晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

猿襲来か? 2/5

2010-02-06 | 日記・エッセイ・コラム

2010.2.5(金)晴、曇

 休みというのは何千回と経験しているのだが、嬉しいものである。朝寝して、昼前までボーとして、いつものように綾部に買い物に出かける。帰りに27号線沿いの魚幸さんで鯖のへしこやサザエ、鯵のつくりなど買って帰る。へしこは昔のようにやたら塩辛いものでなく、安くて旨い、特に焼いているときのあの香ばしい臭いがたまらない。
 買い物から帰って車を片付けたりしていると、どーも様子がおかしい。んっと畑を見ると、「あー、やられた」、じょんのびファーム最後の野菜である大根が見事にかじられている。「くそー、鹿かなー、猪かなー」しかし朝は気がつかなかったのだ。これだけやられていたら、朝から気がつくはずだ。現場をつぶさに調査する。マルチも破れていないし、足跡もない、猪や鹿なら足跡が残るはずだ。アナグマかなあ、しっかりかじったのもあるが、ほとんどが一口かじったものだ。これはよく聞く猿の手口だ。Img_3830
 もし猿なら椎茸が危ない。実は昨日大きくなった椎茸を収穫し、小指の先ぐらいの小さな椎茸がいっぱい出ているのを確認しているのだ。椎茸は昨秋から出始めているのだが、林の中に放ってあったので、猿の被害を恐れ、木小屋横に移し見えないように寒冷紗をかけていた。恐る恐る寒冷紗をめくってみる。寒冷紗そのものは破られているわけでなく、めくられているわけでもなくいつもどおりのスタイルで居た。ドキドキしながら寒冷紗をめくって、ガックリくる。しっかりやられていた。見事に小さなものまで盗られていた。やっぱり猿めが来やがった。残り少ない大根はよしとして、楽しみの椎茸は許せない。いい知れない虚脱感に襲われる。Img_3831
 猿は昨年の夏以来姿を見せていなかった。林の中で越前クラゲ状の椎茸が出来たときも全然襲われなかった。椎茸が出始めてから3ヶ月、一度も被害はなかった。半年ぶりに姿を現したときが定休で留守にしていたとは、なんという偶然か。それとも以前から狙っていて、留守になるのを待っていたのだろうか、そうするとなんと知能犯なんだろうか。
 ここに椎茸があるのが解った以上、またやってくる、それまでに完全に柵をこしらえなければならない。今、ドッグラン作りが佳境になって調子が出てきたところである。ここで柵つくりに手を取られるのはなんとも手痛い。「何かをしようとしたら、その前にやらなければならないことができてくる」なーんてマーフィーの法則があったっけ。

【作業日誌 2/5】
 ドッグラン柱塗装(6日目)

今日のじょん:もし猿が来ていたとしたら、留守の間もの凄く吠えていたと思う。それでも奴らは、犬が出てこられないのを知って好き放題していたのだろう。じょんはきっと悔しい思いをしたのでは無かろうか。大根や椎茸の現場を臭がせたら、凄く興奮して山の中まで嗅いでいた。

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