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はるばる来たぜ石山ぁ~

就職で生家を離れ、その後は浜松と埼玉に住むことになった。行く先々で『京都の東山より東は鬼が住む所と思ってた』と放言し、石を投げられてきたワタシ。同僚からは『関西至上主義』と言われていたが、それが関西人(笑)。しかし考えてみれば、これは山科や大津辺りの人にも失礼な発言かも(笑)・・・かもじゃなく絶対に無礼。ゴメン。

とはいえ、南草津にマスタッシュというライブハウスがあった頃は、ゆっくりしたい為に駅前ホテルを取っていた程だ。実の所、JRに近ければ電車に乗っているのは1時間弱。時間的には拾得やラティーノの方がかかるのだが、京を過ぎると突発事故が怖い。以前石山のお店を予約していた時はうちから行ける全ての電車が台風の為に京都を過ぎた辺りで止まったことがあった。

8日は恐る恐る?石山にあるFour Barsという初めてのお店にサカチマキの予約をする。ここにも何回か上げたがFridgeの女性陣、酒井ちふみちゃん(g/Vo)静沢真紀ちゃん(g/Vo)のDuoがサカチマキ。早めに行って軽く食べようと駅前のマックを見たら高校の学食と化していた(笑)。お前ら、他に行くとこ無いのか!!・・・多分ない(爆)



オーナーの奥さんが3曲ほどOAをやってから、サカチマキのスタート。いつもは対バンありで1ステージが多いが、今日は2部制にしたとか。持ち歌そんなにあったか??(笑)。後で聞いたら直前に何曲か仕入れたそうな(笑)。



おかげで、あ、これ二人じゃ初めてかもと、新鮮な気持ちで聴けた。十八番のWater Is Wideって本当にいい曲だと思う。イギリス辺りの曲という言い方は大正解で、いろんな意見があって良く判らない。歌詞と違い、楽譜で残さない限り曲は判らなからなぁ。ただ、英国に留学中だったザッキーがイギリス人にこんな曲知らんと言われたそうなので、スコットランド・アイルランド辺りが怪しいか。僕はアメリカ人のPPM版を聴いて育った。



『(押さえるの大変だから)B♭の曲はやりません』と言いながらも最近はイントロのアルペジオを弾くようになったサカチー。恐らくプロの中では促成上達度ベスト5に入る(笑)。



この人は別の上達度か。アコギという一見ブルースから見たら遠回りが良かったんじゃないかというのが僕の感想。ブルースなのにペンタトニックを越えた自由奔放な演奏が凄い。



一部終了で一休み。隅に座ったオッサンが壁にもたれるのはいいが、真紀ちゃんのシェラトンを揺するのが気になる。ストッパー付きのホルダーなので落ちることはないけど・・・そもそもこのオッサン、来た時も荷物を置くため目の前にあるスピーカーを勝手に向きを変えるという蛮行を仕出かした奴なんでね。危ないなぁ。



たまにはこんな変な人もいるけど、マスターつながりでやってくる人が多い、地域のライブハウスはアットホームな感じがいい。終ってから花束を渡され・・・『写真撮って』とお二人さん。

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