髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

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「キャプテンED」 レビュー (ファミコン)

2019-11-08 21:00:48 | ファミコンレビュー
縦スクロールシューティング
CBS・ソニーから発売
1989年8月25日発売


あらすじ
『エド星』にその人ありと
称えられる名宇宙パイロット『キャプテンED』がいた。
平和な日々を送っていたある日、彼の恋人が『キョウ星』の恐怖の大魔王に攫われてしまう。
恋人を必ず助け出すと決意する『キャプテンED』。
だが『キョウ星』へたどり着くには、『七福神』の助けが必要だったのだ。
しかしその『七福神』も、大魔法によって七つの宇宙に幽閉されているという。
『七福神』を解放し恋人を救い出すため、『キャプテンED』は宇宙へと飛び立った。



特徴

・当時活動していた音楽ユニット「生福」(しょうふく)プロデュースのゲーム
 (電源を付けるとまず

  「SHO-FUKU PRESENTS」

  と表示される)

・各ステージのボスを倒すと掴まっている七福神のうち1名を救出出来る。
 七福神によって自機が強化されたりする。

・シューティングの自機にはHPがあり、体力がなくなると死ぬ。

・お金があり、それでアイテムなどを購入する。
 それと、自機の右側に『ハンマー』を持っていてBボタンで叩く。

  ハンマー:『敵に攻撃』
   『敵の一部弾を消す』
   『パネルに埋まっているアイテムを見つける」などの効果がある。

・基本4色(『緑』『黄色』『赤』『青』)のパネルが敷き詰められたステージを進む。

 パネルの意味

 『緑』:進行するのに特に問題はない

 『黄色』:進行するとダメージを受ける。

 『赤』:進行出来ない。
  スクロールに挟まれる事があるがその際はダメージを受ける。

 『青』:その下を『ハンマー』で叩くと出現するアイテムが埋まっている。
  但し、ニコちゃんマークみたいなアイテムを取った時に
  一定時間表示されるだけである。

  『青』をハンマーでたたいた時の種類
   『アイテム』:体力が回復したり、お金が増えたり、
     移動速度が一定時間上がったり、一定時間無敵でパネルの色を無視出来たりする。

   『W』マーク:『おつげゾーン』『トラップゾーン』にワープする。
 
   『おつげワールド』:何人かのキャラクターがヒントと共にパスワードを教えてくれる。

   『トラップワールド』:3種類のお金に関わるミニゲームを行う。

    『トラップ1』:ハイ&ロー
      女がカードをめくるのでそれより高いか低いを賭ける。$50~$250

    『トラップ2』:ポイントロード
      3×4のマスがあり、キャラを動かすと
      マスごとに『+100』か『-100』される。
      1分間でどれだけ稼げるか

    『トラップ3』:アタックドラム
      曲に合わせてAとBボタンでドラムをタイミングよく叩く。
      最初にヘビメタ風の女がお手本を示してくれる。


  『ガソリンスタンド』:お金を払う事でエネルギーを入れられる。

  『コンビニ』:アイテムが売られている。

   アイテムの種類

   『連射砲』:装備しているとその弾の数だけ連射可能。

   『ミサイル』:装備するとその数だけ高威力のミサイルを発射する。

   『翻訳機』:お告げゾーンで一部キャラの言葉を翻訳する。

   『Sハンマー』:一定回数、高威力の『ハンマー』が出る。

   『Sパック』:エネルギー回復

   『卵』:残機(3個まで)

   食べ物(『納豆』『おにぎり』『梅干し』etc):1発だけ貫通弾を放つ。
    つまり武装である。 

   『骨とう品』:買うとそのステージのボスと戦える。

操作方法

十字キー:自機の移動
Aボタン:ハンマー
Bボタン:ショットor指定した武器


点数は測定不能


良い点
・裏ワザが豊富


悪い点
・パネル
・展開が意味不明
・トラップゾーン


良い点の解説

・裏ワザが豊富

 進行が楽にはなる。
 進行をするのは楽にはね…

 ・ボス戦モード(ラスボス以外)

   名前を「きんた」にする。

   ラスボス以外のボスと戦える。


 ・そのステージのボスと戦う。

   ゲーム中にセレクトを押してメニューを開く。
   左上+A+Bを押しながらセレクトトボタン


 ・無敵(一定時間)

   スタートボタン押してポーズをかけ
   ⅡコンのA+Bボタンと
   1コンの右上+セレクトボタンを押しながらポーズ解除


 ・ハンマー連射
   スタートボタンを押してポーズをかけ
   Ⅱコンの左上
   1コンのBボタンとセレクトを押しながらポーズ解除

   すると1コンのBを1回押すと通常1回しかやらないハンマーが
   押しっぱなしにすると連射し続ける。


 ・最終面

   パスワードを

   「えちつえいためくせもあすすららあこやすう」

   と入力するとバグった6面から始まる。
   ここで死ぬと最終面前のボスと対戦し、

   このボスを倒せば最終面に。


悪い点の解説

・パネル

 各ステージ、パネルに埋め尽くされていて背景がない。
 プレイヤーが世界観に入る余地が全くない。

 しかも色違いのパネルに演出は一切ない。

 例えば、
 黄色いパネルであれば
 ダメージを食らうのだから時折、電流が流れるとか
 赤いパネルであれば
 通れないのだから盛り上がって通れないように見えるとか
 そんな事は起きない。

 ただの色違いでしかない。
 音すらなくいきなりHPが減りダメージを受けている。
 やる気あんのか?

   
・展開が意味不明

 上記、パネルばかりの無味乾燥としているフィールドに加え
 このゲームに感情移入させないのが説明不足と唐突さから来る意味不明さ。

 例えるなら
 『A』という薬品と『B』という薬品を混ぜると煙が出ます。
 なんて説明があってから
 『A』と『B』を混ぜて煙を出すなんて話ならまだ分かる。

 が…
 このゲームだと『A』と『B』の薬品を取得した段階で勝手に混ぜ始めるんだよな。

 「え?何これ?
  何で煙出てんの?
  ってか何で混ぜてんの?」

 すべてが置いてけぼりの中、結果だけが起こっている。
 そんな状態が終始続く。
 まぁ…詳しいことはネタバレ欄に記述しよう。


・トラップゾーン

 トラップゾーンが本当トラップゾーンだから嫌になるんだよな。
 お金は稼げるけど時間の無駄なんだもん。

 それほど莫大な額を稼げる訳ではないのに無駄に時間がかかる。
 特に『トラップ3』
 お手本としてヘビメタ女がドラムをたたくのを必ず見る羽目になる。
 曲数は少ないのでかぶる。

 「はよ終われ。このブ○!」

 なんて思っていた。
 せめてお手本見るか見ないか聞いてほしかった。



プレイした感想としては…
まず、スタートボタンを押した直後
『キャプテンED』らしき精悍な少年が

「おれになまえをつけてくれ」

とかいって名前の入力画面になるのだが…

髭人「は?
 コイツの今までの人生は名無しだったのか?
 いや、単にコイツは記憶喪失なのか?」

と、あれこれ疑問をいだくが名前を付けてみると
ゲームはその点について全く触れずに
さも当たり前のようにゲームが進行する。

髭人「久々にコイツは…
 ヤベェゲームに遭遇してしまったかもしれん…」

髭人の悪い予感は見事に的中し
悪い点で指摘した通りひたすらわけわからん展開が続きそのままクリアを迎えた。

説明不足などから意図が全く分からない。
その為、面白さよりも困惑が先に来る。
(まぁ…純粋にゲームの出来も悪いが…)

ゲームの作り方が分からないってんなら分かるが
このゲームの発売は1989年。もうファミコン中期である。
他のゲームプレイすりゃ大体傾向とか分かるやん…
何でこんな事になるの?


「生福」は音楽ユニットという話だが音楽が酷いのは何なん?
名義を貸していただけなんかな?
同じ「CBSソニー」から出たファミコンソフト「聖飢魔II ~悪魔の逆襲!~」のように…

冒頭に「PRESENTS SHO-FUKU」

書いてあったけど

「メインで携わったのが『生福』なら…
 この二人、頭、大丈夫か?」

とすら思えてしまう。
完全にネガキャンじゃないか。

ちなみに「キャプテンED」には元ネタがある。
それは「東京ディズニーランド」で上映されていた
「マイケル・ジャクソン」主演の3Dメガネが必要なムービー「キャプテンEO」からである。
名前をパクるほど感銘を受けた出来だったんだろうか?
このゲームに関連性はあるのだろうか?
しかし、このゲームと関連付けられるのでは
「キャプテンEO」側はいい迷惑だろう。


取り敢えずネタバレ前に1つ。
食べ物を粗末にすんじゃねぇ!!




ここからがネタバレ























おつげワールドでの言ってくる言葉を大体まとめてみた。

サングラス
 「○○(主人公名)よ 『寿老人』と『福禄寿』は仲良しだ」
 「○○(主人公名)よ 『大黒』はシャトルに乗せておけ」
 「○○(主人公名)よ ミサイルはボスステージで使おう」


 「○○(主人公名)よ 『弁天』は『宝船』に乗せなさい」
 「○○(主人公名)よ 『大黒』。『弁天』。『毘沙門』 と、骨とう品6個よ」
 「○○(主人公名)よ 『恵比寿』と『布袋』は力強い味方よ」


坊さん
 「○○(主人公名)よ シの世界は存在する」
 「○○(主人公名)よ お前の後ろに、 レイが見える」
 「○○(主人公名)よ 人間 死んだら みんな はたち」(?)
 「○○(主人公名)よ シ は怖くない」


あれこれ仲良しだのシャトルor宝船に乗せろとかいうけど
何故かは一切、答えてくれない。
お前等の理解だけで話を進めるなよ。バカが。
ステージをクリアすると『七福神』を助けたことになるのだが

「私は寿老人」と言った直後に「私は生方だヨロシク!」とかいうサングラス野郎が出て来る。

「私は福禄寿」と言った直後に「オレ 福田 応援頼む!」

「俺たち 生福 レコード 買えよナ!
 E満たん。」

と言った事で唐突に満タンにしてくる。
何なんだよお前等…
次に助けた各七福神の効果

毘沙門天:攻撃力アップ

寿老人:エネルギー満タン

福禄寿:エネルギー満タン

大黒:宝船をくれる

弁天:踊る

恵比寿:$5000くれる

布袋:耐久力アップ


『弁天』と『毘沙門天』は
男女の仲らしく助けると駆け落ちする。
それを探す事になるのだが…
見つけると

「追わないでって言ったのに+$1000」

何故かお金をもらえる。
そして

『毘沙門天』『弁天』『大黒』と揃えると
突如として合体し始めて『三面大黒』となる。

三面大黒:攻撃力アップ 耐久力アップ

『寿老人』と『福禄寿』がいる状態で6面の骨董品(鏡みたいなの)を買うと
突然2人がコンサートを開き

合体神「生福」というニコちゃんマークになる。

生福:攻撃力アップ 耐久力アップ


『七福神』が全員そろうと惑星につく(七福神だが合体している奴がいるので4人である。)
(ちなみに惑星は『キョウ星』だろうが説明文1つない。)

するとボスが出てくるので倒す。

突如ロボットが出て来てこういう。

ロボ
 「ココ ハ、
  ファイナル ゲート。
  カミサマ ヲ ナラベテ
  クダサイ。」



何故か『三面大黒』『生福』『布袋』『恵比寿』の4人を並べ替えさせられる。
ノーヒントであるが2分間の時間があるので
1つ1つどのように並べたか覚えていれば総当たりでも十分間に合う。
慌てて組み合わせを忘れると辛い…

ラスボス戦は今までシューティングだったのに急にサイドビューアクションである。

操作法

左右キー:移動
下キー:しゃがむ

Aボタン:ジャンプ
Bボタン:銃

体力があるがここで死ぬと即座にゲームオーバーなので注意。


バリアが回転していて弾を吐いて来る。
弾に当たってもバリアに当たってもダメージはある。
ただ弾の方がダメージが痛いので弾を避ける事を意識して
左端でボスの頭に攻撃。
ボスの頭にあまり接近すると一瞬でバリアに削り倒されるので注意。

ボスを倒すと

女が出て来て
「きっと、
 助けて くれる と
 思ったわ♡」

と言って

I HOPE WE SHALL
MEET TO AGAIN


BY 「SHO-FUKU」

「CAPTAIN ED」 END

で締めくくられる。
スタッフロールはない。



な――――んも説明もないので意味が分からん。
上記、ゲーム中展開をそれぞれ並べてみたが理解できた人が果たしているのだろうか?
早々にプレイヤーに『理解』を放棄させてくる展開に開いた口が塞がらない。

恋人は何故、恐怖の大魔王にさらわれたのか…
大魔王の目的は?
『キョウ星』にいくには『七福神』の手助けが必要だから
『七福神』を幽閉したって話だけどこいつらはゲートの鍵ってだけなん?

そこら辺、解明せんと何も始まらんで

敵側の台詞は皆無。
いきなり出て来ていきなり倒すだけ。

「容量が無かった」とかほざくなよ。
だったらトラップゾーンの無駄なモンぶち込んでいる場合じゃねぇよ。


次に表現として
やる事なす事が稚拙。
合体とか驚き要素のつもりなんだろうけど驚きの水準に達してない。
例えばさ…

「髭人マン」

ってヒーロー番組があったとしよう。
通常時は『髭人』でファミコンが大好きであったという設定だったとしよう。
『髭人』はサイボーグであり
ファミコンのコントローラを握る事で変身システムが起動
なおかつファミコンをプレイする事で
上昇した熱中度、集中度、やり込み度などが一定の数値を超える事で
ファミコンそのものと合体し『髭人マン』が爆誕するのだ!!

「つまらん」「下らん」とか
「稚拙とか言っているお前の方も十分、稚拙」とか正論をいうな!
例文だ!!(稚拙なのは認めざるを得んが…)

で、これぐらいの設定が
まぁ…せいぜい『子供騙し』だよね。

変身するにはただの人間じゃ理由として弱いだからサイボーグ設定にして
そして、変身する為の条件があるっていう形である。

このゲームの意味不明さを上記「髭人マン」に当てはめると

「ファミコン好きの『髭人』がファミコンをプレイした時点で変身する」

といった所である。
そんなの

「は?」

で、しかないのだ。
誰もついて来れない中、ゲームが勝手に突っ走っている。
俺だってよ。レビューをするに際して
このゲームを出来るだけ髭人独自に解釈して展開を分かりやすく説明したいんだよ。


ごめん無理やねん。
本当に無理やねん。
力及ばず…ってか歯を立てようとすること自体が無理やねん。

髭人は今まで理解不能なゲームをいくつかプレイして来たけど
本作は結構、強烈だわ。
たけしの挑戦状」よりも酷い。

「たけしの挑戦状」は地図をもらって財宝を見つけるという目的で
道中、理不尽な展開はあるが解決方法は理解できる範囲である。

キテレツ大百科」は展開が意味不明だけど
『夢見鏡』の中での出来事、つまり『夢オチ』として思えばまだいい。

シャーロックホームズ ~伯爵令嬢誘拐事件~」に似た感じだな。
登場人物は皆、ヤクでもやってんじゃないかという疑いを持つゲームである。


それにしても製作側の「生福」以外の人達は卑劣極まりないわ。
このゲーム、流石に「生福」の2名だけで作った訳じゃないんだろう?

冒頭に「SHO-FUKU PRESENTS」なんて銘打っている訳だ。
それでスタッフロールがないという。
つまり自分達は関連を隠しその責任の全てを「生福」にブン投げているに他ならん。

ただ…
「生福」のお二人はその後、ゲームでの曲作りのお仕事をちゃんとなさっているようで
救われてはいるのかな。


しかし!
「生福」以外のこんなわけのわからないものを
生み出して名前は伏せたスタッフよ…


ゲームで
「シ は怖くない」のか…
確かに売上的に(爆)死が怖くなければこんな出来のゲームは世に送り出せんわ。
売上より作り手の精神を疑われるけどね…

「お前の後ろに霊が見える」とか「シの世界は存在する」

流石は常人には見えない物が見えたり行けない場所に行った事が
ありそうな人達が作ったゲームだけの事はある。

それだけがこのゲームで唯一、納得できた要素と言える。

さぁ!
みんなで発売直後に病院へGO!






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