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京の台所(その1)

最近の築地市場で感じるのだが、早朝を過ぎると仕入のプロがいなくなり観光客に取って変わられる。観光客は我が物顔で歩き、市場の関係者は客を邪魔者扱いしている。特にどでかく丸いハンドルを持つ動力車(ターレットと呼ぶそうな)の運転手はその傾向が著しい。賭けてもいいが、双方の意識が変わらない限り、今に大きな事故が起こると思う。

ここ錦市場も朝のプロ、昼からは一般客と観光客と言う様に築地化が進んできたが、大抵の店は築地よりは賢く、観光客を積極的に受け入れている。それでも『ぽーっと来ただけの客に、買うて欲しないねん』というヘンコな主人もいる。そもそも、ぽーと来た客に買って貰うのも市場の使命だろうに(笑)

最近の錦は東西に関所が出来た。まずは西の関所、『大安』。元々は牡蠣の卸売で有名な店だったが、市場では小売りもしていた。数年前からは小売りを止めこの牡蠣居酒屋?(レストラン?)になった。平日なのでいつもの行列は出来ておらず、つい吸い込まれてしまう。



この季節限定の名物、生牡蠣。ここから卸してもらった料理店では年中生で食べられるのに、ここで食べると通常は焼牡蠣になり生は真冬しか出さない。↓ 得意の『何でもいいからスーパードライ以外』をオーダーしたら黒ビール。これもブランドはスーパードライなんですが。ま、黒だから許そう(笑)。酒は酒呑童子の冷。





↑ ここの酢牡蛎は生でなく湯振りをした牡蠣を使う。味が凝縮されて旨味が増して、いける。最初の生より美味かった。牡蠣居酒屋になってからは刺身も出るようになった。↓ ヒラメ刺し。



ここで時間を使うとあとの買い物が間に合わない。関所を早々に切り上げ、斜め向かいの餅屋でナマコ餅2種を買い求める。↓ 草餅と粟餅、同じクラスで同じ値段なのに草餅が大きいのは搗き立てで、まだ柔らかいから。



あと正月用の餅も入用なのだが、ここ畑野軒さんの餅は京都の丸餅。我が家は角餅に決まっているため、市場中央の餅屋に移動。結果から言うとこれが大きな間違いだった。

どーゆー間違いかは・・・ここに続く

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