中国か支那か○○か

2013-01-02 21:17:18 | 日記
こんばんにゃ。

新年早々、物騒な話題からいきます。




突然ですが、Chinaのことを一般的には『中国』と言うでしょ。

以前、超国粋主義者な同級生S嬢と
おしゃべりしてるときにそんな話になり

「中華人民共和国というのは、世界の中心という意味であって
 それを略して『中国』なのであって
 そんなアホらしい呼び方を受け入れてるのは日本くらいのものであって
 何様のつもりか知らないけど、こちらが卑屈になる必要はないのであって
 世界一般では『China(チャイナ)(シナ)』が一般的なんだから
 日本も『支那』と呼ぶのがよいのであるーっ!」

と、S嬢が吼えていたのです。

そのときは、何となく「そうか、そういうものなのか」と
ご高説を拝聴していたのですが
それが何となく心に残っていて
家に帰ってぐぐってみたのがこちら。

Yahoo知恵袋

なるほど、なるほど。




今日は、なにせ松の内も明けないうちですから
朝から日本酒三昧で過ごしていたのですが

今日飲み交わしてた相手というのが
年始や祝日にはいまだに玄関に日の丸を飾る習わしがあり
自宅まで街宣車が押しかけてきたこともあるという
超右翼な某友人だったので、ふとその話を思い出し

「『中国』でなく『支那』と呼んでいいじゃないのかね」と
S嬢のご高説をふっかけてみました。

右翼同士、この話題にはきっと乗ってきてくれるのでないかと思いきや

「いやー、別に『中国』でいいんじゃない?」
と、温厚な答えが返ってきて、あらら肩透かし。

理由を聞くと

「イマドキの日本人がChinaのことを『中国』って呼ぶのって
 ヨーロッパと日本の『中』にあるアジアで一番大きな『国』
 くらいの意味にしか思ってないでしょう。」
とのこと。

うーん、なるほど・・・。

この会話は、ここで終わってしまったのですが
それはそれで妙に納得感があったので、よしとします。

いくら漢字本来の意味が「世界の中心」でも
本当心からにそう思っている人が果たしてどれだけいるのやら。
China国内においても、国外においても、ね。
名は体を表さない。驕れる者は久しからず。肉を切らせて骨を絶つ。

もはや、中国と呼ぼうが支那と呼ぼうが
ジョージと呼ぼうがナンシーと呼ぼうが
どうでもよくなったりしてきた今日この頃。




 たとえどんな名前で呼ばれるときも
 花は香り続けるでしょう
 たとえどんな名前の人の庭でも
 花は香り続けるでしょう

 あのひまわりに訊きにゆけ あのひまわりに訊きにゆけ
 どこにでも降り注ぎうるものはないかと
 だれにでも降り注ぐ愛はないかと

 (中島みゆき「ひまわり"SUNWARD"」)
コメント
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