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「まじかるキッズ どろぴ~」 レビュー (ファミコン)

2018-12-28 21:00:45 | ファミコンレビュー
サイドビューアクションゲーム
開発も発売もビック東海
1990年12月14日発売

ゲームタイトル画面では
「MAGICAL DOROPIE(マジカル ドロピー)」という表記である。
『キッズ』の有無は人それぞれなんかな?

あらすじ

ゲームのオープニングを漢字変換で送ろう

 西暦 1999年
突如として現れたロボットの大群
”悪玉帝国” により 世界は
壊滅の危機に陥っていった。
”悪玉帝国” は世界各国に
全面降伏を 迫り これに対して
世界中の国々は それを断固として
拒否し そして…………………
”悪玉帝国” の 総攻撃が
始まったのである。
”悪玉帝国” は 地球上の
各地に大基地を構え そこを拠点と
してロボットを繰り出し 地上に無差別な
攻撃を加えていた。
 その強さ圧倒的で 各国の
最新鋭の軍備でさえ 歯が立たず
世界が ”悪玉帝国” に 支配
されるのは 時間の問題であった。

――― しかし 今。

  杖を手にして逃げる少年。追って来る空飛ぶロボット
  杖をかざすと杖が光り出し追ってきたロボットが破壊された。
  その直後、魔女の女の子が現れ驚く傭兵の少年『カゲマル』に対し
  女の子は

「あたしどろぴー!」

  『カゲマル』が言う。

カゲマル「驚いたな まさか 本当に
 魔法使いがいるなんて」

どろぴ~「私を呼び出したのは 君?」

カゲマル「ああ…」

どろぴ~「あたしみたいな魔女に 何の用なの?」

カゲマル「――― 世界が
 世界が危機に 陥っている あんたの
 助けが必要なんだ どろぴー!!」


『どろぴ~』は悪玉帝国を壊滅させ
世界に平和を取り戻す事が出来るのか?



特徴
ロックマン』に酷似している。

類似点
・アクション時の見た目
 (キャラの丸い目、走り方)
・無限に撃てる弾
・左の体力ゲージ
・針接触で死亡
・死亡時は全方位に火花のようなものを散らす。
・武器(魔法)を変更すると衣装の色が変わる。


異なる点
・ステージクリア型(1つのステージに3つのエリア+ボス)
・こちらの攻撃は壁を貫通しない。
・通常状態で上方向に攻撃が可能。
・しゃがむ事が可能。
・最初から多数の武器(魔法)を所持
・魔法使用に専用エネルギーはいらない。
・同一の場所で雑魚を倒し続けても敵はアイテムを出さない。
・コンテニュー時はステージ最初
・水中ステージでは酸素ゲージがあり、0になると体力を徐々に消耗する。


ロックマンシリーズによっての違い…
・E缶などの所持できるアイテムがない(「ロックマン」にはなく初出は「2」から)
・パスワードがない(「ロックマン」にはなく初出「2」)
・溜め撃ちが可能(「ロックマン」~「3」にはなく初出は「4」)


操作方法

左右キー:移動
下キー:しゃがむ
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:攻撃

 Bボタン長押し→離す:溜め攻撃
 上キー+Bボタン:上部攻撃

スタートボタン:魔法選択
セレクトボタン:ポーズ

[武器の特性]

 ノーマル:通常攻撃、直線的に飛ぶ、溜め可能。

 ファイア:選択した時点で全画面攻撃、この時HPの半分を使用、
  HPが半分以下だと発動しない。

 アイス:溜めて攻撃すると相手を一時的に凍らせノーダメージで通り抜けられる。
  (炎など一部の地形にも有効)
  溜めないと通常攻撃と同じ

 ボール:壁に反射する弾を撃つ(溜め不可)

 シールド:溜めて撃つと
  『どろぴ~』前面に一時的に敵の攻撃を弾くシールドを設置する。
  ※設置という形なので『どろぴ~』の動きには合わせて動くことはない。
  溜めないと通常攻撃と同じ

 ホウキ:『どろぴ~』前面に設置(溜め不可)
  弾を下以外の撃った方向に動き出す。
  つまり左右と上には移動可能。(下方は不可)
  ホウキに乗った状態でジャンプすると速度を上げ、壁接触で消滅する。


点数は55点

良い点
・『どろぴ~』がカワイイ。

悪い点
・攻撃が壁を貫通しない。


良い点の解説
・『どろぴ~』がカワイイ
 オープニングやステージ間では若干のムービーがある。
 「忍者龍剣伝」的ではある。
 そこでの『どろぴ~』は可愛らしく表情も豊富。



↑:パッケージの『どろぴ~』はややキツそうな印象。


悪い点の解説
・攻撃が壁を貫通しない。
 敵は地形無視して動き回る奴がいるのに
 こちらは地形で消えるので手出しができない。
 壁の中の敵を倒すのは絶対に不可能って訳ではないが
 『ファイア』という全画面攻撃で倒せるが体力を半分も使う技である。
 雑魚に使用する理由はない。
 そしてそんな仕様なのに1-1から壁が多めのステージ構成。


・エリアクリア時体力回復しない。
 1ステージ3エリア構成。 
 そこをクリアしても体力は継続である。
 結構しんどい。


・コンテニュー時はステージ最初。
 1-3やボス戦でゲームオーバーとなって
 コンテニューして復活すると1-1からの再開である。
 1-3から再開させーや。



仕様やらステージ構成が結構キツイ。
1-1からワイリー面、終盤ぐらいの難易度の印象。
その為、本家『ロックマン』の遊びやすさや偉大さが身に沁みて来る。
なまじロックマンに寄せるから比較されてしまうんだよぁ…

とは言っても、何度も何度も繰り返して
体に『どろぴ~』の動きを染み込ませれば何とかなる。
それに、裏ワザでの救済があるのでそれを活用すればラストステージまではいける。
クリアはちとテクニックがいるけどね…




裏ワザ

・『どろぴ~』のコスチューム変化
 タイトルで
 2コンで『上上下下左右左右ABAB』と入力し
 1コンでセレクトボタンを押しながらスタート

・キャラを『カゲマル』にする
 タイトルで
 2コンで『上上下下左右左右ABAB』と入力し
 1コンでセレクトボタンを押しながらAボタン

※コスチューム変更しても、キャラを『カゲマル』にしても
 『どろぴ~』と性能は同一((魔法)武器の変更も可能で使い勝手も同じ)
 ストーリーも変化なしである。


うう~ん…
何と言うコナミコマンド。


・無敵
 タイトルで
 2コンで『上下上下左右』入力し
 1コンのセレクトを押しながらAを押す。
 ボタンはデモが流れるまで押し続ける。

・ステージセレクト
 タイトルで
 2コンで『上下上下左右』と入力し
 1コンでセレクトを押しながらAボタン
 ボタンはすぐに離す。

※ステージセレクトすると「11」と表示される。
 二桁目はステージ、一桁目はエリアとなる。
 エリアで「4」を選ぶとボス戦となる。
 但し、「54」と選ぶとバグるので注意!


そういえば本作は海外でも出ていて

「The Krion Conquest」

というタイトルで発売されている。
但し、ムービーはオープニングのみで他のステージやエンディングはカットされている。
(劣化版やないか)
主人公の名前は『どろぴ~』ではなく
『FRANCESCA(フランチェスカ)』だそうだ。



ここからがネタバレ






















5面はボス3連戦である。
上記ステージセレクト技を用いて「53」から開始してもボスの最初からである。
体力回復はない。頑張って倒すしかない!!

ちなみに、2戦目のボスは『偽どろぴ~』である。
「ロックマン1」や「3」でも出て来たよな…
偽物…


ステージクリアすると「忍者龍剣伝」のようにムービーが挿入されるが
登場キャラが

『どろぴ~』『カゲマル』『極楽機神帝』

と、敵含めて3人しかいないのでやや盛り上がりに欠ける。
(ステージ1クリア時に敵の雑魚が1匹出ているが)


ストーリーの過程を追っていくと…

『極楽機神帝』はかつて魔界を荒らしまわり
その結果『どろぴ~』に封印されていた。

今、動いているのは機械だらけの体にしたが故にである。
だから『極楽機神帝』は『カゲマル』を人質に取り
封印を解けと迫る。

どろぴ~「これが ”封印の石” これさえ
 壊せれば」

既に瀕死の『カゲマル』と石とを交換する。
『どろぴ~』は『カゲマル』の身を案じるが
『カゲマル』は言う。

カゲマル「オレは…国にやとわれた…傭兵…
 オレの使命は 機神帝を倒せるもの…
 …あんた…を探し出す事だった……
 その使命は…果たした……後は……
  後は…あんたが―――――――」

どろぴ~「かっ…カゲマル!?」

カゲマル「―――…い…け……奴の封印が…
 ……解かれる……」

どろぴ~「機神帝! 見てなさいよ!!」

『カゲマル』に言われて彼をおいていく。
最終的に封印を解いた『極楽機神帝』を追い
宇宙基地に移動し『極楽機神帝』を倒し…


極楽機神帝「私は 封印されてからは
 静かに人間界で眠っていたのだ……
 ………だが人間どもがそれを壊した
 ―――――人間どもは 私が眠って
 いた土地を 開発という名目で
 踏みにじり 自然を破壊した………
  ………私はそれを 許せなかった
 ―――人間を 許せなかったのだ………」

どろぴ~「…それでも… あなたのしたことは
 間違ってたよ……」


極楽機神帝「――――……… 早くここを
 脱出しろ………
 もうすぐこの基地は… 爆発する


 …さらばだ………」

 基地から宇宙船で脱出した『どろぴ~』だが浮かない顔である。
 そこへ通信が入る。

カゲマル「どろぴー!
  どろぴー! 無事か?!」

 通信の主は包帯で巻かれていた『カゲマル』であった。

どろぴ~「カゲマル! あなた 生きてたの?!」

カゲマル「あんたが行ったあと 仲間に助け
 られたんだ! 今からカプセルの回収
 に そちらに向かう!」

どろぴ~「うん!」


スタッフロール。



『ロックマンもどき』とか『魔女ロックマン』とか
ロックマンを『岩男』と称するの対として『岩女』とか
言われてきたけども…
裏ワザで「コナミコマンド」を流用している…
ここまで来たら全方位でもどきってしまえばよかったのに

上記の瀕死の『カゲマル』を返してもらう所なんかは…
怒りの『どろぴ~』が振り返りつつ

「お の れ 機 神 帝 !」

と、画面がフラッシュするとか…

サブタイトルに

「そして伝承へ」

にするとか

キャッチコピーが

「オープニングから驚くんじゃない」

にするとか
ゲームの背景に『ロック〇ンの墓』なんてものを入れるとか

ゲームの終わりに

「ゲームは~ビック東海~♪」
(これは無理矢理)

なんて音を入れるとかね。
そこまでやりたい放題にやっていたら
ある意味伝説になっていたんじゃなかろうか?
各社一斉に抗議に出たら担当者は謝罪行脚で死ぬかもしれんけど(苦笑)


しかし、ゲーム性はともかく
可愛らしい『どろぴ~』はもうちっと色んな所で派生していっても
よかったんじゃないかねぇ~。
続編を作ってもいい。

「まじかるキッズ どろぴ~2 ~極楽機神帝の謎~」
「まじかるキッズ どろぴ~3 ~極楽機神帝の最期!?~」

ってな感じのシリーズで(笑)

あ…そうそう。本家『ロックマン』の方が
(さりげなく本家とか本作が派生作品みたいに言うな)
2018年の10月2日に「ロックマン11」が
『Nintendo Switch』『PlayStation 4』などで
リリースされるとのことだが
(これ書いているの2018年6月中旬)
ダウンロードコンテンツで『どろぴ~』を使えるようにしたら
ファンはむせび泣くだろうな。
いや、揉め事を再燃させるだけか…(苦笑)


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