hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

松竹大歌舞伎

2017-07-02 | おでかけ

7月1日
中村橋之助改め八代目中村芝翫 親子同時襲名披露
「松竹大歌舞伎」を卓球のSさんと観てきました。
歌舞伎を近くで観られる機会なんてめったにないので、
チケットを手にしたときから
この日が来るのを楽しみにしていました。



最初の演目は
長唄獅子連中『猩々』

中村梅花演ずる酒売りのもとに
中村錦之助・橋之助・福之助が演ずる三人の猩々が登場し
めでたい踊りを披露するものでしたが、
舞台装置から役者の衣装まですべてが豪華で美しく
ただただうっとりと美惚れてしまいました。

次は
八代目 中村 芝翫 襲名披露
四代目 中村橋之助 襲名披露
三代目 中村福之助 襲名披露


袴姿の襲名披露三名と幹部俳優が舞台に並び
襲名披露の御挨拶がありました。

最後は
一谷嫩軍記『熊谷陣屋』

主な登場人物
熊谷直実 中村 芝翫 
相  模 中村 扇雀
堤 軍 次 中村橋之助
     中村福之助
藤 の 方 市川高麗蔵
弥 陀 六 中村 歌六
源 義 経 中村 梅玉

あらすじ(パンフレットより)
一の谷の合戦後、源氏方の熊谷直実の須磨の陣屋には、
熊谷の妻相模が訪れている。
陣屋に戻った熊谷は、初陣を飾った息子小次郎の身を案じる相模に、
小次郎の様子や平家の公達敦盛の首を討ち取ったことを明かす。
すると奥から敦盛の母の藤の方が現れ、熊谷に打ちかかろうとするので、
熊谷は立派だった敦盛最期の様子を丁寧に物語る。
そこへ、源義経が現れ、敦盛の首実検が始まる。
熊谷は、陣屋脇の桜の木の制札を引き抜き、首桶の中の首を義経に見せる。
その首は…

人生の儚さが胸を打つ義太夫狂言屈指の名作を、
新芝翫が襲名披露狂言として、四世芝翫の型で演じました。

幕明けの台詞、陣屋脇の桜の木の制札に書かれていた
「一枝(いっし)を切らば一指(いっし)を切るべし」と
熊谷の幕切れの台詞
「十六年は一昔、夢であったなぁ・・・」が印象的でした。 



お土産:豆菓子1つ350円

会場でいただいたパンフレットの中に、
「月イチ歌舞伎が映画館にやってくる!」というのがありました。
歌舞伎に疎い私は喜びましたが、近くの映画館では上映されていない様子、
ぬか喜びに終わりました。
コメント (6)
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