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フルスクリーンの迫力

在職時代に住んでいた新座市の隣、大泉学園にシネコンがあったのだが、映画を観る時は必ずと言っていいほど銀座まで出ていた。要はシネコンの貧弱な画面が気に食わなかったのだ。銀座マリオンの日劇は7.20m×17.30mという大画面に加えて、ゆったりとしたシートが魅力。今でこそゆったりシートは当たり前になっているが、ここ出来た当時、一般の映画館はお粗末でギチギチサイズのシートばかりだった。

去年の5月に関西に戻ると市内にシネコンがあった。バイクで10分もかからない所にある西宮ガーデンズ。ここに連夜通ってしまった。いきさつは先日ここへ書いた通りで、行こうと思いながら気が付いたら上映終了寸前だったというアホウな話。この最後に観たのが“ホビット 決戦のゆくえ”。いい歳こいてホビットかよと言われそうだが、トルーキンファンだよ。文句あるか!(笑)

この“ホビットの冒険”は指輪物語のプロローグと言ってもいい。実際はホビットの続編が指輪物語という位置付けであり、これを先に読んでおく方が良かったと思ったが、後の祭り(笑)買ったのは指輪を読んでからだった。内容から子供向けと思われるだろうが、大人も充分楽しめる本だ。



福島原発事故の直後、栃木ですら外出を控えるようお達しがでた。外で遊べないんじゃ退屈だろうと小学2年生になる友人の娘にこのホビットを送った。すぐに親からお礼の電話がかかり『有難う。面白かったわぁ~』・・・ちょっと待て、送ったのは娘宛てだ、おめーじゃねえ(笑)。そう、親をして一晩で読ませる面白さがこの本にはある。

映画は3時間近い大作であり3部作にしたおかげでかなり原作を忠実になぞっている。指輪と同じく実写の背景はニュージーランドだという。これを見るならやはり大画面が良かった。ドラゴンのCGもマリオン(日劇)のスクリーンに写せばもっと迫力が出ただろう。

余りけなしてばかりでも申し訳ないので一言付け加えたい。確かに映画を観たシネコンの小部屋はたいした大きさではないが、ここの11番スクリーンが最大サイズで、なんと大きさは8.1m×17.9mもあるという。日劇の大スクリーンより大きいのだが、ここで観ようすると話題作の封切り直後でなくてはならない。

いやぁ~、シネコンにはシネコンなりの努力が要りそうだ(笑)
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