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「ローリングサンダー」 レビュー (ファミコン)

2014-08-01 21:00:51 | ファミコンレビュー
サイドビュー横スクロールアクションゲーム
アーケードからの移植
ナムコから発売
1989年3月17日発売

特徴
ステージを進んでいくと複数のドアがある。
上ボタンで入れてそこにあるアイテムを取得する事が出来る。

十字ボタン:移動
上ボタン:ドア内に入る
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:銃での攻撃(マシンガンを持つとマシンガン優先)

上+Aボタン:ハイジャンプ
下+Aボタン:下の段に降りる


あらすじとしては
1968年ニューヨークに「マブー」と名乗る国籍年齢不詳の男が現れた。
人々の前で色んな奇跡を起こし、世界の終わりを語りだし自らを救世主と言った。
だが、「マブー」の正体は秘密組織「ゲルドラ」を使って世界征服を目論む男。

「ゲルドラ」の目的を知った世界刑事警察機構「WCPO」は
その秘密を探るべく女性工作員「レイラ」を派遣するが
彼女は「マブー」に捕まってしまった。
彼女を救出しなければ「ゲルドラ」の正体と野望を知ることが出来ない。

「WCPO」は最強の工作員を派遣することに決定する。
彼のコードネームは「アルバトロス」。
そして、彼らのチーム名は「ローリングサンダー」である。

「アルバトロス」は「レイラ救出」と「ゲルドラの野望」を
阻止するため「ゲルドラ」本部に向かっていくのだった。

wikiに書いてあったストーリーを読んで
なるほどなるほど…
ゲルドラの野望さえ阻止できればいいんだから、レイラ救出しなくても良くね?
それは言わない約束だね。

主人公「アルバトロス」は赤いシャツにグレーのパンツ、手足が長く、ワルサーP38を所持
ルパン三世をイメージかもしれない。

点数は30点

良い点
・「レイラ」がエロイ!

悪い点
・主人公弱すぎ
・相手の誘導


良い点の解説
・「レイラ」がエロイ!
ステージクリア後には1枚絵が出てくるのだがその中での「レイラ」がエロい。
無論、任天堂の正規のゲームであるため、裸ではなく服は着ているが薄着で表情や姿勢などから軽くそそられるものがある。
しかし、パッケージでは青髪なのにゲーム中は黒髪である。

↑パッケージでは青髪でウェーブがかかっていてドレスっぽいが
ゲーム中では黒髪ストレートでTシャツを着ている。
もはや別人である。
ワルキューレの冒険 ~時の鍵の伝説~」みたいなのものか?

悪い点
・主人公弱すぎ
ライフは「2」であるが銃弾だと1発で即死する。
ノックバックもきつく、「穴に落ちる」「ノックバック後にまた当たる」など厳しい。
最大ライフ増加というのもない。
通常コンテニューは3回まで。一応2ステージ毎にパスワードが表示される。
(裏技では全ステージにパスワードがある)

・相手の誘導
上記、主人公が貧弱すぎるためゴリ押しという手段は使えず、慎重なプレイが要求される。
しかも、後半になるに連れて台などの地形と敵の配置により飛び込んだら死ぬ状況になる。
それは自分の攻撃打開することはできず上手く敵を誘導して飛び込める状態にしなければならないのが面倒。
しかも敵はチラチラ左右を見たり、肩を揺らしてあたかもこちらを嘲笑っているかのような動作をしやがる!
鬱陶しい!!


そういえばこの「ローリングサンダー」をプレイして

「コレ、プレイしたことあるな」

と、強烈なほどのデジャブに襲われた。
そう。後にカプコンから発売された「デッドフォックス(1990年2月23日発売)」である。
こちらはアーケードが1986年。このゲームは1989年3月17日発売
動き、武器、操作感、どれを取ってもそっくり…いや、同じである。
分かりやすくゲーム中の明確な違いを述べていこう。

左がローリングサンダー。右がデッドフォックス
ジャンプ中の操作…出来ない:出来る(ハイジャンプ中はどちらも不可)
ジャンプ中の攻撃…出来ない:出来る(ハイジャンプ中はどちらも不可)
最大ライフ増加アイテム…ない:ある
ステージ中の人質…ない:ある(人質からステージクリアの為に必要な爆弾をもらう必要がある)
難易度の選択…出来ない:出来る
パスワード…数字6桁:数字7桁


以上である。
では、まるっきり同じ点を述べていこう。

・初期ライフは2
・「↑+Aボタン」でハイジャンプし上段に上がることが出来る。
・「↓+Aボタン」で段から降りることが出来る。
・攻撃には弾数がある。
・初期状態はハンドガンの弾数は50発
・攻撃アイテムはマシンガン
・マシンガンを取ると優先的にマシンガンを使い、使い切るとハンドガンに切り替える。(選択は不可)
・1度死ぬとマシンガンを失い、初期状態となる(ハンドガンの弾数は50発)
・ハンドガンも使い切ると弾速が遅く、画面上に1発しか撃てない弾しか出せなくなる。
・ステージ上にはドアがあってそこに入ることで弾の補充やタイム増加が出来る。
・コンテニューは3回まで。
・コンテニューした時、死んだところがステージ途中ならステージ最初からではなく途中から始まる。
・ラスト以外にボスはいない。

いくらなんでもコンテニュー時のスタート地点は変更するべきだったんじゃないのかね?
後出しの「デッドフォックス」さんは。
「似たようなゲームを出そうと思ったら…」ってレベルじゃないよね。
もはや意識してパクったとしか思えないレベル。

スタッフA「ローリングサンダーってコンテニュー時どこから再開だっけ?」
スタッフB「ええ~!そこまで分かんねぇよ。実際、プレイしてようぜ」

プレイ…

スタッフA「途中からだな。よし。」

そんな光景が何となく目に浮かぶ。
誰か「デッドフォックス」を作られた方がいたら是非ともコメントを拝借したい。
まぁ、発売は異なるが開発は一緒だったなんて可能性も考えられるけどね。

同じくゲームの見た目が似通っている「ワギャンランド」と「仮面の忍者 花丸」のように。


2006年に出たPS2用ソフト
「ナムコミュージアム アーケードHITS!」に収録されているが
アーケード版では衣服を剥ぎ取られるシーンなどがある為か
このソフトのみCERO:12歳以上対象だそうだ。

良いのは
「ローリングサンダー」か「デッドフォックス」かと尋ねられたら「ローリングサンダー」と髭人は答える。
何故かって?

1枚絵で女が出るからだッッッ!!


PS)アーケードやメガドライブで「ローリングサンダー2」が出ているそうだ。
お話としては199X年に敵が「ネオゲルドラ」というのを復活させ
「レイラ」と「アルバトロス」は壊滅せんと向かっていく…
ん?このゲームの設定って1968年だよな…早くても22年後!?
お前らは二人一体、何歳やねん。

ここからがネタバレ






















嫌がる「レイラ」などが1枚絵で表示されるのだが
その中でぐったりしている感の1枚があるんだよな…

どう見ても事後!!

その事後画像などを見てモニターで見て腕を突き上げるなど荒ぶっている覆面野郎たち

「いいぞ!もっとやれ!」

という感じなのだろうか?(笑)


そして、エンディング。「レイラ」こっち見んな!

にしても「マブー」は緑顔で耳がやや長い。触覚のないナメック星人みたいだったな。
しかし、主人公がマシンガンを使い切ってからじゃないと登場しないとかなかなかの腰抜け。
そのせいでマシンガン弾切れのためだけに犠牲になる部下達はたまったもんじゃないよな…
だがコイツはなかなか強い。
怪光線を発射するんだけど体力2という事もあって1発当たると即死
ジャンプ後の十字キー操作を受け付けないこともあって結構難しい。
髭人は、クリア動画を見てその通りプレイしたほどだ。
デッドフォックス」もタイマンだったなぁ…
ただ、「デッドフォックス」のラスボス『ジョーンズ』はマシンガン装備でも戦ってくれるので
この「マブー」よりは度胸がある。


そうそう。このゲーム
裏も面あり、エンディングが若干異なる。
私は表でやっとクリアしたレベルなので裏に関しては御免こうむる。
動画で見れば十分である…

ちなみに裏のエンディングを見た。
「レイラ」にキスされて鼻を下を伸ばしている「アルバトロス」の姿が…

但し、この人、事後だがな…(苦笑)


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