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官僚のレトリック―霞が関改革はなぜ迷走するのか

2010-09-20 14:58:09 | 読書

官僚のレトリック―霞が関改革はなぜ迷走するのか

官僚のレトリック―霞が関改革はなぜ迷走するのか

  • 作者: 原 英史
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本


霞が関改革、国家公務員制度改革を担当されておられ方がまとめたれた事実。
そっか、そういうことなんだなぁ・・・
今の民主党何とかしてよ・・・といいつつできるかなぁとすごく不安になる本。

民主党がいう「脱官僚」実現のための五箇条が一番最後にまとめられているので、下記に書いておく

1)官僚を使いこなす前に、まず官僚を選べ
2)閣議を「お習字大会」から討議の場にせよ
  ・・・閣僚は「各省の代弁者」より「内閣の一員」たれ
3)「人事院」と「身分保障」を廃止し、「官僚は特別」論を駆逐せよ
  ・・・「官僚主義」の根元である公務員制度を抜本改革せよ。
4)改革の戦術論は、過去の成功と失敗に学べ
  ・・・全体像を描きつつ、同時に、急所の改革を先行実施せよ
  ・・・「プロセスの公開」を武器とせよ
5)「脱官僚」に足る政治家を揃えよ

本を読み進めている中に公団改革、独立行政法人改革なども出てきます。
一番びっくりしたのは法律で決定した事項を閣議決定=省令レベルでひっくり返したものがあるとのこと。法律に省令が勝っちゃうなんてどういうコトなんでしょうね?それを政治家、政府、閣議が通している訳なんだから、本当にどうなっているんだぁ・・
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