら。

でも、敢えて。

自分らしく猪突猛進していこうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする