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「爆笑!スターものまね四天王」 レビュー (ファミコン)

2018-11-16 21:00:53 | ファミコンレビュー
ボードゲーム
開発も発売パックインビデオ
1990年9月14日発売

あらすじは
ボードゲームなのでなし

特徴

主なゲームルールとしては…
『清水アキラ』『栗田貫一』『コロッケ』『ビジーフォー』の内から1人を選択し
最終的に淡谷先生に認められれば優勝。
つまりゲームでの勝利となる。

では、どのようにすれば優勝できるのかという話であるが
4人キャラにはそれぞれにものまねを得意とする芸能人がいる。(ものまねキャラのかぶりはなし)
まず、その芸能人の所に出向いてものまねをする許可をもらう。
許可をもらった芸能人のご機嫌を伺いながら、
自身のものまね芸を磨き世間で人気、実力ともに高める事で
ようやく淡谷先生に認められるのである。


独自仕様が強く、他に類を見ない物が多く
それを説明すると非常に長くなるのでおおまかな流れだけを説明する事にする。
取説読んでね。

『清水アキラ』:緑
『栗田貫一』:黄色
『コロッケ』:青
『ビジーフォー』:赤

の中からキャラを選択

4人のものまねキャラ可能キャラは

『清水明』:
 『かやまゆう』『スコット』『ナオけん』『たいさん』『あっこ』『みつき』『サブ』『むらただ』

『栗田貫一』:
 『マッチ』『しづか』『マッチ』『きょーへい』『フジあに』『トシちゃん』『こうひろみ』

『コロッケ』:
 『チョー』『バカとの』『ももへ』『ひろりん』『しまちよ』『みかけん』『ちあきなお』『せんまさ』

『ビジーフォー』:
 『いちろう』『ゆうやさん』『さささま』『なかふち』『ヘルビス』『まさかす』『ワオ』『パンチョ』

多少、名前を変えていたり、略語があったり…
どの名前が誰なのかは考えてみてくださいませ。


まず、
ゲーム自体の進み方は
キャラが2個同時にサイコロを振る。
当たり前だが出た目の分だけ進めるが、途中のマスで止まる事も可能である。

止まったマスでの行動を起こして、ルーレットを2回回す。
この時のサイコロはイベントであり、出た目によって何らかのイベントが起こる。
これをひたすら繰り返し、優勝の条件を満たすか誰かが破産するかを繰り返す。

※破産は、キャラクターがものまね出来る芸能人がいなくなると発生する。
 破産するとそれでゲームは終了となってしまう。


マップは円状になっていてループすると考えてみて良い。
一方通行であり戻る事は出来ない。

マスの説明

『芸能人の家』:ものまねをする許可をもらったり、ご機嫌を取ったりする。
  ただ機嫌が悪くなると会ってくれないし、機嫌が最悪だとその人のものまねが出来ない。

  キャラは多いが
  キャラ毎のものまねキャラの家は色分けされているので分かりやすい。
  その人のものまねをしないキャラ(色違い)であっても
  マスに止まりその人の機嫌を取る事が出来る。

  ※その芸能人の機嫌を損ねたり
   別キャラのご機嫌数値が高くなると
   その人のものまね芸を使用する事が出来なくなったり、会ってくれなくなるので
   別キャラと仲良くなる事で相手プレイヤーに妨害する事が出来る。


『イベント会場』:ものまね芸を行い、ファンを増やす事が出来る。
 会場ごとに収容人数が異なる。全6種。

 ※『TV』と書かれた中継車が会場に止まっていることがあり
  そのマスに止まると「ものまね王座決定戦」が行われる。
  4人その場で(ものまねが出来ない場合は出場不可)
  トーナメントが行われ、優勝で200人、準優勝で100人のファンが得られる。


『トーヨコドーム』:ファンを集めてコンサートを開く。(ファンがいないと開けない)
 この時、自身の芸能パワーが上がるが何故かファンの数は減る。


『あわや御殿』:ものまね芸を淡谷先生に披露する。
 先生から満足を得るとゲーム終了。
 序盤は無理なので通過しようとしてもたまに呼び止められる事もある。



ゲーム上の流れは
ものまね可能な人員が少ないので
まず、芸能人の家に赴き、許可をもらう。
ある程度、ものまね可能キャラが増えて来たら
イベント会場でファンを集め、『トーヨコドーム』でコンサートを開く。
すると自身の芸能パワーが上がる。
上がるけどもファンが一旦、減るので
再びイベント会場でファンを集め、『トーヨコドーム』でのコンサートを開く。
何度か繰り返していくうちに実力がついてきているはずなので
そこで淡谷先生に認められてゲーム終了…

という所だろうか?
勿論、別プレイヤーの妨害などする必要はある。



ミニゲーム
これにより相手のその地方にいるファンを奪う事が出来る。


スケート対決:相手を外に出せば勝ち。

 十字キー:移動
 Aボタン:ジャンプ

 ※勢いあまって自分がジャンプして外に出る事もあるので注意

水泳対決:泳いで先にゴールに着けば勝ち

 Aボタン:泳ぐ(ひたすら連打あるのみ)

かけっこ対決:走って先にゴールに着けば勝ち

 十字キー:移動
 Aボタン:ジャンプ

サッカー対決:ボールを相手ゴールに入れれば勝ち

 十字キー:移動
 Aボタン:シュート
 Bボタン:トラップ、ドリブル

バレー対決

 十字キー:移動
 Bボタン:トス
 Aボタン:ジャンプ
  ジャンプ中にBボタン:スパイク

トランポリン対決:相手を先に地面につかせれば勝ち

 十字キー:トランポリンの移動
 Aボタン:ジャンプ


点数は25点


良い点
・テンポがイイ。



悪い点
・わかり辛い
・任意で止まれるマス
・イベントルーレットが雑


良い点の解説
・テンポがイイ。

 Aボタンを押すと大体早くなるのでテンポ自体は良い。
 テンポだけは…


悪い点の解説
・わかり辛い
 独自仕様が多く、4人の友達集めて
 「ハイ始めよう!」
 って即座にできないのが辛い。

 進め方をいくらか取説を使って調べないと戸惑うばかりである。

 それと現在の順位などが表示されず数字的表記もないので
 今、自分がどれぐらいの立ち位置なのかもわかりづらい。

 ものまねパワーの表示は随時やっていてほしかったなぁ…



・任意で止まれるマス
 出目以内であれば何のリスクもなしに任意で止まれるってのは
 ボードゲーム的にはアカンのと違う?
 止まりたいマスにはカード使ったりあの手この手を使うから考える余地があるのに
 普通に止まれるんじゃねぇ…

・イベントルーレットが雑
 イベントルーレットだけど、労せず相手のファンを奪えたり
 自分のご機嫌とったキャラが
 急に不機嫌となってものまねが出来なくなったりとランダム性が強すぎる。

・ギャグが酷い。
 「ものまね王座決定戦」が開催されると
 各キャラものまね芸を披露する事になる。

 『うたう』『ギャグ』『ふざけたネタ』

 の3つのコマンドがある。
 カーソルを合わせると数秒間止まる事なくキャラが演じる。
 『ふざけたネタ』をやると審査員の評価は良いが
 ものまねをした芸能人から不評を買うという諸刃の剣である。
 (というかこんなネタで評価する審査員はどないやねん)

 ただ、その『ふざけたネタ』というが…
 『ネタ』ですらなく単純に『ふざけているだけ』なのがチラホラ…

 それに曲目も少なくネタ自体は異なるのに音楽は同じである。



このゲームの淡谷先生は一体何なの?
淡谷御殿でものまねを披露する事になるのだが
その際、巨大な淡谷先生の肩の上でものまねを披露するキャラ。
なかなかシュールである。
大きさ的にはお台場にあった1/1ガンダムクラス。
実際はそんなに大きくはないのは当然だから
『ものまね王座決定戦』のオーラというか存在感を示したものだろう。
お前は、男塾の『大豪院邪鬼』かッ!
「スターものまね四天王」…というタイトル。
男塾でもそんなドデカイ『大豪院邪鬼』の下に
『影慶』『羅刹』『卍丸』『センクウ』を含めた4人を
『死天王』なんて呼んでいたな。
(どーでもええわッ!!)

話が脱線したな。
本作に話を戻そう。
ゲームルール的に淡谷先生に認めてもらうって事ではなく
単純に「ものまね王座決定戦」で優勝するってんじゃダメだったん?

それに、妨害などはイベントルーレットではなく
お金を貯めて、カードを買うって方が分かりやすいかったのではないか?
何でお金を採用しなかったんだろうか?

少しこのゲームが目指すべきであったゲームが見えて来たな…
最初は無名であったキャラがお金を稼ぎ、
弟子入りしたり、歌の学校などに通ったりすることで歌唱力を高め
メジャーになって芸能人からものまね許可をもらい
それで「ものまね王座決定戦」で優勝したら勝ち

みたいな…
って、今更何を言っているんだろうか…俺。

それはそうと…今プレイするとなると…
悪い点で指摘した「ふざけたネタ」が一部かなりひどく
もはや子供達ぐらいしか笑わないようなものが多く
しかも、当時の芸能界のネタだから
当時、子供達が成長した人が改めて振り返っても
沈黙するか呆れるか…
どちらにせよ楽しめるって事はないだろう。

仮にファミコンに興味を持った今の子供達がプレイしても

「誰これ?」

となるだろうしな。
一体、どうすればいいんだ?このゲーム。

まぁ、昔の世代が

「ああ…時代だな」

って過去を懐かしむ事ぐらいかねぇ…

後、ミニゲーム含めてキャラがやたらとピョンピョン跳ねるのは何でなん?

独自色が強く、みんなを呼んで初プレイの人はロクに分からないままいきなりプレイってのはなかなかきつい。
1度お試しプレイが必要であるという所だが2度目、本番プレイするほどのゲームかといったら…
う~ん…

「ものまね」を題材としたゲームなのに本作の類似ゲームは発売から20年以上経った今でもない。
誰からも真似される事がないであろう悲しきゲームである。



取説付きを購入したのでちょっと紹介。



↑:取説の表紙



↑:「『もくじ』ざます」って…





↑:う~ん…
 『コロッケ』氏のこのイラストを使回ししすぎだろ。


ここからがネタバレ






















全てではないだろうが髭人が遭遇した淡谷先生のコメントを紹介する。

・序盤のキツイ言葉
 「きらい」
 「それがネ なに」
 「つまらないわね」
 「なんにもにてないわね」
 「なんなの それ」
 「げひんね」

・中盤
 「さっきいったでしょ そういうことするから いけないの たってなさい」

・若干和らいできたころ
 「もうちょっとつよさがあっていいんですけど ね」
 「どうして とちゅうでふざけたりスンの ちゃんとね うたいなさい」

・後少し
 「よくにてたわね とてもおもしろかったんですけど ちょっときみがわるかったの」

・合格
 「うまいわね」




折角なので『ものまね王座決定戦』のイベントの
『ふざけたネタ』の特にひどいのを紹介しておく。


しまちよ:ねー おかしいでしょ でかいかお
サブ:しろいふともも おおきなちぶさ
さささま:ああ あたりまえのように ケがほしい
なかふち:ああ ウンコ キミの なをよべば ぼくはせつないよ


実際の番組でもやっていたからこそこんなネタを入れたんだろうか?
タイトルに『©』表記があるから事務所の許可は取っているようだがご本人は納得しているとは思えんのだがな。
と言っても、ものまねをされていた人も芸をやった後に本人に会って怒られたりもしているようだから
ご本人から許可は取っている訳などないだろうなぁ~。

ゲームとしても面白くもなくネタとしても微妙。
誰からも見向きもされずものまねも何もなく破産。
まさにこのゲームの行く末を占っていたな。

上記の淡谷さんのお言葉を呟きたくなるわ…

「きらい」
「それがネ なに」
「つまらないわね」
「なんにもにてないわね」
「なんなの それ」
「げひんね」



スタッフはゲームにも心を込めるべきでしたね。



合掌…




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