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不思議な広告

前から気になっている新聞広告がある。関東にある予備校の広告なのだがいつも全面広告。それだけなら驚かないのだが出てくるキャラクターが変わっている。なんとヤマトタケルに楊貴妃。なんなんだ?この組み合わせは。どちらも出演料はいらんだろうが、訳が分からん(笑)。

予備校の所在地が神奈川、東京、埼玉、千葉に限られているので、恐らくこの広告を見られるのは上記住人だけかもしれないが、とにかく変わっている。今度、関西の友人たちに見せようと取ってあるくらいだ。

さらにおかしいのは、このヤマトタケルと楊貴妃、どうも同一の男性が扮しているようなのだ。そして小林幸子メークな楊貴妃の横には怒涛の英語力というタイトルが・・・楊貴妃は英語得意なんだっけ?驚くべきことに、この広告はさらにキャラを増やしてきた。なんと孔子、老子が追加(この順番に余り自信はない、前後しているかも)。意味不明度益々高まる。

そしてその内に縄文太郎なるキャラが登場した。これが最高。長袖のTシャツは肉襦袢のつもりなのだろうが、下は腰ミノ(笑)いくら縄文でも腰ミノはないだろう。おまけに頭はカーリー・・というより一昔前のオカン頭。ソバカスだらけで、ゲジゲジ太眉毛の下には、牛乳瓶底メガネを鼻に乗っけ、石ヤリを持っている(オイ・・・笑)。肩からは選挙の候補者かと思えるような白い布に『縄文太郎』と書かれたものをたすきがけに(爆)。これを見たときの脱力感はすごいぞ。

最新作を見て更にぶっ飛んだ。ヤマトタケルと縄文太郎はそのままなのだが、農薬ギョーザの影響か中国系が消えた。その代わりにテスト用紙らしきものを持った北京原人、ネアンデルタール人、クロマニヨン人が縄文太郎の下にいる。だんだんに進化して縄文太郎になった???。極めつけはレオナルド=ダ=ビンチにダーウィン、ミケランジェロですぜ。

ミケランジェロはトーガ(古代ローマ風のシーツを被った様な上着。ウィキペディアでトガが正しく、トーガは間違いと息巻く御仁がいる。英語では間違いなくトーガ、世に通じん言葉を広めてどーする)を着ている。ちょっと時代背景が(笑)・・・さらにミケランジェロのすごいのはどう見ても女性にしか見えないラファエロをお姫様抱っこしている。

入試には世界史もある。ミケランジェロをローマ時代の天才、ラファエロは彼の愛人と書く受験生が出たらどーする(笑)。彼の作品は女性的な優美さを持つという意味で女性にしたのかなぁ?しかし、彼女の頭の上にある天使の輪ッカはなんだ。ここのキャラで今を生きてる奴はおらんちゅうねん。乗せるなら全員輪ッカだろ。なんでラファエロだけ??

どーです。濃ゆいCMでしょ。しかし。みすず学苑はこの広告で一体何を言いたかったのだろう。広告批評の元編集長、天野祐吉さん。是非解説して下され。
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