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「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」とは一体、何だったのだろうか? by 髭人

2014-06-24 21:00:45 | レビュー・考察 (総合)
MXで放送が終了して3か月。
色々と思う事があって書いてみたよ。

「SEED=種」そして
「DESTINY」(デスティニー)が「DEATH(デス)=死」にかけられ
「種死」と呼ばれるこの作品について様々な面から取り上げてみたいと思う。


アニメ本編を見ただけで設定資料などを見てないアホな髭人がサラサラッまとめただけだから微妙に違う点、稚拙な点が気になる方、そもそもこの記事がつまらんと思った方はブラウザを即閉じろ!!


まず、舞台から…
遺伝子を人工的にいじった事で優れた能力を手に入れた「コーディネーター」と
それらを行わなかった通常の人種「ナチュラル」の地球から宇宙まで巻き込んだ大規模な戦争。
それが「機動戦士ガンダムSEED」の話だがそれから2年後の舞台である。

オーブの代表である「カガリ・ユラ・アズハ」がザフトに視察に行き
そこで、開発されていたMSが強奪されるところからこの「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は始まる。


主な流れとしては前作、連合軍が核を撃ち込み、
そのコロニーにいた住人を虐殺した「バレンタインの悲劇」
その地は地球の周りを安定した軌道で周回していたが何故か落下することになった為
主人公達が破砕作業に急ぐがそれを邪魔する者達が現れた。
その「ユニウスセブン」を落下させようとした張本人たちだ。
破砕作業は行われたもののその者達に妨害により大部分が落下することとなってしまう。
落下した地球の被害は甚大。地球側はその落下させた者達が
「コーディネーター」であると知り、再びザフトと連合側で戦闘状態に陥ってしまう。
その後の非道の限りを尽くす連合側。

そこで、ザフトの評議会議長の「ギルバート・デュランダル」は
「ロゴス」が戦闘を扇動している全世界に表明。全世界の人々もそれに呼応。
その後「ロゴス」を討ち滅ぼすことに成功した。
ロゴス滅亡後「デュランダル」氏は

「人が戦争を行なってしまう根源は人間自身の遺伝子こそにある!
だから、遺伝子情報で人間その全てのその適正を決める」

という「ディステニープラン」の導入実行を指示

だが、それに潔しとしない「ラクス・クライン」達。
その「ストライクフリーダム」のパイロット「キラ・ヤマト」や
「インフィニットジャスティス」のパイロット「アスラン・ザラ」が
議長を倒すことに成功し、「ラクス・クライン」がザフトを台頭することとなりエンディングを迎えた。

この作品の世界的動きは上記といったところ。

劇中での動きは
前作の戦闘により両親と妹を失った「シン・アスカ」が一応、主人公となる。
そんな彼はMSの才能が突出しておりザフトの最新鋭機「インパルスガンダム」に乗り
ザフトの最新鋭戦艦「ミネルバ」に乗り、各地で戦闘を重ねていく。
「アスラン・ザラ」というかつての英雄と称される男は「アレックス・ディノ」という偽名を名乗り「オーブ」にいたが世界情勢を鑑みてザフトへの復帰を決意し、「デュランダル」の議長権限で特務隊「FAITH」となり特務隊の権限で「ミネルバ」に乗艦し
エースとして過度の振る舞いをする「シン」に対して一方的な指導を行っていく。

そんな中、「シン」はひとりの少女に出会う。
「ステラ・ルーシェ」という「エクステンデッド」と呼ばれる薬物や特殊訓練により強化されたパイロットだ。
彼女を保護したものの、適切は処置を施さねば死亡する事を知り
彼女を艦内から奪取し、彼女を生かせる処置が出来るであろう敵軍の仮面の男に、

「もうステラを戦わせるな」

と約束させ、彼女を返した。
だが直後に彼女は戦線に復帰させられる。
大型変形MS「デストロイガンダム」で町で大量虐殺を行っていた。
それを止めようと攻撃を開始する「シン」
その最中、仮面の男から「パイロットはステラだ!」と言われた為
「シン」は戦闘を停止させようと説得を試みるが中盤から戦場で好き放題暴れまわって去っていく「キラ・ヤマト」が操る「フリーダム」によって彼女は死亡してしまう。
「シン」は復讐に燃えその後の戦闘で遂に「フリーダム」撃墜に成功する。

傍若無人な振る舞いを続けた「アスラン」は議長の意に同意出来ず、離反する所で
新機体「デスティニーガンダム」を得た「シン」によって撃墜される。

ザフト側は「ロゴス」滅亡に全力をかける中、かつて「シン」が住んでいた「オーブ」に
「ロゴス」の親玉「ロード・ジブリール」がいることを突き止め「オーブ」に攻撃をかけるが
そこで倒したはずの「キラ」&「アスラン」が新機体に乗り復活する。
「ジブリール」に逃げられ「シン」は「アスラン」に煮え湯を飲まされる。

「ジブリール」を追い宇宙に行き、月に逃げた「ジブリール」を今度こそ倒すことが成功。

すぐに「デュランダル」から「デスティニープラン」の発動が発表された。
しかし「キラ」達一行がそれを阻止しようと立ちはだかる。
「シン」達はザフト側は「キラ」達の妨害に屈し、「デュランダル」が死亡。
「デスティニープラン」は白紙となった。

その後、慰霊碑に立つ「シン」の前に「アスラン」や「キラ」が現れ、

シン「いくら花を植えても人は吹き飛ばす」
キラ「それでも僕は花を植えるよ」

などと比喩的で非常にわかりづらい事をを言って
(多分。戦争などが起きても平和のために尽力するという意味なのだろう…)
和解して物語は集結を迎える。



さて、番組のよくわからんところを細かく指摘していくとしよう。

①設定変更

・生きている「ムウ・ラ・フラガ」

前作「機動戦士ガンダムSEED」の終盤、戦艦を守るために
敵艦の陽電子砲の盾となり機体が爆散し、彼の割れたヘルメットが宇宙空間を漂うというシーンで誰もが死んだものと思っていたが、今作では何故か生きていて記憶をいじられ「ネオ・ロアノーク」として登場する。
(回想で包帯グルグル巻きで寝かされているムウの前に医師たちがいたからあの中に「魁!!男塾」の「王大人」でもいたのだろう)
ちなみに前作、機体が爆散した直後割れたヘルメットが漂うシーンがあったのに、それ以後の回想ではメットが消えるという現象が起こった。
(「コクピット内にあった予備のヘルメットが漂っていたのだ」って言いきればよかったのに…)

その時点でおかしいのにその後のコイツの行動がなぁ…(後述するよ)

・「シン・アスカ」の家族を殺したのが「フリーダム」→「カラミティ」

第1話、オーブでの戦闘に巻き込まれ逃げるアスカ一家
山中を逃げる途中で妹が携帯を落とし、シンが取りに行ったところで「フリーダム」がハイマットフルバーストを放った結果、
爆心地付近にいた両親と妹を一気に失うという悲劇だったのだが…
その後のバンクなどでは「カラミティ」の砲撃で家族死亡という風に描写が変わっていた。

「ハッハッハッ…すり替えておいたのさ!」

東映スパイダーマ○の影響を受けたのだろうか?

②キャラ偏重主義
ラクス側の人間を妙に持ち上げようとしている所が非常に不自然に映る。

国の要人を拉致する、戦場に出て暴れるのなど各国に混乱を招く振る舞いを繰り返しているのに
何の声明も出さない「アークエンジェル」側に殆ど非難が起きないのは不自然。
プラント側は「アークエンジェル」を破壊する作戦を立てたが

アスラン「(プラント側が)『アークエンジェル』を狙うのはおかしい!」

おかしいのはお前だ。特に頭がな。
強力な兵器を持っている人間が気分に応じてしゃしゃり出てきて大暴れして気が済んだら雲隠れ。
こんな好き勝手を繰り返されたら世界中のみんな安心出来ないだろ。

③コミュニケーション不足
「オーブ」にいた「アスラン」は軍籍を「ザフト」におき「ミネルバ」に乗ってクルーと共にする。
そのクルー達は前大戦で「アスラン」は「ジャスティス」に乗り、活躍していたのを知っていた。
だったら「アークエンジェル」が出て来た時点でもっと突っ込んで(拘束してでも)聞くべきではないのか?

「アークエンジェル側の人員、規模など」
「アークエンジェル側の真意」
「アークエンジェル等の補給等を行う基地の所在」

尋ねる事はいくらでもある。特務の「フェイス」だからプライベートには立ち入らないなんてものでは済まされない。
髭人が「シン」の立場なら「アスラン」にこう聞くだろう。

「フリーダムのパイロット『キラ・ヤマト』ってどういう奴ですか?」

ザフト内でも『キラ・ヤマト』の名を知るものは多くいるだろう。
当然、「ジャスティス」と「フリーダム」は共闘していたのだから
「アスラン」に「キラ」との関係は皆無なんて思う奴は猿でもなければないだろう。
どう考えても聞くよな。気になって仕方ないだろう。
(第1話の時点で「フリーダム」の攻撃に家族が巻き込まれて死んでいたが、彼は背を向けていたから「フリーダム」のせいで家族が殺されたとは認識していないだろうが…)
「ラクス・クライン」の助けを借り、「フリーダム」をぶんどって使っている「キラ」に対してもっと聞いていくだろう。弱点を聞いていく意味でも。


「ネオ・ロアノーク」にも同じことが言える。
機体がやられ、「アーク・エンジェル」に入ることになりクルーは「ムウ・ラ・フラガ」である事を知っているのだから
もっと、きちんと説明する必要があったんじゃないだろうか?
描写がないにしても本人は

ネオ「俺は少佐じゃない。ネオ・ロアノークた!い!さ!!」

ぐらいの台詞しかなかったからな。
描写を省略したにしてもとても事細かな説明を受けた印象はない。
怪我をしているから心身の負担になるようなことは言わないでおこうという配慮?

「た!い!さ!!」

と階級を訂正させようとしているほど元気なのに?

④登場キャラ
大体頭がおかしいので個別に紹介していこう。

・「シン・アスカ」
(番組が始まった時点での)主人公
若くてパイロット能力が高いという事で増長して反発しまいがちなのは分かるが
「ステラ」奪取してからの敵に引き渡した後、ザフトは不問に付す。
いくら能力が高くてもクルーぶん殴っているんだから責任はなくとも謝罪する描写はあるべき。

同じ職場で、そいつの勝手で殴って来た同僚。
そんな大問題を起こしたのに何の責任も負わない(一時的に牢に入れられていたけど)。
謝罪もない。(描写がないだけ?)

特に軍医の女性。
虫の息の「ステラ」と「シン」を二人っきりにさせてやるために部屋から出ているほど優しいのに(ただ突然、攻撃などがあって怪我人がいつ運び込まれてもおかしくない軍医という立場なのに持ち場を少しでも離れているのは医者として失格…というか違反)
その後、「ステラ」を助けようとする「シン」にボディブローを食らって気絶させられているからな。
「シン」の飲食物に下剤でも仕込みたくなるよな。

そんな奴を許せますか?それで本人

「上層部は俺の事を分かってくれる人がいる」

みたいな増長しているような台詞吐いていたしな…
まぁ、主人公交代という憂き目にあった悲しい主人公ではあるけどね。

・「アスラン・ザラ」
脳内はいつも「キラッキラッキラキララ~」の可哀想な人
戦場を傍若無人の振る舞いを見せる「フリーダム」の「キラ」を見て
ミネルバクルーに

アスラン「キラは敵じゃない」

などという発言。「はぁ?」という顔をする「シン」の方が正しい。
「キラ」が敵じゃないにしてもその敵じゃない理由を説明する事はない。(その後の展開など描写がなかっただけとは到底思えない)
その後、軍の命令を果たし、フリーダムを倒した「シン」を一方的に殴る。
お前、どこに所属しているかわかってんの?
オーブと戦わなければならない立場に、「ハイネ」に諭される部分とか情けないったらありゃしない。
敵味方が激しく変わる世界情勢の中で軍に従うという覚悟で入隊したんじゃねぇのか?
軍は気軽にMSを借りられるレンタル屋じゃねぇんだぞ。

・「ギルバート・デュランダル」
議長であることをいいことになんでも特権を与えたがるお人。
自軍巻き込んでの「ネオ・ジェネシス」の発射は流石に擁護できん。
「デスティニープラン」発動前に
まず邪魔な「オーブ」をテロリストの戦艦を軍に編入するような国としてただ淡々と非難し
外交を通じて潰すような方法を取るなんて事は容易だと思うのだがなぁ…
事を急ぎ過ぎたか…阿呆だなぁ…

・「レイ・ザ・バレル」
あまりいう事はないが、最後の最後
「キラ」の言葉で簡単に翻意し、今まで慕ってきた「デュランダル」の撃つ。
そして、近寄ってきた「タリア」に対し唐突に

レイ「お母さん」

とか…
はぁ?
逆シャアで「シャア」が「アムロ」に対して

シャア「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だった。そのララァを殺したお前に言えたことか!」

を意識してのセリフなのかもしれないが
今まで母親を求めているような描写は一切ないし、「タリア」に対して特別な感情を抱いているような描写もないから不自然でしかなかった。
それに「デュランダル」を撃った事に関しても

デュランダル「だが君が言う世界と私の示す世界、皆が望むのはどちらかな?今ここで私を討って、再び混迷する世界を君はどうしようというんだ?」
キラ「覚悟はある、僕は戦う!」

ターン!

レイ「ギル…ごめん…なさ…でも、彼の…明日…!」

「キラ」に人を撃たせたくなかったから汚れ役にさせられたようにしか思えん。


・「タリア・グラディス」
「デュランダル」と付き合っていたが「デュランダル」とでは子供を産めないという事で別の男との間で子供をもうける。
意味不明な行動を繰り返す「アーク・エンジェル」を説得しようと試みたり常識人のように見えたが最後の最後、「キラ」に「子供を頼む」と言って、「デュランダル」と共に死ぬ。
子供はどーでもいいんかい?
それならずっと「デュランダル」と一緒にいりゃーよかったのに
かつての恋愛を取るという何というゴミ親。子供が可哀想すぎる!!

・「ホーク」姉妹
姉の「ルナマリア」は妹を殺した「シン」と仲良くなる意味不明(その時点では「メイリン」生存は知らない)。
妹の「メイリン」は基地内に警報を故意に鳴らすという行為をして好意を抱いていた「アスラン」と共に軍から離れその後「エターナル」のオペレータになり、接近する姉に

メイリン「何で戦うのよ?どちらが本当のラクス様かわからないの?」

別にラクスの真偽ではなく軍の命令に従っているだけだろ。何の問題がある?
仮に間違いだと気づいていたって

「ザフトの『ラクス・クライン(ミーア・キャンベル)』は偽物みたいなので、戦闘拒否します」

なんて命令を下されてから言うわけ?
軍はそれを踏まえて、本物のラクスを偽物だって認定しているのに。
それに従って偽ラクス達を倒しに行くのが軍人である務めだろうが!!

「SEED」のキャラたちは所属とか全く考えず自己中でフリーダム過ぎるだろ。
組織ってもんを何だと思っているのか!!

・「ミーア・キャンベル」
「ラクス」の影武者であり、「デュランダル」の人形扱いをされた子
ただ、テレビで本物が出てきたぐらいで動揺して何もしゃべれなくなるというのはあまりにもお粗末。
そんな事態になるかもしれないというのは生存している時点で十分予見可能なはずである。
ふてぶてしく

ミーア「彼女こそ偽物だ!」

ぐらいの事は言ってほしかった。
「∀ガンダム」でお嬢様に過ぎなかった娘が女王の代わりを立派に果たした「キエル・ハイム」の爪の垢を煎じて飲めという所だ。
ただ「アスラン」に「いずれ殺されるから逃げよう」と言われてとどまるシーン。

ミーア「ラクスが良い!」

発言は彼女の気持ちが表れた良い言葉。これは評価したい。
そのフェイスである「アスラン」が寝ているベッドに入り込める隠密能力の高さは凄い。
「アイドル」よりも寝込みを襲うような「暗殺者」の方が適正が高かったんじゃなかろうか?


・「カガリ・ユラ・アスハ」
周囲に人がいる中で偽名を使っている護衛(アスラン)に対して、本名言いかける無能ちゃん。
「シン」に「アスハのせいで両親殺された」発言で動揺する。
そんな奴どこでも転がっているだろう。前大戦で億単位で人間が死んでいるんだぞ。
高がパイロット一人の発言に一々気にとめていてどうするんだよ。

既に「オーブ」から離れて「アークエンジェル」にいる身だというのに
「オーブと連合」対「ミネルバ」の戦闘に割って入り

カガリ「戦闘をやめろ。私はカガリだ!」

などと言って場を盛大に混乱させる。その愛している自分の国にとっても悪影響だろう。
そんな気弱でドアホな娘に責任押し付けて燃え盛る基地で自分に酔っているかのように死んでいった前作のアホ父親の罪はさぞ重かろう。

・「ユウナ・ロマ・セイラン」

ユウナ「国はあなたのオモチャではない」

と理想論ばかり言う「カガリ」に言うほどであったが
「カガリ」との結婚式でフリーダムが現れ「カガリ」の残し逃走し、連れ去られる「カガリ」を見て悔しそうにする所からギャグキャラ化
船で吐いていたり、パジャマ(ナイトキャップつき)来ておねんねとか…
「ジブリールなんていないよ」発言はアホとしか思えんわな…
というかそんな重要人物である「ジブリール」を窓際を立たせるとか不用意としか思えん。
逮捕され、逃げようとしたところで降ってくるMSに潰されて死ぬという哀れな末路…
自身が作り手のオモチャにされるなど夢にも思わなかっただろう。

・「ネオ・ロアノーク」
上記で死亡したような描写がありながら何故か生き返らせられた男。
傷を負い、記憶を植え付けられ連合の大佐に復帰した。
エクステンデッド3人の記憶を散々弄繰り回し、「シン」から「ステラ」を返される際

シン「もう戦いはさせるな」
ネオ「ああ…」

という約束をアッサリ破る。自身の立場上仕方ないにしてもその戦場で
「ステラ」が乗る「デストロイ」に向かう「シン」に取り付き

ネオ「コレに乗っているのは、ステラだぞ」

などと言うのはクソの極み。

「辛いことは知らないほうがいいのだ」

ぐらいの独り言で済ませてほしかった。
「キラ・ヤマト」に撃墜され「アーク・エンジェル」に保護される。
そこで記憶がうっすらと戻りつつあったのでそれを知るために戦う。
それで、前の彼女と関係を戻していた様子だったな。
ラストでは前作の展開と同じく「アーク・エンジェル」に迫る陽電子砲をその時乗っている機体性能で防ぎきって記憶が復活。
それからは「マリュー」とよろしくやる模様。
3人のエクステンデッドの記憶を散々いじりまくった挙句に死なせたのに自分は幸せになるってのは良心の呵責にさいなまれないのだろうか?(ネオ・ロアノーク時代の記憶は消えた?)

・「イザーク・ジュール」
ザフトに攻撃されるエターナル。

イザーク「くっ…エターナルを援護する!ザフトの艦だ、あれはッ!!」

じゃぁお前の所属は一体なんだったんだ?
もはや軍事クーデターだよ。
「イザーク」は過去に難民船を撃墜した件でとがめられた。
が、「デュランダル」は

「未来をしょってたつ若者たちはここで失うわけにはいかない」

と恩赦とする。こんな奴を救うようにしたなんてな…
何と皮肉なものだ。こんな奴、サッサと銃殺にしておけば…

・「キラ・ヤマト」
来ました真打。
2年前の「ヤキン・ドゥーエ」戦で傷心で半ば隠居生活を送っていた男。
それでずっと引っ込んでいてくれれば…
「ユニウス・セブン」落下を目の当たりにし、その後に「ラクス・クライン」暗殺未遂を経て
「ラクス」が半壊していた「フリーダム」をキラには内緒で修理し「キラ」に託す。

それからやりたい放題。
妹(姉?)の「カガリ」の結婚式に乱入し、拉致。
それでその政略結婚に関して

「あんな馬鹿な事を」

呼ばわり。至らない国家元首とは言え国のための政略結婚をバカな事って…
お前、ついさっきまでニートだった癖によく言うよな。
後方で「カガリ」の支援する事ぐらいはしていたのか?

フリーダム得た瞬間に発言権を得たみたいな感覚なんだろうか?
まぁ、「SEED」の時に

「思いだけでも力だけでもダメなんだ…」

って言っていたからな。

「力さえ得れば自分の思いを他人の考えや状況などお構いなしにぶつけてもいい権利を持つ」

っていう脳内論理なのだろう。
「シン」によって「フリーダム」を失ったことにより意気消沈していたけど
「ストライクフリーダム」を得た瞬間に元気になっていたからな…

「フリーダムより性能が劣るムラサメ(もしくはストライクルージュ)であっても僕達の理想の実現の為なら頑張るよ」

とでも言っていれば逆境に対して目標の為なら努力する男として見る目が変わっていたけどな…
やっぱり「キラ・ヤマト」は力こそ全てなのだろう。
そして力を持っていなければ動くこともできない腑抜け野郎ってことだろう。

後は、「ミネルバ」VS「連合オーブ艦隊」で介入し「アスラン」が乗る「セイバー」と交戦し

キラ「分かるけど…君のいう事も分かるけど…でもカガリは今泣いているんだ!」
アスラン「えっ?」
キラ「こんなことになるのが嫌で、今泣いているんだぞ!何故それがわからない!
   なのにこの戦闘もこの犠牲も仕方ないことだって全てオーブとカガリのせいだって
   そういって君は討つのか?今、カガリが守ろうとしているものを。
   なら僕は、君を討つ」

そういって種割しセイバーはバラバラにされる。
(海面に叩き付けられたはずだがよく無事だったなアスラン。背部のスラスターで海面激突を避けたのかな)

「カガリ」や「オーブ」のせいというよりは「お前ら」のせいだろう。特に「お前」
何、

「僕は関係ないよー。フリーダム乗っているだけだよー」

みたいな態度取ってんだよ。
それに無駄に戦場をかき乱して「オーブ」に何の得になる?
そもそも浮上した「アークエンジェル」が「オーブ」から出現したってのに…
疑惑が深くなると何故考えない?

あの時、オーブ軍に戦闘停止を呼びかけていたカガリだが…
仮に

オーブ軍「国家元首のカガリがやめろっつってるんで帰ります。連合さん、ミネルバとの戦闘は大変でしょうが頑張ってください」

って言って撤退するのか?
お前、条約をなんだと思ってるのか…
そんなことでは連合だけではなく世界中がオーブに非難することとなるだろう。
それでザフト側に救いの手を求めるのだろうか?

オーブ「カガリがやめろと言ったから撤退しただけなんです!結果的にあなた方が救われたんだからザフトさ~ん。支援してくださいよ~」
ザフト「いや、敵の立場だからってあの状況で撤退はないわ~」

ってなるだろ。

カガリ「キラえも~ん!世界中が私をいじめるよ~ウェェェェン!」
キラ「しょうがないな~カガリちゃんは」

ティロリロリン♪

キラ「ハイマットフルバーストォ!」

カガリ「キラえもん。それは何?」
キラ「僕がこのポーズを取ると敵が動かなくなって勝手に僕に撃たれてくれるんだよ」
カガリ「それは凄いよ!キラえもんがそれを使えば世界中にも負けないね!!」

ってことで、「カガリ」が泣いたら力任せに暴れとけって思考なんだろうか?

他にも
「シン」に撃墜された時は考え事をしていたから本気じゃなかったというような事を
口走ったり自分が悪く見られたり低く見られるのを極端に嫌うよね。
そりゃ、スーパーコーディネーターの『キラ・ヤマト』くん。

「他者より上へ!他者より前へ!他者より先へ!」

と言った「クルーゼ」さんの言う事をまさに体現した男だもんな。

「他者より下へ!他者より後ろへ!他者より後へ!」

って扱いは耐えられないのだろう。


・「ラクス・クライン」
物事の黒幕に相応しい女。
いう事全てが抽象的すぎて

「何、言ってんのお前」

としか思えない印象。
「オーブ」でのTV演説を取り上げてみようか?
他キャラの台詞を抜いたラクスのみの演説を

ラクス「私(全て、『わたくし』)はラクス・クラインです。
 私と同じ顔、同じ声、同じなの方がデュランダル議長と共にいらっしゃる事は知っています。
 ですが、私、シーゲル・クラインの娘であり、先の大戦ではアークエンジェルと共に戦いました私は、
 今もあの時と同じ彼の艦(ふね)とオーブのアスハ代表の下におります。
 彼女と私は違うものであり、その想いも違うということをまずは申し上げたいと思います。
 私はデュランダル議長の言葉と行動を支持しておりません。
 戦う者は悪くない、戦わない者も悪くない、悪いのは全て戦わせようとする者。
 死の商人ロゴス。議長のおっしゃるそれは本当でしょうか?
 それが真実なのでしょうか?
 ナチュラルでもない、コーディネイターでもない、悪いのは彼等、
 世界、貴方ではないのだと語られる言葉の罠にどうか陥らないでください!
 無論わたくしはジブリール氏を庇う者ではありません。
 ですがデュランダル議長を信じる者でもありません。
 我々はもっとよく知らねばなりません。デュランダル議長の真の目的を。」

アスハ代表の下にいる…
アスハが拉致られていた時はどこで何をやっていたのかを世界に報道し、納得させたのだろうか?
デュランダル議長の真意を知らなければならないとかほざいているけど…
もっと怪しいのはお前らだろ。
そもそも、まず真の『ラクス』であるお前は今までどこで何をしていたのかキチンと説明しなければならんだろう。
いつどこですり替わったのか?
ザフトにいる『ラクス(ミーア)』が偽物なら何故そいつに好きにさせてお前は表舞台に出てこなかったのか?
命を狙われていたから軽々と出られなかったにしてもそれらをキチンと説明し証明しなければならんだろう。
それら省いて『デュランダルをもっと知ろう』はないよね。まずお前自身を知らせるのが先決である。
人に名前を聞いたりする時はまず自分から名乗るべきだって常識を教わらなかったのだろうか?
で、

レイ「そうやって我々を混乱させるのが目的だろ。敵の」

と言っていた。我々…つまり視聴者の心を代弁してくれたのだろう。


にしても、SEED世界では何で「ラクス・クライン」を無条件に全面的に信用するのか…
理解できんのだけどなぁ…

「ラクス」と「ミーア」

髭人がこの世界にいたらこう思う。

「2人のラクスの真偽などどーだって良い。二人とも悪だろ」

こういう発想に至らないのが不思議である。
「シーゲル・クライン」の娘で、前大戦後はオーブの屋敷で子供と戯れているだけだったんだろ?
いきなり出て来て「ミーアは偽物だ。デュランダルを知ろう」つってもさ…信用ならんだろ。
それでも「ラクス」の言う事だからと信じようとする人達もいる。

きっと歌で洗脳しているんだろうなぁ…

前作も市民が動揺している所で「ラクス」の歌を聴いて平静を取り戻していたからな。

一度聴いたら脳をやられるのだろう。


「夢を見る。未来を望む。それは全ての命に与えられた生きていくための力です。
 何を得ようと夢と未来を封じられてしまったら、
 わたくし達は既に滅びたものとしてただ存在することしかできません。
 全ての命は未来を得るために戦うものです。戦ってよいものです」

「だからわたくし達も戦わねばなりません。
 今を生きる命として。私達を滅ぼそうとするもの。議長の示す死の世界と」

これが議長と対する理由。
自己正当化するわなぁ…
自分が気に入らない理屈を話し合いなど行わず戦っても良いと言って踏みつぶす身勝手も十分、死の世界だろうけどな。


⑤台詞言えよ。
SEEDシリーズ共通して台詞を言いきらない場合が多い。

「俺はただ…」

で、言いきらないまま口ごもったり他のキャラがしゃしゃり出てきたりして結論を後回しにするような事が多い。
何度そういうのを見て

髭人「言えよ!肝心なところだろうが!」

と、思ったことか…


⑥演出や展開優先し過ぎの描写
不自然過ぎて呆れるほどの展開が多かった。

・「アークエンジェル」に敬礼する「トダカ一佐」
「カガリ」と「ユウナ」の結婚式で「キラ」が「カガリ」を「フリーダム」で連れ去り
「アークエンジェル」に戻り、海に潜るところを見る「トダカ一佐」
軍人、しかも艦長がテロリストの艦に敬礼するなんて懲罰の対象じゃないか?

・後方不注意で死ぬ「ハイネ」
「フリーダム」を狙う「ガイア」の前に位置していたために

ステラ「邪魔だぁぁ~」

で、後ろから真っ二つで死ぬ。「フェイス」という役職につきながら何たる失態。
特務って誰でもなれるんじゃないだろうか?
(西川氏のスケジュールが取れないから死んでもらうって事らしいが、もっと何とかならなかったのか?普通に配置変更で済ませられなかったのか?
もしくは、スケジュールが取れないのなら起用する事自体がおかしいんじゃないだろうか?)
後でハイネ専用デスティニーとかプラモで出ていたけど…
あんな後ろから追突されて死ぬような奴に新機体なんて不要だろう。金の無駄だ。

・腕を斬り無力化した「アスラン」が操る「グフ」を撃墜する「シン」
いくら気に入らない上司であった「アスラン」であるからって「レイ」に

レイ「撃墜しろ」

って言われたぐらいで、「メイリン」が乗っている事を知りながら撃墜することはないだろ。
捕まえて吐かせる事は山ほどある。
後で「ルナマリア」に

シン「ゴメン」

って…武装を無力化していたんだから捕獲は容易なはずだろう。
戦闘記録を知ったら「シン」に詰め寄るよな…

「性能で言えばアンタの『デスティニー』の方が『アスラン』が乗っていた『グフ』より遥かに上でしょ!
 捕える事だって出来たでしょ!
 それを何で妹を失う辛さを誰より身に染みてわかっているアンタが
 私の妹の『メイリン』が乗っているのを知っていて『グフ』を落とすの!?
 『レイ』が『その存在に意味はないって言われた』ぐらいで!!
 『アスラン』だって『メイリン』を機体から下ろさせろって言っていたらしいじゃない!
 なのに…どうして…
 この人殺し!私の妹を返せ!」

とでもいうのが自然。
が、展開としては「私たち妹死んだ同士🎵」みたいで仲良くなっていくのは解せんわ。
というか最後、錯乱した「シン」に「ルナリマリア」は殺されかけていたじゃん。
「アスラン」に助けられたから良いもののいなかったら死んでいたで。
妹も殺しかけ、自分をも殺しかける相手とくっつく…理解を超越したわ…
え?そういう所も受け入れてあげるのが女の度量?
度量とかっていうよりただの異常でしょ。
その後喧嘩して「シン」の精神を責めるような事をしたら今度こそ「ルナマリア」は…
ああ…恐ろしい!!


・倒れる「ネオ」を確認しに行く「マリュー・ラミアス」
お前、艦長だろ?しかもまだ戦場だぞ。それを放棄して自ら外に出るとか…
艦長失格過ぎる。「デストロイ」倒したんだからサッサと逃げろよ。
「ザフト」が来るぞ。

・不殺のはずの「キラ」が、「インパルス」の腹部をビームサーベルで斬ろうとする。
これは「インパルス」の分離機能上手く活かして回避したから事なきを得た。
コクピット付近を薙ぎ払うかのような斬りだからな。脇腹プチッと刺すって感じではなかった。

が、その後のセリフに大きく影響している。
「インパルス」は見事「フリーダム」を撃墜する事に成功。
それでパイロットの「シン」は「アスラン」に殴られてこういわれる。

アスラン「キラは、お前を殺そうとはしていなかった!いつだってアイツは、そんな事!それをお前はっ!何が仇だ!!」

何を見ていたんです?見えていなかったのか?
殺す気満々じゃねーか。それとも

「この攻撃は避けてくれるだろう」

という前提で繰り出したのか?時代劇の殺陣かっつーの

・記憶が戻らない「ネオ」に武装付きの「スカイグラスパー」を渡す。
それで、「アークエンジェル」を狙う「ミネルバ」を攻撃していたけど
記憶が戻っていないに「ネオ」が「アークエンジェル」を攻撃することは十分すぎるほど考えられる。
徒歩で返せよ。せめて車だよな。

・ザフトに狙われる「エターナル」に合流した「キラ」は艦内で「ラクス」と抱き合う。
この時点では「ストライクフリーダム」の事は知らない。宇宙まで上がってきた「ストライクルージュ」はズタボロ
多数の敵に囲まれ、「バルドフェルト」の「ガイア」は敵に囲まれ劣勢。
死を決するしかない状況。
そんな状況で抱き合うぅぅ!?死ぬ間際の抱擁ってことなん?
そんな重苦しい空気はなかったけどな。
遠距離恋愛していたカップルが久々に会って抱擁って感じだった。
緊張感が激しく失われる。

・「ネオ」に「アカツキ」を託す「カガリ」
うっすらと記憶を取り戻しつつとはいえまだ完全とは言えない状況の「ネオ」に
ビームを跳ね返すという特殊な技術がある「アカツキ」を渡すとか正気じゃねぇ…
しかも父親が秘匿していた機体だろ?あんなメッセージ残して…
持ち逃げされたらどうするんだろ?

・月面でファッションショーを行う「ラクス」ご一行様
「ラクス」だとか「キラ」と…
偽名すら使わない能天気振りにSEEDの世界の人間って「ナチュラル」も「コーディネーター」もアホばっかりなんだろうって思うわ。
というか、あのときに転がってくる「ミーア」のハロを「ラクス」が手に持っていた。
アイドルはよくわからないファンのプレゼントを安易に受け取ってはいけないって事を知らないんだろうか?
現実にいる「アイドル」や「芸能人」でも爆発物を送られたってケースはあるのだ。
誘き出すなんて面倒なことをするぐらいならハロに爆弾しかけて触れた瞬間に爆発で終わったんじゃないの?
民間人の被害を想定したため?
その時、戦闘の大きな核となる「キラ」も「アスラン」も葬れてザフト大勝利で終われたのにな(「メイリン」もいたっけ)
人道的にはどうなんてのはあるかもしれないが、物語としては民間人を巻き込んで殺してでも行う価値はあったよな…
(というかSEEDシリーズって民間人を軽視する世界観なのになぁ~ここでは重視するの?)


さて、いくらか気になる台詞を言っておこうかねぇ…
まず台詞オマージュ系

・「ザクとは違うんだよ。ザクとは!」
「ハイネ」が「ステラ」に言った台詞。
「機動戦士ガンダム」の「グフ」に乗っていた「ランバ・ラル」の

「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」

のオマージュだろうが
これは「アムロ」が「グフ」を「ザク」の次の機体という認識をしていたからこそ台詞であり
「ステラ」は別に「ザク」扱いしていたわけではない。


・「ジェットストリームアタック!!」
ドム3人衆が言っていた台詞であるが
同じく「機動戦士ガンダム」の「黒い三連星」の同名から来ているのだろうが
1機に集中的に狙うからこそ意味があるのであってオーブ戦の時に1列に並んで敵機を撃破していたけど
戦局が広がっていたオーブ戦で用いるべき戦法ではない。(後にルナマリアが乗るインパルスに使っていたのは正しいけど、何故撃墜せずに放置?邪魔が入った訳じゃないのに!)


・「2分? たった2分で25機のザクとグフが…!?」
「ストライクフリーダム」に乗った「キラ」が一気に敵機を倒していくところを見て…
「機動戦士ガンダム」の「コンスコン」が「ホワイトベース」の強さを見て驚愕する台詞である。

コンスコン「ぜ、全滅?12機のリック・ドムが全滅?3分もたたずにか?…」

(ちなみに、アムロが12機倒したわけではなく9機。カイ、セイラ、スレッガーが1機ずつで計12機)
だから「キラ」の方がもっとすごいよって言いたいのかもしれないけど
全然凄さ伝わってこないんだよな。本当に数字だけ

「2分で25機倒した」

って言っているに過ぎない。
棒立ちの敵をドラグーンで楽々撃墜するだけだったのに対し
「アムロ」は動くドムを9機倒すのは冷や汗かくほどだったもの。
それに、少し前に「ストライクルージュ」でフルボッコにされていたからな。
機体性能の差で勝っただけだろって思える。



ここからは、一部、髭人が気になった台詞を取り上げる。


・アスラン「キラもアークエンジェルも、敵じゃないんだ!」

なら、敵はもうお前自身だろ。

・アスラン「聞けシン! 議長やレイの言う事は確かに心地よく聞こえるかもしれない!
 だが、彼等の言葉は、やがて世界の全てを殺す!!」

その説明がないんだよな…レイに邪魔されちゃってさ…教えてくれよ…

・ラクス「私共はこの宙域でのこれ以上の戦闘継続は無意味と考え、それを望みません。
 どうか現時点をもっての両軍の停止に同意を願います」

やりたい放題やって、自分の目的を成し遂げてのこの台詞。物量的にはザフトに負けていたのだから「震え声」と言っても不思議ではない。




しっかし、この作品。いい設定をそのほとんどを殺す展開に度肝を抜かれたわ。
上で言った、「キラ」の「シン」の家族殺しとかさ。
もっと熱い展開に出来る要素になったのではないのか?

シン「フリーダム!俺はお前を絶対に許さない!俺の家族を殺し、今度はステラをも殺した!そんなお前は世界に不幸を撒き散らす悪の根源だ!絶対にもう2度と飛ばないように…ここで墜とす!」

そんな台詞が欲しかった。
というかこの作品で美化に走ったところでSEEDの時点で沢山人殺ししているよな。
「何を今更…」という印象しかなかったんだけどな…
「ミーア」が死ぬ回では銃を構えているだけでまるで撃ってない。
「フリーダム」に乗ってからが「真のキラ」でそれより前は「未熟なキラ」って事か?
は?何その区別、意味不明過ぎね?


後は、「アスラン」の偽名である「アレックス・ディノ」かな?
サングラスをかけているから「Zガンダム」の「クワトロ・バジーナ」のオマージュなのかもしれないが
開始3話ぐらいで盛大にバラしていて以後はずっと「アスラン」
せいぜい、「フェイス」になって「セイバー」を受領し「オーブ」に向かった際に防衛軍に

「こちらはアレックス・ディノ」

と名乗ったぐらいで後はない…(しかも、この時、オーブは連合と同盟を結んでいたため追い返される)
「アスラン」と「アレックス」とをTPOに応じて使い分け、うまく立ち回っている姿を見たかったのになぁ…
何故、生み出した設定をまるで生かさず、すぐに蹴ったり、無かったことにするにするのか?
宇宙でのドラゴンボール探しから戦闘メインに切り替えた「ドラゴンボールGT」にも言える事だ。

後、「キラ」と「アスラン」が最新鋭機体に乗って「シン」や「レイ」と戦うってのがね。
前大戦の最強の1&2がそんな機体で戦ったら勝負ならないだろう。
てんで熱くならねぇよ。
せめて

アスラン「流石、ザフトの最新鋭機だ。この(インフィニット)ジャスティスよりもスピードもパワーも上だ…しかし!」

つって、機体性能より技量でカバーするような戦闘が出来たんじゃないかって思えるのだがな…
まぁ、子供がよく言うような

「最強の人間が最強の機体に乗ることで真の最強!」

を表現したかっただけなんじゃないだろうか?
そんな言葉だけの最強がアニメにおいてそんなに価値があるように思えないのだがな…
だって言い換えればそれってただの「弱い者いじめ」と化すって事だからね。


かといって悪いところばかりではないのでこの「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の良い点も挙げてみよう。(遅いって?)

・女性キャラが豊富、お色気シーンあり
新しく出た主要な女性キャラには大抵、お色気シーンがあった。
その為、キャラのその手の同人誌などは結構多かったのではなかろうか?

髪下ろしたが「メイリン」は台詞なしで「グッ」とやるシーンは単純にカワイイ。

・一部MS戦のカッコ良さ
インパルスVSフリーダム戦はいいよね、
機体の特徴を上手く使って戦っていた点も良かった。
相手が雑魚だとバンクが目立つがな…

・音楽良し
オープニング、エンディングともに良曲ぞろい。
戦闘のBGMなど熱くなれるものが多い。


そんな所かな。
あまりに少ないから+には転じないわ。



髭人は作り手でも評論家でもない。ただの頭の悪い素人である。
そんな素人が見てもおかしいと思える表現が目立つんだよね。

「1つ1つの展開でケチをつけるなんてのは『木を見て森を見ず』だろ‼」

って意見もあるかもしれないがここまで来ると森もおかしいレベルだし。


さてこの話も終盤だ。
そろそろまとめねばならんな。

髭人は「TV放送版」「スペシャルエディション」「リマスター版」を見て来たけども…
最後のシーンはいずれも度肝を抜かれたな。
TV放送版は

髭人「放送終了まで後、数分じゃねーか!どうなるんだよ!どうなって終わるんだよ!」

オーブ側の機体が無傷で

バ――――――ン!!

と勢揃いして終了(せいぜい、「インフィニットジャスティス」のリフターがなくなっているぐらい)

髭人「ポカーン…」

だった。暫く口を「ロ」の字にしたまま動けなかったよ。

スペシャルエディションやリマスター版は上記のあらすじのように
慰霊碑にキラ達主要キャラ集合。6人。

「キラ」&「ラクス」、「アスラン」&「メイリン」、「シン」&「ルナマリア」
の3カップルだ。

違和感を覚えないだろうか?こいつらの共通点している点は何だろうか?

そう。コイツら全員揃いも揃って「コーディネーター」なのだ。「ナチュラル」がいねぇ!

SEEDシリーズって「コーディネーター」と「ナチュラル」の遺伝子間の争いだってのに…
ラストシーンは「コーディネーター」オンリーって…
もう相互理解なんてものじゃなくて優れたものが統治する世界。
それが「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の言いたかったメッセージかねぇ。

「アスラン」&「カガリ」は別れたし、ここにはいないが「ディアッカ」&「ミリアリア」も別れたしな…
「マリュー」&「バルドフェルト」も「ムウ」が戻って来た時点で終わりだろう。
お互い恋仲になるってのが種族の違いを超えた理解を視聴者にわかりやすくした形なのにな…
「伝説巨神イデオン」でやっていたし(ただその後、最悪な形で場が展開していくが…)

まぁ、SEEDの世界は気に入らなければ相手を滅ぼせばいいって考え方だものな。
ジェネシス撃とうとしたり、核ミサイルぶっぱなしたり…
そういう世界観なら世界征服した方が最良だろう。

まぁ、上記のキラの台詞

「それでも僕は花を植えるよ」

って台詞。これにはまだ追記する文章が入るだろう。

「僕好みの花だけをね」




出番があればあるほどキャラがおかしくなる。
誰一人としてまともな人間がいない。

頭おかしい奴と頭おかしい奴の合わせ技の応酬。
誰か助けてくれよ。


やっぱり戦争だからな。感覚がおかしくなりまともな人間がいなくなってしまうという表現をしたかったというのならこのアニメは素晴らしいと言える。
そこは誉めるところだな。

まぁ冷静に分析するのなら…
製作側がお気に入りのキャラを無理矢理美化、ごり押しでテコ入れ、強引に活躍させようとした結果、肝心な展開、ストーリーがおかしくなる。
これって素人が書く小説などでありがちな事なんだよなぁ…

SEEDシリーズはそのまま死んだわな。
詳しい事は知らんが、映画化されるなんて話もあったが結局、白紙になったようだし…


さて、最後にまとめよう。
劇中の表現そのままに…

「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は種が弾けて消えていっただけの運命

そう。種は死んだ…

だからこその「種死」
まさに劇中を表現した相応しい略語だったって事なのかもしれない…(しみじみ)

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長いけど一応全部読んだ (グフ大尉)
2014-06-24 23:26:51
デスティニー?系は部分部分をちょっと見た程度で詳しくは知らないけど
あちこちで主のような不満続出でまくりなのは知っている。
ちなみに絆でも『新人パイロット』を名乗っているが
今はもう入手不可能な『ザクとは違う』が欲しい・・・。
これが入ったら『ザクとは違うグフ』と綺麗に繋がるではないか!(爆)

この作品のキャラがザク扱いしていたかどうかは
知らないが、例えザクに乗る時でも
ザクとは違う!と名乗る所にも遊び心がある…と思う。
『ザクとは違うグフ』と名乗っていながらザクで出撃するとか。
『グフ』と名乗っておきながらゾゴックで出撃するとか
階級大将とか元帥なのに『新人パイロット』と名乗ったりとか
デスティニーに出現するキャラ並に頭おかしくて楽し過ぎるじゃないか ><b

余談ではあるがWW2の時も
ドイツ軍が巨大戦車作る時にそのコードネームからどんな姿なのかを敵に悟られない為に
ヒトラーが『マウス』(ネズミ)と名乗らせたり、
そもそも戦車のコードネームが『タンク』なのはWW1の時にイギリス軍が
戦闘車両だと悟られない為に『水を運ぶ』と言う意味を込めて敵を欺くためだったらしい…。
兵器のネーミングも奥が深いな…。

『グフ』と名乗っておきながら『ゾゴック』で出撃した大尉
タンク (髭人)
2014-06-25 19:14:10
グフ大尉
いくらか「戦場の絆」の話とかぶせておりますが
話の趣旨がちと異なっている気がしますがねぇ…
まぁいいか…

ただ、タンクの話はなかなか興味深い話ですね。
「水を運ぶ」という意味を込めてですか~。
名前にも歴史あり~
読ませていただきました。 (とんぬら)
2014-06-29 14:58:10
いや、タイトル通りですがなるほどなぁと。
自分もガンダムシリーズは好きでそこそこ見たりゲームをプレイしたりしています。
リアルタイムでアニメを見てましたが、誰もかれも一貫性に欠けるなぁって印象でしたね。
どっちつかず?優柔不断?そんな印象を受けたもんです。

最後にコーディネーター勢ぞろいは確かに『はぁ?』って感じではありました、はい。
折角デスティニーなんてタイトルなんだからナチュラルの主人公が運命を手繰り寄せて奇跡を起こす、位の内容だったら面白かったかも知れませんねぇ。
コーディネーターがコーディネーターはり倒したって大した事無いですし。
ナチュラルの主人公のサポートをコーディネーターの少女が…ってガロードとティファみたいですな。

…話が大分それてしまいましたが、レビュー?でいいのかな?種死の考察?の方が合ってますかね。
興味深く読ませていただきました。
自分はじゅうべえくえすとの方から来たんですけどね。
それでは、また機会があればコメントを残させていただきますね。
ありがとうございます (髭人)
2014-06-29 18:57:59
とんぬら殿
コメントさんきゅーです。

偉い奴は前作含めてどいつもこいつも話し合いなどなく強行するばかりですからね。
アークエンジェル側は水面下で相手の真意を知って

「ハイ。私たち、従えません。だから攻撃してとめます」

こんな世界観じゃなぁ…

アーケードのゲームの方は優良なようなのでそっちをプレイするのがいいのかもしれません。

「じゅうべえくえすと」から来られたとは…
なかなか通でありますな。
お暇がある時、またお越しになっていただければ幸いです。
寧ろ全員被害者な悪寒 (画龍)
2015-06-25 19:23:40
こんばんは。初めまして。
バカボンのFCゲーのレビューにてたどりつきました。

種運命はリアルタイムで見てましたが、なんでこうなったんだろー的な気持ちは確かにありましたね。
放映当初は態度も発言も致命的に悪いシンが嫌いで嫌いでたまりませんでしたが、今になって考えると、キラやアスランを持ち上げるために嫌われるようなキャラにされたのかもと思います。
ただ、そのキラにしろアスランにしろ、夫妻のせいでなんともいえないキャラにされたのは残念でなりません。
あと、最大の犠牲者は、極端に無能にされたカガリだとも思う。
さらにいうなら、根本的に前作主人公を敵にするような展開からして間違ってたと思えます。
機体はどれも大好きなんですけどね。

ネット上で「種運命は見てないけどキラとラクス叩いておけばいんじゃね?」的な、程度の低い輩があまりに多くて心底から苛立ちを募らせてましたが、
きちんと作品を見られた上で、読んでて納得できるレビューが見れて嬉しかったです。
残骸 (髭人)
2015-06-25 20:44:26
画龍殿
コメントさんきゅーです。

良い素材は揃っているのだから
自然とそれを活かしていくような方法を取っていれば名作になれたものなんですがねぇ…
みんながみんなおかしい…
前作が好きだった方はさぞつらいんでしょうねぇ…

ネット上では取り敢えず軽く叩いておいて
「好きなヤツが真っ赤になって擁護してる~www」
なんてのを楽しんでいる場でもありますからあまり信用なんてしちゃいけないのかもしれません。
まあなんといいますか (Unknown)
2016-03-21 03:57:25
種関連のサイトを巡っていたらたどり着きましたので、一応全部読みました。
もちろん的を得ている部分はありますし、同意できる部分もあるのですが、一方でかなり悪い意味で婉曲して捉えていたりするような考察も多くて、なんだかなー、と思う部分も多くありました。

>「1つ1つの展開でケチをつけるなんてのは『木を見て森を見ず』だろ‼」
>って意見もあるかもしれないがここまで来ると森もおかしいレベルだし。

とおっしゃっているので、ある程度は分かって突っ込みを入れているとは思いますが。
まあ、本放送からFINALPLUS、SPにHDリマスターまで全部見たって事は、ああだこうだ言いながらも、何だかんだでSEED DESTINYが好きだったんだなって言うのは伝わってきました。
曲解 (髭人)
2016-03-21 07:30:07
名無し殿
コメントさんきゅーです。

こんなゴミみたいなものの長文をご覧になっていただき本当にありがとうございました。
曲解大好きなもので(苦笑)

なんだかんだ言っても好きってのは分かっていただいて幸いです。
好きでなければ書けませんもん。
Unknown (るる)
2016-04-03 02:20:19
好き故に細かいところも気になる、そして問題提起したくなる、微妙なファン心理ですね。
さて、色々書かれていたので全てに返すのは骨が折れそうなのでまず一つ。ラクスとミーア両方を悪と言うとの事ですが、あのモラルハザード故に荒廃した世界では人は神様を求めます、もしくはそれに準する存在を欲します。
人間は弱いのです。だからあの世界はラクスにそれを見出した人が多いのでしょう。ラクス自身に価値はないのです。
そしてもうひとつ、キラとシンの関係をキラをシンの仇としてドラマを作り上げる事ですが、色々な所でも言われてますがこれ不可能です。というか戦争物の物語ではなくなります。
戦争被害者は多くの場合戦闘機の固有機に嫌悪感を抱くのでなく、戦闘機全般に嫌悪を覚えます。B29の攻撃で家族を失ってもその機体とパイロットを特定できても、恨みなどはB29に向うのです。パイロットに対して何でお前はあの時あんな事したんだ、と特定に怒るのは正直馬鹿ですからね。そのパイロット以外に攻撃されていたかも知れない位は考えるでしょう。
シンの場合はMSという存在に関心は向うものです。そして怒りの矛先がオーブのアスハに向うのはまともです。
以上2点が気になりました、拙い文故何らかの部分でお気を悪くされたら御免なさい。
Unknown (立ち見)
2016-05-18 23:49:52
ガキばかりというが四十近くにもなってアニメに必死になっているあなたも逆コナンのようにガキでしかないのではないだろうかと思う次第だ

人間は進歩しないといういい例になるのではないかな

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