東松島市社会福祉協議会のブログ

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キャップハンディ講座

2016年09月20日 | 日記
 赤井南小学校で9月14日、4年生の総合的学習の時間を活用して
キャップハンデ体験教室が開かれ、児童41人が東松島市社会福祉協議会や
東松島市キャラバン・メイト協議会に所属する専門スタッフから認知症について学びました。

体験教室では、まず「年をとるってどんなことだろう?」から
「認知症ってなんだろう?」を説明しました。

図解した脳の症状を大小のポリバケツに例え、
一つ一つの行動をカラーボールにして発症した場合、
脳が縮小する仕組みです。

容量が小さくなった(脳に例えた)ポリバケツにカラーボールを投げ入れると、
漏れたカラーボールは、特徴的な「覚えられない」、
「わすれてしまう」、「おもいだせない」の症状になる仕組みを説明しました。

福祉施設のケアマネージャーらが親子に扮した寸劇では、
おじいさんが何度も「ご飯食べた?」と娘に聞く場面を、
{どんなところが認知症なのだろう?」か、と児童に問いました。

また、「今日は水曜日だよね」と何度も聞き返すおばあさんに、
「望ましい接し方」と「不適切な接し方」を披露して「みんなだったらどうする?」と、
おばあさんの気持ちとお母さんの行動について考えてもらいました。

児童はとても熱心に聞き入り、最後のまとめでは、
「認知症は脳の病気が原因で、生活に困った状態になること」だから、
「おじいさん・おばあさんや困っている人にはやさしくね」にハーイと大きな返事をしていました。

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