hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

彼岸花(曼殊沙華)

2021-09-20 | 花・ガーデニング
鮮やかな500万本の彼岸花が咲き乱れることで有名な埼玉県日高市の
巾着田曼珠沙華公園「曼珠沙華まつり」は
今年も新型コロナ感染拡大防止のため、中止になったそうです。
彼岸花は、花が咲く前に、全て刈り取られてしまったそうですが、
お世話して下さった方々は、さぞ残念だったことでしょう。
来年こそ新型コロナが終息し、美しい彼岸花が見られることを願っています。


(2021.09.16撮影)一番花咲き始め

2017年9月19日、その巾着田曼珠沙華まつり日和田山ハイキングに行った時
日和田山麓の農家の無人販売で買った、彼岸花が咲き始めました。
昨年の咲き始めは、9月28日でしたので、2週間早い開花となります。
彼岸花は、気温が下がり出すと成長を始めるため、
残暑が厳しい年は、開花が遅れる傾向にあるそうですが、
今年は9月に入り、天候不順で雨が多かったので、開花が早まったのでしょう。


(2021.09.17撮影)一番花開花

球根は5個100円で売られており、2018年は2本のみ開花、
2019年、2020年はそれぞれ5本咲きました。


(2021.09.19撮影)

9月18日は台風の影響で大雨が降り、写真は撮れませんでしたが、
この時点で、5輪咲いていました。


(2021.09.19撮影)

あと1輪、小さな蕾があるので、数日後には咲くでしょう。
彼岸花は野の花だと思っていたので、一年毎にどんどん株が増えるものと
思っていましたが、4年がかりでやっと1株増えただけです。


(2021.09.19撮影)

花が終わると葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、
多年草としては珍しい性質を持っています。

秋風に枝も葉もなし曼珠沙花 正岡子規

彼岸花の別名は曼珠沙華。
「曼珠沙華」は天上の花という意味を持ち、
おめでたいことが起こる兆しに赤い花が天から降ってくるという
仏教の経典によるものだそうです。

曼珠沙華の言葉を聞くと想いだすのが異国情緒あふれる「長崎物語」。
赤い花なら曼殊沙華…で始まる曲です。
江戸時代のジャガタラお春⦅鎖国によってジャガタラ(ジャカルタ)へ
追放された、長崎生まれの混血女性⦆をテーマとした歌です。
私が生まれる7年前の歌で、いつ覚えたのかわかりませんが
歌はよく知っています。

長崎物語



コメント (16)
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