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「キング オブ キングス」 レビュー (ファミコン)

2017-07-14 21:00:47 | ファミコンレビュー
戦術シミュレーションゲーム
アトラスが開発
ナムコから発売
1988年12月9日発売


特徴
数多くの種族の者達を雇い、
都市を占領し、相手と戦い、最終的に王を倒せば勝ちというルール。

4人対戦が可能。(『マルチプレイ』モード時)

自軍の城にキングがいるときのみ、ユニットを雇用する事が可能。
(生産と言ってもいいかもね)
雇用するにはお金が必要であり、ユニットごとに価格は違う。



1つ1つのユニット(キャラ)はレベルと数と食料が設定されている。

レベル:上がれば強くなる。一部ユニットはクラスチェンジする。
人数:ユニットごとに4機か8機かに分かれている。
 減っても、ユニットが無くならない限り占領した領地にいる事で数が戻る。
食料:一歩移動すると1消費する。全て消費してしまうと動けなくなる。
 都市での補給もしくは魔法で回復する。
 (0になっても
  1ターン何もしないと1ターン分だけ動ける食料が回復する)

このゲームはZ.O.C(ゾーン オブ コントロール)を採用していて
隣接した敵ユニットを素通りする事が出来ない。
満員電車等で

「ちょっと失礼」

と相手の周囲をすり抜ける事ができないのだ。
敵ユニットの後ろに行きたい時はそのユニットの大回りする必要があるのだ。

細かい説明は後で…



ストーリーモードのあらすじ(『ルシファーとのたたかい』)
4つの地方から成るアトランティス大陸。
魔王『ルシファー』は我が物にせんと既に3つの地方を占領した。
プレイヤーは『ルシファー』の手からアトランティス大陸を開放する事が出来るのか?

ステージは続くが
ユニットは全て無くなり、雇用し直しとなる。

だから勝ちが確定し『ルシファー』のみとなっても
敵側は敵を生み出してくるのを利用して
態と『ルシファー』にとどめを刺さず雑魚を沢山倒させて
クラスチェンジするユニットを手塩にかけて育てても無意味である。


点数は75点

良い点
・3すくみなどの要素が奥深い

悪い点の解説
・カーソルの動作
・マス目が大きすぎ
・行動回数の制限がない。

良い点の解説
・3すくみなどの要素が奥深い

ただ強いユニットを雇えば後は無双してくれるって訳じゃないバランスがいいね。
敵はどんなユニットを雇っているからこちらはこうしようという読む要素が重要となる。

悪い点の解説
・カーソルの動作
画面端に持っていくと画面がずれてカーソルが中央に戻るというのを採用しているため
切り替わりをしっかり見てないと地形等の場所を読み間違う。
遅いし…
この時期はカーソルのスクロールに合わせるって事が難しい処理だったんかね?

・マス目が大きすぎ
後、マス目が大きい仕様だからマップ自体が広くせざるをえないんだよな。
もう少し小ぢんまりと出来なかったのかなぁ…

・行動回数の制限がない。
最大でユニットは1軍32機も置けるので
CPUの待ち時間が長いったらありゃしない。
1ターンで雇用出来る数の制限もないし…
(ただ、それやられちゃうと早解きが出来なくなるが…)



さて、ゲームに登場するユニットを取り上げてみよう。

ユニット毎の紹介

[人族]

キング:コスト無し。4機編成、移動力7
 キャラ性能としては強いがやられると即ゲームオーバー。
 城にいるとユニットをお金を払って雇う事が出来る。
 都市も占領できるが城を唯一占領できるキャラでもあるので違う城に
 拠点を移したい時は別城への移動中に雇う事が出来なくなるという思い切りも必要。

ファイター:コスト120。8機編成、移動力5
 最安で雇えるが基本的に弱く移動力も低い
 ただ、戦う相手が魔法を使う奴やキングだとやや有利。
 そして、一番大事な要素としては都市の占領が可能。

ナイト:コスト1000。4機編成、移動力10
 馬に乗っていて移動力が高くなかなか強い。
 ただ、山などの足場が悪い所だと本領を発揮できない。
 2段階クラスチェンジする。
 
 ナイト→シルバーナイト→ドラゴンナイト

 ※「シルバーナイト」「ドラゴンナイト」共に移動力は9
  「ドラゴンナイト」はドラゴンに乗っているので
  今まで行けなかった地形にもいける。

モンク:コスト640。8機編成、移動力4
 聖職者であるが、食糧補給やゴーレムを作る魔法を使える。
 ゴーレムを作る数はランダム。
 2段階にクラスチェンジする。
 クラスチェンジするごとに移動力+2

 「モンク」→「プリースト」→「ビショップ」

 ※「ビショップ」は空中浮遊の術のおかげで全ての地形を1歩で移動可

 ユンク(魔法):食料補給
 レーム(魔法):ゴーレムを作る

ゴーレム:コスト無し、4機編成、移動力4
 モンク系の魔法によって生み出されるユニット
 金を払って雇う事は出来ない。
 移動は悪い。
 1機のみで生み出されても自軍都市に入る事で4機まで増える

ソーサラー:コスト800、8機編成、移動力4
 魔術師で周囲の敵に同時攻撃する魔法やスケルトンを作る魔法が使える。
 スケルトンを作る数はランダム。
 2段階にクラスチェンジする。
 クラスチェンジするごとに移動力+2

 「ソーサラー」→「メイジ」→「ウィザード」

 バル(魔法):近接するすべての敵ユニットに反撃不能攻撃を繰り出す
 ネクロ(魔法):スケルトンを生み出せる。

 ※「ウィザード」は空中浮遊の術のおかげで全ての地形を1歩で移動可

スケルトン:コスト無し、4機編成、移動力4
 ソーサラー系の魔法によって生み出されるユニット
 金を払って雇う事は出来ない。
 ダメージを受けにくい
 1機のみで生み出されても自軍都市に入る事で4機まで増える


[妖精]
ゴブリン:コスト160。8機編成、移動力7
 そこそこの攻撃力がある。ファイターの次に安価
 陸上を歩き、山岳地帯を得意で山の移動は1歩で可能。
 『エルフ』に対しては強いが空を飛ぶ『ハーピー』に対しては弱い。
 ただ、飛行する「ハーピー」とは違って地形効果を得られるので
 山や森にいればダメージも受けにくい

ハーピー:コスト200。8機編成、移動力14
 空を飛ぶ妖精。移動力は何と14。
 空を飛んでいるためどんな地形も1歩で越えられるが地形効果を得られない。
 『ゴブリン』に対しては強いが、弓矢を扱う『エルフ』に対しては弱い。 

 安くて移動範囲が高いという事でゲーム序盤の侵略の要と言える。

エルフ:コスト280。8機編成、移動力7
 森の移動が得意、森の移動が1歩で越えられる。
 『ハーピー』には対しては強いが、『ゴブリン』には対して弱い。

よって
 →『ゴブリン』→『エルフ』→『ハーピー』→『ゴブリン』→…

 と言ったじゃんけんのような三すくみとなるわけだ。

ジャイアント:コスト560。4機編成、移動力5
 巨人であり、動きは遅いが守備力が高く、相性の悪いユニットもあまりいないので
 山、森、町などに居座られると厄介。
 『ゴーレム』とはお互い相性がいいので激しい殴り合いとなる。

グリフォン:コスト880。4機編成、移動力12
 飛行ユニット。地形効果を得られない。
 「ナイトが乗る馬を好物としている」という神話があるとの事で
 『ナイト』に対しては強い。
 『ワイバーン』に対しては弱い。

[ドラゴン]
リザードマン:コスト400。8機編成、移動力8
 海や川を1歩で行動可能だが山岳地帯を越えるのは不得意。
 他の小型のユニットに対していると互角以上となる。
 海や川では地形効果を得られないのでそこで集中砲火を受けると脆い。

ワイバーン:コスト2400。4機編成、移動力16
 「空の神」を自称する飛竜。地形効果は得られないが
 移動力は全ユニット中16と最大。
 食料は移動力の割に少な目でありこまめな補給が必要である。
 『サーペント』に対しては強いが『ワイバーン』に対しては弱い。

サーペント:コスト1600。4機編成、移動力12
 「水の神」を自称する水竜。水場での地形効果はない。
 水竜であるため、陸上だと攻撃力は半減する。
 草原の移動だけで1歩移動するのに6の移動力を消費
 『ドラゴン』に対しては強いが、『ワイバーン』に対しては弱い

ドラゴン:コスト400。4機編成、移動力6
 「炎の神」を自称する竜。
 非常に強いがレベルが上がりにくい。
 全ての地形を一歩で移動可能。
 『ワイバーン』に対しては強いが『サーペント』に対しては弱い

よって
  →『ワイバーン』→『サーペント』→『ドラゴン』→『ワイバーン』→…

の3すくみとなる。


[その他]

コカトライス:コスト無し、4部隊編成
 味方ではない。毒の沼地や毒の砂漠を通ろうとしたときに出現する敵である。
 倒したときの経験値が高い。

以上!


最初からこんなに多いと

「訳わからん。種類多すぎ!」

ってやる気が削がれるもんだけど…
このゲームが上手いのは、
シナリオモードである「ルシファーの戦い」では雇用出来るユニットに制限があるのだ。

1話では

「ファイター」「ゴブリン」「ハーピー」「エルフ」

しか雇用出来ない。

2話では上記4つに加え
「ナイト」「ジャイアント」「グリフォン」「リザードマン」が追加される。

3話では
「モンク」「ソーサラー」が追加。

4話では
「ワイバーン」「サーベント」「ドラゴン」
全てのユニットを雇用出来る。

チュートリアルとして徐々に増やしていく要素は実に分かり易くて良い。

だから最初からすべてのユニットが雇用できる「マルチプレイ」を即プレイするというのは
あまりオススメしない。「ルシファーとのたたかい」をまずやってほしい。
髭人は最初に「マルチプレイ」を試しにやって

髭人「複雑過ぎ!訳わからん!」

となった…(苦笑)

少しずつ条件が緩和されていく事によりこのゲームの面白さに触れる事が出来るだろう。
面倒くさいなと思ってプレイしていたらいつの間にかハマっている。
そんなゲームである。


ネタバレ欄にしようか迷ったけど
髭人流の攻略法を教えようと思うわ。

「ルシファーとのたたかい」では
CPU側に若干多めに都市が配置されている。
一旦、都市を占領されると敵にダメージを負わせても駆け込まれてしまうと
回復する病院と化してしまう。

CPUはあまり賢くないがお金での優良ユニットのごり押しをされると
こちらはかなりきつい。

「戦力を整えてから一気に攻めよう」

などとちんたらやっていると敵側に占領されてしまって
苦しい戦いを強いられるので開戦直後の占領は最優先である。

後、最初の城に留まっていると敵の城から離れすぎてしまうので戦場が長期化しやすい。
短期決戦を目指すのなら敵軍近くの中立の城に引っ越すべき。

引っ越し中に雇用が出来ないが、引っ越し後に既にたまったお金で
一気に雇用する事が出来る。
1ターン中の雇用制限がないからな。

さて、攻略指針を書いた所で具体的にどうするのか?
最初の軍資金は「1500」である。
それでまず領土拡大のための「ファイター」3~4ユニット雇う。
そして、一番重要なのが移動力がある「ハーピー」を5ユニット雇うのだ。

そして「ハーピー」を飛ばして中立、もしくは敵軍の町の前に一線を引く。
階段状に配置する必要はない。
ZOCを発生させればいい。隣接するマスに発生するのだから
だから2マス分の空白ごとに「ハーピー」を配置させれば

「肉の壁」完成

である。
CPUはそれに対応して「ハーピー」に強い「エルフ」を大量に送り出してくるが
流石に1度受けたぐらいでは全滅しないので傷ついたら後退させ、
肉の壁状態で耐えていた時間で占領した都市に戻して回復して戦場復帰。
これを繰り返し、領土拡大と城の引っ越しを図るのだ。

相手側より町の所有数が増やし、城の引っ越しが済んだら
「ハーピー」だけではなく「ゴブリン」「エルフ」を増やしていく。
更に領土拡大をしたら好みでさらに上位のものを雇用していく。
後はじっくり攻めれば財力の差で押し勝てる。

この方法を用いれば30ターン以内で片を付ける事が可能だろう。

だから髭人は2段階目のクラスチェンジはあまりさせた事はない。
せいぜい「シルバーナイト」ぐらいだろうか?
最初の素体がそれほど強くはなく足が遅い「モンク」や「ソーサラー」は
金の無駄だと思って一切作っていない。
(別の攻略ではタダでユニットを作れるとして持久戦で囮として使われるようだ。
 それでクラスチェンジするユニットを育てるという)

だがあまり丁寧に育てても上記の通り、
次ステージにユニットを持ち越せないという
事実上の解雇をする形になるのがこのゲームだからな。
頑張って育てても時間の無駄である。

CPUのユニットも増えて敵ターンの待ち時間が増えるし…
こちらのユニットを増やすとフィールドにスクロールに時間がかかるし…
とっとと敵を倒してクリアするのが吉である。


裏ワザ

「ルシファーとのたたかい」
クリア後に30分待つと「独眼竜政宗」型のマップをプレイできるぞ。


ネタバレはなし
ジャンル:
シミュレーション
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