喫煙は論外だが、読書に関しての背伸びは悪くない。第一難しい本に挑戦出来るのは学生時代だろう。少なくともぼーずは会社に入ってまで小難しい本を読む気にはならない。でも、判らんなりに無理して読んだ哲学書は、いいコヤシになってると思う。
ぼーずが小学生4年の年にボーイズライフと言う月刊誌が小学館から発行された。これが小学生にはちょっと背伸びをさせられた雑誌だった。まず読み物が多くマンガは1~2編しかない。読み物は科学的なものから空想の世界、あるいはアマゾンやボルネオの秘境、冒険モノとジャンルを選ばなかった。
いつ読んだかはうろ覚えなのだが、確か5年生の時に幼稚園からの友人宅で、彼の兄さんが読んでいたものを読ませてもらったのが最初の様な気がする。実は小学生にしては少し内容がませており、母は購読を嫌がった覚えがあるが、6年生になった頃は欠かさず読んでいた。
新しい購読層を狙う為か、小学館も気合が入っており、核戦争後の世界を描いた、矢野徹氏の「地球0年」斎藤道三の一代記を漫画にした横山光輝の「片目猿」などは今読んでも名作だと思う。当時売り出し中だった生島治郎を起用した、学園闘争がテーマの「ふりかえらずに、走れ!」 は陳腐な学園ものをはるかに凌駕していたと思う。
海外ものを紹介することもあり、良く覚えているのはE=E=スミスの名作。『銀河パトロール隊』(レンズマンシリーズ第1巻)の翻訳を載せてくれた事だ。この後、シリーズのファンになり創元SF文庫の1~7まで揃える事になる。今年の夏休みに読み返してみたのだったが、やはり面白かった。これ以外にもベルヌの地底探検もここで読んだのではないかと思う。
漫画ではさいとうたかおの007シリーズでジェームズ=ボンドを知る。親に頼めなかった子供ぼーずは従姉にねだりゴールドフィンガーを観に連れて行ってもらった事がある。ボンドガールの一人が金粉を全身に塗られ殺されるのだが、残虐さと色っぽさに戸惑ったものだ。あんなきれいなねーちゃん殺してどーする。勿体無いと思っていた(笑)。センダンは双葉よりエロかった・・かも。
ここに続く
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