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「時空勇伝デビアス」 レビュー (ファミコン)

2017-04-14 21:00:01 | ファミコンレビュー
サイドビュー横スクロールアクションRPG
開発も発売もナムコ
1987年11月27日発売

あらすじとしては
守護神『アーロン』に伝説の勇士『デビアス』の現代の生まれ変わりとして
王国『アルマータ』に召喚される。
『竜王』と3匹の『ゴルゴ―ン』によって支配された王国を救う事が出来るか?

特徴
ゲームの付属品として「アーロンのお守り」という物が付いている。
(中古での入手は困難)

大小の2枚の円盤状の紙を重ね、
ゲーム内での「アーロン」コマンドを使用し、いくつかの項目の中から質問する。
質問の答えは画面に表示されたアーロン盤に合わせて回す事で知る事が出来る。
それに出た答えによってゲームをより有利に進められる。
イメージとしては円盤状の星座の図といった所だろうか?


ゲーム自体の特徴としては
Aボタン:攻撃
Bボタン:ジャンプ
下+Bボタン:ハイジャンプ

スタートボタン:「話す」「武器(選択)」「アイテム(使用)」「アーロンのおまもり」
 その4種を選択する事が出来る。

※しゃがみ後にジャンプするとハイジャンプする仕様なので
 ハイジャンプ後に着地するとしゃがむので
 その時、Bボタンを押すと自動的にハイジャンプとなる。


ゲームでの表示で

LIFE:体力

SPIRIT:『アーロンのお守り』を使う際1つ消費する。
 町民を攻撃しても減少する。

TECH:数値が上がるにつれて攻撃の動きが早くなる。
 (攻撃力が高い武器であるほど攻撃が遅くなる)
 数値が高くなるほど「アーロンのお守り」を使用できる項目が増える。

GOLD:お金

 町で武器や薬などアイテムを買う事が出来る。

「アーロンのお守り」の質問の種類は

・『アーロン』に聞く:ヒントをもらえる
・王国へ出る:町へ帰還できる。(ドラクエで言うリレミト)
・町の人の数は?:ダンジョン内に囚われている町の人数が表示される
・ゴルゴ―ンの距離は?:ゴルゴ―ン(ボス)の部屋までの距離が表示
・このまま進んでよいのか?:アイテムやイベントの取りこぼしがないか教えてもらえる。
・どの扉を選ぶか?:選ぶべき扉が表示される。
・アーロンの力:最大HPを1つと引き換えに回復アイテムをもらえる。

昼と夜の概念があり、
町で時間が過ぎる。ダンジョン内では変わらない。

昼では町人がいてお店やお城に入る事が出来る。
夜になると町人が逃げて敵が溢れ、お店や城に入る事が出来なくなる。
夜での敵を倒す事でライフ回復アイテムやお金が出る。

町人を攻撃し倒す事が出来るが
メリットは一切なく、城に入れなくなるなどデメリットが増える。


体力が尽きるか穴に落ちると死んでタイトル画面に戻され
「CONTINUE」で即再開できる。
但し、「TECH」と「GOLD」が半減している。


点数は30点

良い点
・「アーロンのお守り」により一風変わっている。


悪い点
・「アーロンのお守り」がないと攻略キツイ
・最初がキツイ
・ノックバック


良い点の解説
・「アーロンのお守り」により一風変わっている。

現実とリンクしているっぽく感じさせるのは
貝獣物語」の地図を彷彿とさせる。


悪い点の解説
・「アーロンのお守り」がないと攻略キツイ
 ヒントを得られない程度なら良いが
 『どの扉を選ぶか?』に関しては3択の扉があり
 ハズレを選ぶとダンジョン最初に戻されるというのは辛すぎないか?

 しかも部屋の選択は三択ばかりで何か芸がない。

・最初がキツイ
 主に最初に選ぶ「水のダンジョン」であるが
 これがキツイ。
 最初だから最大HPが低い。
 このゲーム、ダンジョン内の倒すと体力回復アイテムを出す敵は
 1回倒すと復活しない。
 ダンジョン中をあちこち周回する事になるのにこれがまずキツイ。
 では町で売っている体力回復アイテムを買おうとするも
 「水のダンジョン」でお金を持っている敵は極めて少ない。
 死ぬと強力な武器を振るう速度が落ちるしなぁ…

 となると、町で夜になってから敵を倒して稼ぐしかないが
 昼の時間は完全に待ちとなってしまってかなりだるい。

 ここを切り抜けられれば楽になる。

・ノックバック
 穴が多いが敵が出てノックバックにより穴に落下する事態が多発する。
 ゲームオーバーになってしまうがすぐに復帰できるもののTECが減る為、
 高額武器の振るう速度が減少する。



3択の扉は間違えると最初に戻されてしまうのでマップに混乱する事が請け合い。
マッピングをする事が推奨される。

「アーロンの守り」が必要なので
下記で画像が出ているので印刷するなり書き写してみてはいかがだろうか?
但し、エンディングも公開されてしまっているので注意していただきたい。
 
「FCのゲーム制覇しましょ」まとめ

「話す」コマンドは判定が良くわからず話せない事が多々発生して軽くイラつく。
後、ダンジョン内は一見すると敵にしか見えない奴も味方だったりするので注意が必要。
一度話してみるのがいいかもしれない。

ソフトに凛々しい少年が描かれているが



一応、このキャラクターはプレイヤーの分身という位置づけである。
冒頭で「アルマータ」に召喚されるシーンが半ズボンはいているんだよな…
よくもまぁそんな子供に王国の未来を託せるものだわ…


PS)夜になると町人が逃げるが正面向いている奴がスライドして動いていくサマは何か滑稽(笑)

ここからがネタバレ






















『水のダンジョン』で

「町人を助けろ」「村長を助けろ」「妖精から『クリスタルの剣』をもらえ」

などとダンジョン内でお使いを頼まれるような状態になったので

「この先はさらに難しくなるのか…だる…」


『火のダンジョン』と『土のダンジョン』は
殆ど、殆ど迷わずただ進めていたらボス戦になったので
なんか拍子抜けしたな。

「製作者は『水のダンジョン』で
 あれこれ考えるのに飽き飽きしたんじゃないのか?」

なんて思った程である(苦笑)


3匹のボスを倒すと王国に戻り、
みんな平和になって夜でも外に出歩いている。
城に戻ると王様が突如として敵となり戦う事になる。
そいつがラスボスである

ラスボスはハマるような動きをするのでただ攻撃していればいい。
(土のダンジョンのボスが機敏に体当たりして来るので、回復薬を複数持っていくべき)

そしてラスボスを倒すと
すぐ近くにいるコウモリが下りて来てそいつがお姫様に姿を変える。

姫「私は王の娘です
 父はあなたに会った後あの魔王に
 取りつかれてしまったのです。

 可哀想なお父様」

 しゃがんで顔を抑える姫

姫「どうでしょう。 私と共にこの国を
 治めて行ってくれませんか?

と、「はい」「いいえ」の2択である。
(父親の事を悲しんだと思ったらいきなり国を治めません?
 って何なの…この変わり身の早さ…)

「はい」を選ぶと、城のテラスみたいな所で主人公と姫がいて
星がハートの形になって止まる。
数分待つと動く。

主人公「姫!褒美のキスを」
姫「エッチ!!」

ビンタをされて倒れ込む主人公

姫「どうしたの?起きてよ
 ?
 ああ!!死んじゃった!!

 私、なんて事を
 えぇぇん えぇぇん」

起き上がる主人公

主人公「あぁ 良く寝た
 あれ?姫 どうされました」

姫「なんて人なの! バカ!!」

再びビンタをしたら主人公がテラスから落ちる所で完全終了。
何なの?この空々しい3流コント。
しかも、プレイヤーを数分待たせてコレだからね…
見ているこっちがいたたまれない気持ちになって来るのだが…



では「いいえ」を選ぶと
元の世界に戻してもらえて『アーロン』が偉そうに言ってくる。

「よくぞ戦い抜いた
 君を選んだのは間違いではなかったようだ。
 見るが良い 君の その勇気を
 讃えるため 王国では その
 お祝いをしている所だ」

主人公の石像が立ち
女の子と少年が万歳をしてリスがはしゃぎ、鳥が飛びジジイが石像の周りを徘徊している。

数分待ち続けると姫一人だけ取り残される。

顔を押さえる姫

姫「ああっこれから一人で生きていくのね!!」

そこへ通りかかる男

姫「あら ステキ! 待って!」
 私と この王国で
 暮らしましょうよ」

男「いいですよ。姫様」

そのまま男についていく姫。
それで画面に誰もいなくなりゲームは終える…

この男はゲーム中一度として出ていない初出の男である。
ひたすら

「誰?コイツ」

と、思うだけである…
何やねんこのエンディング。

両方ともスタッフロールは出ない。

『水のダンジョン』で苦戦しつつクリアしたらコレかよ…

2種類とも姫がカス過ぎやしないかい?
王が死んだ今、姫が継ぐ事になるんだろうけど…
これって遅かれ早かれ王国『アルマータ』は滅ぶって事なんだろうなぁ…

アーロン盤という独自要素や
ここまでプレイヤーという救世主が頑張って来た物の全てを台無しにする名もなき姫…
ひでぇな…




「『アーロン』さん!
 ギャグはくどすぎるとゲームそのものを破壊しかねないって事が分かりました…
 で、このゲーム良ゲーなの?」

お守りは示す…
震えているだと?




NO!!(ブルブルブルブル…)



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