世にも不思議な手袋話

2012-02-20 21:36:20 | 日記
こんばんにゃ。

一晩明けても、いまだに
狐に包まれた・・・もとい、つままれたような気分です。

この週末、とっても不思議なことが起こったので
ちょっと話を聞いて下さいな。




以前より愛用していた手袋がありまして
あまりに酷使しすぎたためか、とうとう破れてしまいました

この時期から手袋を買うのもナニよねと迷い
かといって、雪もワサワサ降るこの週末、手袋無しには生きていけず
この冬を乗り切るための手袋を探したところ
断捨離の粛清を乗り越え、一つだけ美しい手袋が残っていました。

色が綺麗で、衝動買いしたものの
あまりに綺麗な色すぎて、洋服から浮いてしまうのが難点で
着けるに着けられず、かといって、手放すこともできず
そっと取っておいた手袋です。




一昨日の週末、その綺麗な手袋をはめて
人通りの少ない大通り(住吉通り)を、浮きながら歩きながら
スマホでメールを打っておりました。

綺麗手袋は、スマホ対応ではないので、右手だけ外して
外した右手の分は(よく覚えていないのですが)
コートのポケットか、カバンの中に、ひょいと入れておりました。

メールを打ち終わったので、右手の手袋をはめようと
コートのポケットをまさぐったけど、見当たらないので
「あら、カバンの中に入れたかな?」と思い
ひょいとカバンを見ました。

ちなみにカバンは、トートバッグのようにフタのなくて
上から中身が見えるタイプのものです。

当然、財布やら手帳やらといった、バッグの中身の一番上に
ひょいと手袋が乗っているものと思って覗いたのですが・・・

そこには・・・

1000円札が、2枚入っていました。




なぜ?!・・・なぜ?!




謎の紙幣も気になるけど
とにかく寒いので、手袋を探すけど
カバンの中にも、見当たりません。

歩いているうちに落としたのかと
今まで歩いてきた道を戻るけど、どこにも見当たらないのです。




これは困ったことになったべと、途方にくれて周りを見渡すと
ふと、通り沿いのお店で、手袋を売っているのを見つけました。

住吉通り沿いにある業務用白衣などの卸問屋さんなのですが
たま~に、一般客向けの小物をワゴンに出して、やる気無く売っています。

しかも、時期が時期ということもあり、半額セールで
ちょうど2,000円の手袋を売っていました。

不思議な気持ちのまま、ワゴンから黒い皮の手袋を取って購入し
その場で値札を切ってもらって装着し、寒さをしのぐことができました。




綺麗な手袋の右手は、今日もいまだに見つかりません。
きっとこのまま見つからないのでしょうね。そんな気がします。

小規模庶民派わらしべ長者、と言ってもいいのかな。
綺麗な右手の手袋が、地味な両手の手袋に化けたよ。




そもそも、あの千円札2枚はなんだったのでしょうか。

前日使ったバッグと、違うバッグを持って出たので
家を出る前に、一つずつ荷物を入れ替えたのです。
(お酒は一滴も飲んでいない、完全シラフな状態で)

だから、家を出る時点で、そんなお金は入っていなかったということは
自信を持って断言できます。




考えられるとしたら

(1)空から(ビルの上階からとか)千円札がヒラヒラ落ちてきて
 うまい具合にワタシのバッグ内に2枚入った

(2)通りすがりの人が、すれ違いぎわに
 ワタシのバッグに千円札2枚を突っ込んだ

(3)自分でも知らないうちに、サイババ的能力を身に着けていて
 空中から千円札2枚を生み出した

とかでしょうか。

どれにしても、不思議だわ・・・。




前の晩に飲みすぎて、お会計の記憶がなく
なぜか異様に紙幣が減ってるとか
逆に異様に全然減ってないとか
そんな不思議なことは、たまにあるけれど

シラフの真昼間から
バッグの中に2000円が降って湧いたという経験は、さすがに初めてです。




願わくば、(3)の能力を身に着けて
一生ウハウハな生活を送れることを切に願うのですが・・・

それにしても、不思議だ・・・。
コメント
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